第23週目 泥の獣達の一週間
霊障見舞金として3000cの資金が送られました
◆日記
「おはよう」
「オハヨウ」
「…………。」
三者三様に声を出す。
一人は研究者のような男
一人は影を纏ったようなシルエット
一人は、間違いのない異形
それぞれが一つの塊に話しかける。
卵にも見えるソレに、話しかける。
研究者は、これまでの観測したものを、それについての感情を。
人影は、それまでの受けた痛みや欲望の快楽を与え、噛みしめる。
異形は、ただ欲していたという過去の痛みを思い出し、慟哭する。
ひとつかみの細胞から、泥にまみれた物体から、逃げ出したい程の感情から産まれた我々は、ついには3つに別れ、戦場で舞った。
ひとつは常に観測し。
ひとつは常に喜び。
ひとつは最後まで求めて手に入らなかった。
自己を定義できず、ひたすらに観測するしかなかった私。
受ける痛みにしか価値を見いだせず、ただ戦場だけが生きていくための必要なものだった私。
霧の向こうに「it」を見出し、晴れ間と共に失った私。
そして今、最後にここに最後の私が居る。
ここは私の中。 時間が止まった場所。
私が呟く「この子はどこで生きるのだろうか。」
私が答える「彼女と共に、結局は世界は終わらない。」
私が嘆く「また一人になってしまう。」
結局のところ、私達はどうしようもなく寂しがり屋で。
どうしようもなく誰かを欲して。
そして誰も手に入れられなかった者たちの集まりなのだ。
どんな輝かしい戦果をどんな栄光を、どんな物語を作ろうとも、それを話す相手も、語ってくれる人も、私達には存在しなかったのだから。
「この子には、どうか友達が出来ますように。」
「この子には、どうか痛みだけを糧にしない生き方が出来ますように。」
「この子には、どうか我々を残しませんように。」
異形は、どこまでも異形だった。
それでも人に近づこうと、何度も形を作り、何度も失敗し、その度に異形になった。
この子には美しい手足をあげよう。この子には整った仮面をあげよう。この子には風に吹かれて輝く髪をあげよう。この子には、ビロードのような肌をあげよう。この子には、陶器のような骨をあげよう。この子には、赤く輝く瞳をあげよう。この子には、人の形をあげよう。この子には、あの素晴らしい味だった肝臓をあげよう。この子には、あやとりをして遊んだあの青白い腸をあげよう。この子には、この子には、この子には。
そう、私達のようではなく。
私達のようではなく。
私達のようではない、人の姿を。
どうか、私よ。
私達よ。
この子には。
人に愛されるに相応しいものを。
霧の世界で、それだけが私達の望みなのだから。
もう、届かない彼女の面影でも、それは私達の望みなのだから。
さようなら
さようなら
さようなら。
たとえ私達が滅んだとしても、君だけは残るだろう。
どうか素晴らしい世界を、君に。
私達は、この世界に残していっておくれ。
バイバイ。
「オハヨウ」
「…………。」
三者三様に声を出す。
一人は研究者のような男
一人は影を纏ったようなシルエット
一人は、間違いのない異形
それぞれが一つの塊に話しかける。
卵にも見えるソレに、話しかける。
研究者は、これまでの観測したものを、それについての感情を。
人影は、それまでの受けた痛みや欲望の快楽を与え、噛みしめる。
異形は、ただ欲していたという過去の痛みを思い出し、慟哭する。
ひとつかみの細胞から、泥にまみれた物体から、逃げ出したい程の感情から産まれた我々は、ついには3つに別れ、戦場で舞った。
ひとつは常に観測し。
ひとつは常に喜び。
ひとつは最後まで求めて手に入らなかった。
自己を定義できず、ひたすらに観測するしかなかった私。
受ける痛みにしか価値を見いだせず、ただ戦場だけが生きていくための必要なものだった私。
霧の向こうに「it」を見出し、晴れ間と共に失った私。
そして今、最後にここに最後の私が居る。
ここは私の中。 時間が止まった場所。
私が呟く「この子はどこで生きるのだろうか。」
私が答える「彼女と共に、結局は世界は終わらない。」
私が嘆く「また一人になってしまう。」
結局のところ、私達はどうしようもなく寂しがり屋で。
どうしようもなく誰かを欲して。
そして誰も手に入れられなかった者たちの集まりなのだ。
どんな輝かしい戦果をどんな栄光を、どんな物語を作ろうとも、それを話す相手も、語ってくれる人も、私達には存在しなかったのだから。
「この子には、どうか友達が出来ますように。」
「この子には、どうか痛みだけを糧にしない生き方が出来ますように。」
「この子には、どうか我々を残しませんように。」
異形は、どこまでも異形だった。
それでも人に近づこうと、何度も形を作り、何度も失敗し、その度に異形になった。
この子には美しい手足をあげよう。この子には整った仮面をあげよう。この子には風に吹かれて輝く髪をあげよう。この子には、ビロードのような肌をあげよう。この子には、陶器のような骨をあげよう。この子には、赤く輝く瞳をあげよう。この子には、人の形をあげよう。この子には、あの素晴らしい味だった肝臓をあげよう。この子には、あやとりをして遊んだあの青白い腸をあげよう。この子には、この子には、この子には。
そう、私達のようではなく。
私達のようではなく。
私達のようではない、人の姿を。
どうか、私よ。
私達よ。
この子には。
人に愛されるに相応しいものを。
霧の世界で、それだけが私達の望みなのだから。
もう、届かない彼女の面影でも、それは私達の望みなのだから。
さようなら
さようなら
さようなら。
たとえ私達が滅んだとしても、君だけは残るだろう。
どうか素晴らしい世界を、君に。
私達は、この世界に残していっておくれ。
バイバイ。
NEWS
本日のニュースですきょうで『禁忌戦争』から5年が経ちました
あの時、最後に姿を消したメルサリア氏とハイドラ大隊
彼らが救ったと言われている世界は、きょうも続いており、我々は彼らを待つほかありません
クリスマスが近づくころ、ハイドラの英雄たちの物語もまた、語り継がれていきます
霧は消え、巨大樹木の世界となったいま、彼らは少し迷っているのかもしれません
霧と共に消えた彼らは、今どこにいるのでしょうか。それは、誰にも――
◆訓練
制御の訓練をしました制御が158上昇した
適性*3の訓練をしました適性*3が85上昇した
適性*3の訓練をしました経験値が足りない
適性*3の訓練をしました経験値が足りない
◆破棄
泥の獣はパルスジェット58を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
泥の獣は噴霧ノズル58を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
◆送品
◆送金
◆購入
泥の獣はふぁいなるぶーすたーを1479cで購入した!!
空挺攻撃要請成功!!
航空支援要請成功!!
空挺攻撃要請成功!!
航空支援要請成功!!
生体電池手術成功!!
生体部品手術成功!!
泥の獣はブラックサンタパンを582cで購入した!!
◆作製
資金を1000を投入した!!
作成時補助発動! 耐霊!! 防御属性が 霊障 に変化!!
霊障強化!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 58 増加!!
少女の落し物とカルーアミルクを素材にして青空とともにさようなら。を作製した!!
◆戦闘システム決定
ティタンフォート に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に青空とともにさようなら。を装備した
脚部2に飛行ユニットA『大鷹』を装備した
スロット3に超巨大霊障『ワールドポータル』を装備した
スロット4に超巨大霊障『ワールドポータル』を装備した
スロット5にMR-E.M.A.Rを装備した
スロット6にMR-E.M.A.Rを装備した
スロット7にブラックサンタパンを装備した
スロット8にふぁいなるぶーすたーを装備した
スロット9にTimeBreakerを装備した
スロット10に瞬く星の子らを装備した
スロット11にえっちな動画(発禁もの)を装備した
◆パーツ改名
えっちな動画(発禁もの)を少女の思い出に改名した!!
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……死亡許容
◆ミッション
ミッション設定……フリー
ユニオン活動
青空の活動記録
水たまりは青く、空を写している。
ユニオン金庫……2416c
利子配当…………241c
泥の獣達を対象に配当率を10に設定!!
泥の獣達を対象に配当率を10に設定!!
泥の獣達を対象に配当率を10に設定!!
泥の獣達を対象に配当率を10に設定!!
泥の獣達を対象に配当率を10に設定!!
適性の訓練をしました
適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
キャラデータ
名前
泥の獣達
愛称
泥の獣
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プロフィール
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ウウウ……ウウウゥゥウ……。 産声をあげて飲み込み続ける。 作られた死骸に魂が宿らないなんて誰が決めたのだろう、まだ細胞はうごめいているというのに。 私と私達の境目は見つからない。 見つからない。 人の良い所は、全ての事柄に慣れるという事だ、そう言った科学者がいたが、彼らに味あわせたいものだ、軋む骨と巻き付く神経が風に嬲られる痛みを。 瞬間の覚醒を繰り返す、変わる風景、続く痛み、膨大な情報を整理もできず、ただ一人問答を繰り返す。 私は何だ、私は、私達は、どうして、どうして。 生きているという事柄だけが確かだった。 戦闘によって増え続ける感情と快楽、人を食うという事はどういうことなのか、それをコロッセオは教えてくれるようだ。 私はまだ生きてい、そして死にたい。だが、また今日も君達と見えることが出来て幸せなのかもしれない。 さようなら隣人たち、また次の戦争で。 壊れたラジオから音楽が流れる。 効能は興奮、鎮静、狂気、恐怖。 副作用は幸せ。 飽食の果の獲得されたものは私達に何を与えたのか。 ついに意識を手に入れた!手に入れた!手に入れた! ああ、愛しい霧の子よ。 悲しみによって破滅へと突き動かされる獣 もはや生物ですらない私達の救済と救いを、誰か教えてくれないか。 もはや彼は手を離れてしまった。 私は一部となるだろう。 それでもいいのだろう。 彼は、想い人を見つけたのだから。 バイバイ、霧の想い人。 またね、落とし子。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 重ブースターA | 幻想スラスター『ファンタズマゴリアⅢ』 [54/幻想噴霧/幻想噴霧] | ▼詳細 |
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2 | 噴霧機A | 幻想噴霧器『シャークネードⅢ』 [53/幻想噴霧/幻想噴霧] | ▼詳細 |
3 | 操縦棺A | 少女の鎖骨 [52/耐粒/高圧霊障] | ▼詳細 |
4 | 軽車輪A | 『銀竜草』 [55/耐霊/高圧霊障] | ▼詳細 |
5 | 重ブースターA | 幻想スラスター『ファンタズマゴリアⅢ』 [54/幻想噴霧/幻想噴霧] | ▼詳細 |
6 | 操縦棺B | 青空とともにさようなら。 [58/耐霊/高圧霊障]《装備:1》 | ▼詳細 |
7 | 重ブースターA | MR-E.M.A.R [55/高圧霊障/高圧霊障]《装備:5》 | ▼詳細 |
8 | 術導肢A | 超巨大霊障『ワールドポータル』 [56/高圧霊障/高圧霊障]《装備:4》 | ▼詳細 |
9 | 噴霧機A | 少女の残り香 [56/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
10 | 重ブースターA | 瞬く星の子ら [56/高圧霊障/高圧霊障]《装備:10》 | ▼詳細 |
11 | 術導肢A | 超巨大霊障『ワールドポータル』 [56/高圧霊障/高圧霊障]《装備:3》 | ▼詳細 |
12 | 重ブースターA | えっちな動画(発禁もの) [55/重出力/重出力] | ▼詳細 |
13 | 術導肢A | 少女の薄皮 [49/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
14 | 重ブースターA | ふぁいなるぶーすたー [57/薄装甲/薄装甲]《装備:8》 | ▼詳細 |
15 | 術導肢A | 少女の薄皮 [49/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
16 | 飛行ユニットA | 飛行ユニットA『大鷹』 [52/幻想機動/幻想機動]《装備:2》 | ▼詳細 |
17 | 重ブースターA | MR-E.M.A.R [55/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
18 | 噴霧機A | 軽量型噴霧機Ftipe [46/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
19 | 重ブースターA | 幻想スラスター『ファンタズマゴリアⅢ』 [54/幻想噴霧/幻想噴霧] | ▼詳細 |
20 | --- | --- | --- |
21 | 噴霧機A | 少女の薬指 [47/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
22 | 重ブースターA | MR-E.M.A.R [55/高圧霊障/高圧霊障]《装備:6》 | ▼詳細 |
23 | 噴霧機A | 少女の脳液 [51/耐粒/高圧霊障] | ▼詳細 |
24 | 重ブースターA | 少女の思い出 [55/重出力/重出力]《装備:11》 | ▼詳細 |
25 | レーダーB | TimeBreaker [53/耐霊/薄装甲]《装備:9》 | ▼詳細 |
26 | エンジンB | LEA-R「リーフィーシーXX」軽量機構 [54/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
27 | 重ブースターA | ロクナナハチ [52/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
28 | レーダーA | ブラックサンタパン [57/高圧霊障/高圧霊障]《装備:7》 | ▼詳細 |
29 | 操縦棺B | 少女の潤滑液 [52/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
30 | --- | --- | --- |