第10週目 らぁめん家猫軒の一週間
◆日記
夕闇の時、狭間の時間、いつでもないその間、存在するのかしないのかも定かでない。
青が闇へとうつりかわる前、うそのように赤が空を覆って、それから燃え尽きるように、静かに速やかに暗がり落ちてゆく、それまでの猶予。
夏が冬へとゆくまでの、秋のような。
……見える、まだ見える、スーツ、口紅、三毛猫、出目金水槽の赤と黒。
……見える、まだ見える、長い髪、小さな子ども、丸まった猫。
……まだ見える、そこに何かが歩いていること……
やがて、
夕闇国は永遠でも、彼には夜が来て、その時らーめん屋はこつぜんと姿を消すだろう。
いつから夜か? それはまだわからなくても。
だからそれまでは、ネコマークの暖簾はそこにあって、
引き戸をがらがら開けたとき、一声「にゃーん」と鳴くだろう。
青が闇へとうつりかわる前、うそのように赤が空を覆って、それから燃え尽きるように、静かに速やかに暗がり落ちてゆく、それまでの猶予。
夏が冬へとゆくまでの、秋のような。
……見える、まだ見える、スーツ、口紅、三毛猫、出目金水槽の赤と黒。
……見える、まだ見える、長い髪、小さな子ども、丸まった猫。
……まだ見える、そこに何かが歩いていること……
やがて、
夕闇国は永遠でも、彼には夜が来て、その時らーめん屋はこつぜんと姿を消すだろう。
いつから夜か? それはまだわからなくても。
だからそれまでは、ネコマークの暖簾はそこにあって、
引き戸をがらがら開けたとき、一声「にゃーん」と鳴くだろう。
STORY
とうとう経営黒字化を果たした金魚坂グループ無制限フランチャイズ作戦は終わり、雇われ店長さんたちは自由の身となった
そのまま店を続けるもの、店舗を譲渡し経営から去る者…そう、自由に
雇われ店長さんたちには約束通り報酬が支払われた
ゆらぎの通貨は累積闇円と同額の、それぞれの世界の通貨へと姿を変える
それは24877アメリカドルかもしれないし、24877ラオスキープかもしれない
あるいは海外旅行のあと、使えないお金が眠るように……引き出しの奥に眠るかもしれない
そのお金で、あなたは何を買うのだろう
――お買い物、しませんか?――
◆訓練
笑顔の訓練をしました笑顔が33上昇した
笑顔の訓練をしました経験値が足りない
笑顔の訓練をしました経験値が足りない
笑顔の訓練をしました経験値が足りない
笑顔の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
家猫軒は鏡餅を破棄した!
家猫軒はアルハラ40を破棄した!
家猫軒はくやしさのばね48を破棄した!
家猫軒は有給52を破棄した!
◆購入
家猫軒はさようなラジカセを609闇円で購入した!
家猫軒は絶望恵方巻きを648闇円で購入した!
家猫軒は号外!金魚型オートマタの全てを583闇円で購入した!
◆作製
丸ごとキャベツと薫り高い春菊を素材にしてうたたね相味噌らーめんを作製した!
◆コンビニタイプ決定
コラボ に決定!!
◆アセンブル
スロット1にうつろい醤油ラーメンを装備した
スロット2にたそがれ白味噌ラーメンを装備した
スロット3にくれなずむ赤味噌ラーメンを装備した
スロット4にうすやみ黒味噌ラーメンを装備した
スロット5におうまが塩ラーメンを装備した
スロット6にはくめい淡味噌らーめんを装備した
スロット7にひぐらし白味噌ラーメンを装備した
スロット8に温泉たまごを装備した
スロット9にうたたね相味噌らーめんを装備した
スロット10にレシピ付きスパイスセットを装備した
スロット11にかぼ茶を装備した
スロット12に二日酔い解消サプリを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.46からのメッセージ>>
(ネコマークと見つめ合う)
(なんという——幸福な時間だったろう。そう、幸福な——)
(久しく忘れていた。ただ食事をする、それによって満たされるという、その幸福)
(夢のような出来事だった。実際夢かもわからなかった。どうして自分はここにいるのか?)
(それはともかくお会計を済ませる……)
……、(はっと顔を上げる)(店主を見つめる……)
(「ありがとう」)(「こんどいきます。おみせ」)
(知っていたのか——自分が同業であるということを)
(彼に恥じぬようなラーメンを。自分も、いつか。その気持ちを込めて頷きを返す——)
ダーシャ「——ご馳走様。」
(しかして彼の店はこの後忽然とその姿を消す)
(辺りには鴉の羽根が残るばかりだろう)
ENo.55からのメッセージ>>
カシ「うぉ……っ!」
あんまり予想外の勢いだったものだから、ちょっとよろけてしまった。
赤くなった手をさすりさすり、嬉しそうにニッと笑う。
カシ「っはは! やー間違いなく元気だなお前! よかったよかった、それが何より嬉しいや!
そんじゃあ8時な、了解了解! じゃあ、俺も早速明日に備えて支度するわ!
そんじゃあこれ料金な、ごっそさん!」
ばちん! と代金をカウンターに置いて、勢いよく帰っていってしまった。
そして翌日、朝7時50分……。
カシ「おーい、おーい! おはようさーん!
約束の野菜の、お届けだぞー!」
ENo.74からのメッセージ>>
ヒュミール「(目で何かを問いかけられた気がしたので、店主さんと隣のメンズを交互に見て)
いちばん上のお兄ちゃんです」
ビスカム「……?(いまいち状況が分かっていない顔)」
ヒュミール「お兄ちゃん、ちょっと(手振りで兄を屈ませると、おでこをこつんと触れ合わせた)」
ビスカム「あー、母さんたちの知り合いか。元気そうにしてたって伝えとくっす」
ヒュミール「またね、ラーメンやさん!」
ENo.133からのメッセージ>>
セレーヌ「(いっぱいフーフーしながらラーメンをおいしそうに食べた)」
セレーヌ「あ……美味しかったです……その、親切にしていただいてありがとうございました…」
セレーヌ「じつは、やっと…おうちに帰れる資金が貯まりましたので……そろそろおうちに帰ろうと思います……」
セレーヌ「あの、慣れないながらも……優しくして頂いて…ありがとうございました…。らーめん、とっても美味しかったです…」
セレーヌ「あ、そうだ…良かったら……これ、食べてください…」
セレーヌ「(そういうとセレーヌは手作りシュークリームを差し出した)」
セレーヌ「わたし…魔王ヘキサの…魔王城に住んでいるので…遊びに来てくださると嬉しいです…」
セレーヌ「えと…それでは、名残惜しいですけれども…お元気で…ありがとうございました…」
ENo.140からのメッセージ>>
ふう、と息を吐いた。
彼女の前には、スープはほとんど残りつつも、おおむね空になった丼。
同じく空になった取り分け皿の横には、木の持ち手のついたスプーンとフォークが――彼女は子供用とは夢にも思っていないだろうが――置かれている。にゃーん。
膝上に置いていた紙エプロンの端で、軽く口元を押さえるようにしてから、そっと水を飲んだ。
ずいぶん時間をかけて食べていたせいだろう、店内に残る客の数は減り、なかの氷はすっかり解けている。
白い頬の上には、温かいものを摂ったために、かすかに赤く血の色が差していた。
もう一度のため息、それから顔を上げる。
あなたを目が合う。
「……ちゃんと、おいしかったわよ。
お勘定お願いするわ」
度々の視線に気づいていたのか、少しばかり声をたてて笑う。
ゆっくりと席を立ち、小さな財布を取り出す。
「だけどまあ、ずいぶんお腹のいっぱいになる食べ物なのね。
もう立てないんじゃないかって思ったくらいよ。
今度は、もうちょっと考えて、うんとお腹を空かせてくることにするわ――ごちそうさま」
メッセージを送信しました
>>Eno.64 >>Eno.126 >>Eno.133
(ネコマークと見つめ合う)
(なんという——幸福な時間だったろう。そう、幸福な——)
(久しく忘れていた。ただ食事をする、それによって満たされるという、その幸福)
(夢のような出来事だった。実際夢かもわからなかった。どうして自分はここにいるのか?)
(それはともかくお会計を済ませる……)
……、(はっと顔を上げる)(店主を見つめる……)
(「ありがとう」)(「こんどいきます。おみせ」)
(知っていたのか——自分が同業であるということを)
(彼に恥じぬようなラーメンを。自分も、いつか。その気持ちを込めて頷きを返す——)
ダーシャ「——ご馳走様。」
(しかして彼の店はこの後忽然とその姿を消す)
(辺りには鴉の羽根が残るばかりだろう)
ENo.55からのメッセージ>>
カシ「うぉ……っ!」
あんまり予想外の勢いだったものだから、ちょっとよろけてしまった。
赤くなった手をさすりさすり、嬉しそうにニッと笑う。
カシ「っはは! やー間違いなく元気だなお前! よかったよかった、それが何より嬉しいや!
そんじゃあ8時な、了解了解! じゃあ、俺も早速明日に備えて支度するわ!
そんじゃあこれ料金な、ごっそさん!」
ばちん! と代金をカウンターに置いて、勢いよく帰っていってしまった。
そして翌日、朝7時50分……。
カシ「おーい、おーい! おはようさーん!
約束の野菜の、お届けだぞー!」
ENo.74からのメッセージ>>
ヒュミール「(目で何かを問いかけられた気がしたので、店主さんと隣のメンズを交互に見て)
いちばん上のお兄ちゃんです」
ビスカム「……?(いまいち状況が分かっていない顔)」
ヒュミール「お兄ちゃん、ちょっと(手振りで兄を屈ませると、おでこをこつんと触れ合わせた)」
ビスカム「あー、母さんたちの知り合いか。元気そうにしてたって伝えとくっす」
ヒュミール「またね、ラーメンやさん!」
ENo.133からのメッセージ>>
セレーヌ「(いっぱいフーフーしながらラーメンをおいしそうに食べた)」
セレーヌ「あ……美味しかったです……その、親切にしていただいてありがとうございました…」
セレーヌ「じつは、やっと…おうちに帰れる資金が貯まりましたので……そろそろおうちに帰ろうと思います……」
セレーヌ「あの、慣れないながらも……優しくして頂いて…ありがとうございました…。らーめん、とっても美味しかったです…」
セレーヌ「あ、そうだ…良かったら……これ、食べてください…」
セレーヌ「(そういうとセレーヌは手作りシュークリームを差し出した)」
セレーヌ「わたし…魔王ヘキサの…魔王城に住んでいるので…遊びに来てくださると嬉しいです…」
セレーヌ「えと…それでは、名残惜しいですけれども…お元気で…ありがとうございました…」
ENo.140からのメッセージ>>
ふう、と息を吐いた。
彼女の前には、スープはほとんど残りつつも、おおむね空になった丼。
同じく空になった取り分け皿の横には、木の持ち手のついたスプーンとフォークが――彼女は子供用とは夢にも思っていないだろうが――置かれている。にゃーん。
膝上に置いていた紙エプロンの端で、軽く口元を押さえるようにしてから、そっと水を飲んだ。
ずいぶん時間をかけて食べていたせいだろう、店内に残る客の数は減り、なかの氷はすっかり解けている。
白い頬の上には、温かいものを摂ったために、かすかに赤く血の色が差していた。
もう一度のため息、それから顔を上げる。
あなたを目が合う。
「……ちゃんと、おいしかったわよ。
お勘定お願いするわ」
度々の視線に気づいていたのか、少しばかり声をたてて笑う。
ゆっくりと席を立ち、小さな財布を取り出す。
「だけどまあ、ずいぶんお腹のいっぱいになる食べ物なのね。
もう立てないんじゃないかって思ったくらいよ。
今度は、もうちょっと考えて、うんとお腹を空かせてくることにするわ――ごちそうさま」
メッセージを送信しました
>>Eno.64 >>Eno.126 >>Eno.133
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 2998
貢献収入 345
ゲージ突破成功!! コラボ補正 5%
行動順報酬!! 20%
合計闇円収入4212
商品販売数 1個
◆経験値が56増加しました……
◆体力が38増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 345
ゲージ突破成功!! コラボ補正 5%
行動順報酬!! 20%
合計闇円収入4212
商品販売数 1個
◆経験値が56増加しました……
◆体力が38増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
家猫軒は!夏到来!56を入手した!
家猫軒は幟56を入手した!
倉庫がいっぱいで素材を受け取れない!
キャラデータ
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プロフィール
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夕闇国各地の特徴ある味噌ラーメン種々様々を主力とする食べ物屋であるが、 てきとうな性質のオーナーがあれやこれやと勝手に仕入れて売りたがるので、 見た感じ若い雇われ店長は一人で溜息つきながらも営業スマイルはだけは忘れないようにしながらカウンターに立つのであった。 店長は喋るのがニガテなので、細かいことはとりあえず笑顔で流そうとする。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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