第10週目 パロットの一週間
◆日記
昔々、と言ってもそんなに昔の話じゃないらしいけれど。
一人のガキと、その友達がいて。
二人はいつの間にか大人になってて。
かつてガキだった俺は、色々あって、あっけなく死んじまった。
その後、俺の死を知った友達は、きっと、悲しんだんだと思っている。その辺りは俺の想像というか「そうなんだろうな」という感想というか、まあそんなとこ。
それはそれとして、俺たちは、ガキの頃に一つの約束をしていた、らしい。
それは、空を見に行くって約束。
俺たちが元いた世界からは空は見えなくて、だけど、友達は「空の色」を知っていて、それを絵に描き続けていた。だから、いつか二人で本物の空を見ようって約束した。
そこまでが、俺の認識している、生前の俺とその友達――今は「リブラ」もしくは「リブラ・アルファ」と名乗るそいつとの、関係性であった。
だが、俺はその後の物語を知らない。覚えてもいなきゃ、話として聞かされてもいない。
例えば、いつしか俺の目の前から消えていた友達――リブラが何をしていたのか、とか。
例えば、結局のところ、俺たちの夢は叶えられたのか、とか。
そんな俺の言葉にならない疑問を受け止めて、リブラは口を開く。
「結論から言うと、俺は、最後には空を見ることができた。ハッピーエンドだ」
懐かしいけれど、でも、きっと俺にとっては「初めて」見るのだろう、夕闇の下。
ハッピーエンドを迎えたのだと言ったリブラは、「だけど」と表情を曇らせる。
「そこに、お前はいなかったんだ。お前は、俺のために命を落とした後だったから」
「俺が? お前のために?」
「ああ。でも、当時の記憶を持たないお前が気にすることはないし、俺ももう気に病むことはやめてる。その時のお前はお前の思うとおりに行動したし、その結果俺はこうして『生きて』いる。それでいいんだと、思ってる。ただ」
「……ただ?」
「俺は、全てが終わった後、お前がいないことだけが心残りだった。だから、死んだ後のお前を見つけ出して、こうして蘇らせた」
「それだけ?」
「うん、それだけだ」
「もっと、何か七面倒くさい理由でもあるのかと思ってたぜ」
「それだけだよ。でも、俺にとっては、お前との約束が俺を形作る全てだった。お前が、それを覚えてなくても、な」
「なら、何でもっと早く言ってくれなかったんだよ」
「…………」
「あ?」
「……恥ずかしかったから」
「ああ?」
「自分でもわかってるんだよ、これが大したことない理由だってことくらい! 特に、お前は何も覚えてないしさ! それなのに俺ばっかうじうじ引きずって、今のお前を引きずり回してたなんて、恥ずかしいしお前にも迷惑だろ!? だから……」
「はは、馬鹿だなあ、お前」
「え?」
「全然迷惑じゃねーし、恥ずかしいってこともねーだろ。確かに俺も『それだけ』なんて言っちまったけど」
そう、この空を懐かしいと思ったんだ。
本当はどんな記憶だったのかすらも思い出せないけれど、それでも、確かに懐かしかったんだ。
だから――。
「俺様の魂にこびりついてる程度には、大切な約束だったんだってことくらいは、わかるさ」
刹那、呆気に取られたように目を瞬かせたリブラは、次の瞬間には「あはははは」と声を上げて笑い出した。
それは、俺が初めて見る――もしかすると、生前の俺ですら見たことないかもしれない、こいつの、心からの笑顔だった。
「はは、そうだな! お前はそういう奴だった。わかってたはずなのになあ……」
「何だよ、それ」
「何、お前はとびっきりいい奴だって話さ」
「褒められてる感じがしねーのは何でだろうなあ」
「褒めてるつもりなんだけどな」
ちょっと納得はできないが、リブラが笑ってるところを見てると、何だか俺までおかしくなってきて、気づいたら笑っていた。
理由もなく、意味もなく。二人して、ただ、ガキのように声を上げて笑って。
どれくらいそうしていただろう、不意に、リブラが俺に向き直って、言った。
「 、いや、パロット。今のお前が俺に縛られる理由なんて何一つないけれど、一つだけ願うことを許してくれないか」
「あ?」
「空を、見てきてくれないか。この夕闇国だけじゃない、ありとあらゆる世界の空を」
「空を……?」
「ああ。今のお前ならそれができる。この『試行』を通して、いくつもの世界の存在から『観測された』ことで、新たに『パロット』としての存在を確定させたお前なら」
「……だから、コンビニの外にも出られるようになった、ってことか」
「ああ。もちろん、お前が幽霊であるという事実は揺るがない。ちょっとした事故で霧散しかねない存在なのも。それでも、お前は自由なんだ。『リブラ』という役割に縛られる俺とは違う」
「お前と一緒に、ってことは、できねーのか?」
「俺はこれから元の『リブラ/司書』の仕事に戻るから無理だ。あちこちを廻ってるうちに、また、お前と廻り合うこともあるかもしれないが。その時は、俺ではなくてまた別のリブラかもしれないけど……、そうだな」
一つ、呼吸を置いて。
リブラは、綺麗な色の――それこそ昼と夜との境界線のような色をした目を細めて、微笑む。
「いつか、空の話をしに、俺の元に遊びに来てくれると嬉しいな」
「お前の、ところに? お前だってあちこち飛び回ってるって言ったじゃねーか」
「前に言っただろう、この『俺』も端末の一つでしかない。俺本体は、今いる場所から動くことができない。だから……、お前の目で見た空を、お前の言葉で語ってほしいんだ」
「そりゃあ喜んでやるけどよ、お前、今どこにいるんだよ」
「それは俺の口からは言えない。俺にはその権限がないから。でも」
――お前なら、きっと見つけられるさ。
そう言ったリブラは、晴れやかに笑っていた。
だから、俺も信じることにする。
きっと、この旅の終わりには、またこいつと会えるんだろう、と。
「じゃあな、パロット。また、どこかで」
「ああ。またな、リブラ!」
手を振ったその瞬間、リブラの姿は忽然と消えた。
残されたのは、揺らぐ夕闇と、俺。
ただ、一人取り残された心細さよりも、胸いっぱいに広がる期待の方が大きかった。ここを出た後に何が待ち受けているのか、全く想像ができないからこそ、わくわくする。
さあ、出かけよう。次の世界の空を、この目に焼き付けよう。
今の俺と、俺に望みをかけたリブラとの、初めての約束を守るために。
地を蹴って、翔ぶ。
【Log:09 ハッピーエンドの、その後に。】
一人のガキと、その友達がいて。
二人はいつの間にか大人になってて。
かつてガキだった俺は、色々あって、あっけなく死んじまった。
その後、俺の死を知った友達は、きっと、悲しんだんだと思っている。その辺りは俺の想像というか「そうなんだろうな」という感想というか、まあそんなとこ。
それはそれとして、俺たちは、ガキの頃に一つの約束をしていた、らしい。
それは、空を見に行くって約束。
俺たちが元いた世界からは空は見えなくて、だけど、友達は「空の色」を知っていて、それを絵に描き続けていた。だから、いつか二人で本物の空を見ようって約束した。
そこまでが、俺の認識している、生前の俺とその友達――今は「リブラ」もしくは「リブラ・アルファ」と名乗るそいつとの、関係性であった。
だが、俺はその後の物語を知らない。覚えてもいなきゃ、話として聞かされてもいない。
例えば、いつしか俺の目の前から消えていた友達――リブラが何をしていたのか、とか。
例えば、結局のところ、俺たちの夢は叶えられたのか、とか。
そんな俺の言葉にならない疑問を受け止めて、リブラは口を開く。
「結論から言うと、俺は、最後には空を見ることができた。ハッピーエンドだ」
懐かしいけれど、でも、きっと俺にとっては「初めて」見るのだろう、夕闇の下。
ハッピーエンドを迎えたのだと言ったリブラは、「だけど」と表情を曇らせる。
「そこに、お前はいなかったんだ。お前は、俺のために命を落とした後だったから」
「俺が? お前のために?」
「ああ。でも、当時の記憶を持たないお前が気にすることはないし、俺ももう気に病むことはやめてる。その時のお前はお前の思うとおりに行動したし、その結果俺はこうして『生きて』いる。それでいいんだと、思ってる。ただ」
「……ただ?」
「俺は、全てが終わった後、お前がいないことだけが心残りだった。だから、死んだ後のお前を見つけ出して、こうして蘇らせた」
「それだけ?」
「うん、それだけだ」
「もっと、何か七面倒くさい理由でもあるのかと思ってたぜ」
「それだけだよ。でも、俺にとっては、お前との約束が俺を形作る全てだった。お前が、それを覚えてなくても、な」
「なら、何でもっと早く言ってくれなかったんだよ」
「…………」
「あ?」
「……恥ずかしかったから」
「ああ?」
「自分でもわかってるんだよ、これが大したことない理由だってことくらい! 特に、お前は何も覚えてないしさ! それなのに俺ばっかうじうじ引きずって、今のお前を引きずり回してたなんて、恥ずかしいしお前にも迷惑だろ!? だから……」
「はは、馬鹿だなあ、お前」
「え?」
「全然迷惑じゃねーし、恥ずかしいってこともねーだろ。確かに俺も『それだけ』なんて言っちまったけど」
そう、この空を懐かしいと思ったんだ。
本当はどんな記憶だったのかすらも思い出せないけれど、それでも、確かに懐かしかったんだ。
だから――。
「俺様の魂にこびりついてる程度には、大切な約束だったんだってことくらいは、わかるさ」
刹那、呆気に取られたように目を瞬かせたリブラは、次の瞬間には「あはははは」と声を上げて笑い出した。
それは、俺が初めて見る――もしかすると、生前の俺ですら見たことないかもしれない、こいつの、心からの笑顔だった。
「はは、そうだな! お前はそういう奴だった。わかってたはずなのになあ……」
「何だよ、それ」
「何、お前はとびっきりいい奴だって話さ」
「褒められてる感じがしねーのは何でだろうなあ」
「褒めてるつもりなんだけどな」
ちょっと納得はできないが、リブラが笑ってるところを見てると、何だか俺までおかしくなってきて、気づいたら笑っていた。
理由もなく、意味もなく。二人して、ただ、ガキのように声を上げて笑って。
どれくらいそうしていただろう、不意に、リブラが俺に向き直って、言った。
「 、いや、パロット。今のお前が俺に縛られる理由なんて何一つないけれど、一つだけ願うことを許してくれないか」
「あ?」
「空を、見てきてくれないか。この夕闇国だけじゃない、ありとあらゆる世界の空を」
「空を……?」
「ああ。今のお前ならそれができる。この『試行』を通して、いくつもの世界の存在から『観測された』ことで、新たに『パロット』としての存在を確定させたお前なら」
「……だから、コンビニの外にも出られるようになった、ってことか」
「ああ。もちろん、お前が幽霊であるという事実は揺るがない。ちょっとした事故で霧散しかねない存在なのも。それでも、お前は自由なんだ。『リブラ』という役割に縛られる俺とは違う」
「お前と一緒に、ってことは、できねーのか?」
「俺はこれから元の『リブラ/司書』の仕事に戻るから無理だ。あちこちを廻ってるうちに、また、お前と廻り合うこともあるかもしれないが。その時は、俺ではなくてまた別のリブラかもしれないけど……、そうだな」
一つ、呼吸を置いて。
リブラは、綺麗な色の――それこそ昼と夜との境界線のような色をした目を細めて、微笑む。
「いつか、空の話をしに、俺の元に遊びに来てくれると嬉しいな」
「お前の、ところに? お前だってあちこち飛び回ってるって言ったじゃねーか」
「前に言っただろう、この『俺』も端末の一つでしかない。俺本体は、今いる場所から動くことができない。だから……、お前の目で見た空を、お前の言葉で語ってほしいんだ」
「そりゃあ喜んでやるけどよ、お前、今どこにいるんだよ」
「それは俺の口からは言えない。俺にはその権限がないから。でも」
――お前なら、きっと見つけられるさ。
そう言ったリブラは、晴れやかに笑っていた。
だから、俺も信じることにする。
きっと、この旅の終わりには、またこいつと会えるんだろう、と。
「じゃあな、パロット。また、どこかで」
「ああ。またな、リブラ!」
手を振ったその瞬間、リブラの姿は忽然と消えた。
残されたのは、揺らぐ夕闇と、俺。
ただ、一人取り残された心細さよりも、胸いっぱいに広がる期待の方が大きかった。ここを出た後に何が待ち受けているのか、全く想像ができないからこそ、わくわくする。
さあ、出かけよう。次の世界の空を、この目に焼き付けよう。
今の俺と、俺に望みをかけたリブラとの、初めての約束を守るために。
地を蹴って、翔ぶ。
【Log:09 ハッピーエンドの、その後に。】
STORY
とうとう経営黒字化を果たした金魚坂グループ無制限フランチャイズ作戦は終わり、雇われ店長さんたちは自由の身となった
そのまま店を続けるもの、店舗を譲渡し経営から去る者…そう、自由に
雇われ店長さんたちには約束通り報酬が支払われた
ゆらぎの通貨は累積闇円と同額の、それぞれの世界の通貨へと姿を変える
それは19436アメリカドルかもしれないし、19436ラオスキープかもしれない
あるいは海外旅行のあと、使えないお金が眠るように……引き出しの奥に眠るかもしれない
そのお金で、あなたは何を買うのだろう
――お買い物、しませんか?――
◆訓練
笑顔の訓練をしました笑顔が37上昇した
笑顔の訓練をしました経験値が足りない
笑顔の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
パロットはオリ・ジンを破棄した!
パロットは酒豪のサンドイッチを破棄した!
パロットはみかん酒を破棄した!
パロットはジントニックを破棄した!
パロットは七色カクテルを破棄した!
パロットは牙砕き【赤・辛口】を破棄した!
パロットはスマイリングステージを破棄した!
パロットはエクリサー(しょうゆあじ)を破棄した!
パロットは隠者乃盃を破棄した!
パロットは自然派オーガニックワインを破棄した!
◆購入
パロットは未成年厳禁!超強力☆グレイルチョコを648闇円で購入した!
パロットはトロピカル暗黒フローズンを712闇円で購入した!
パロットは神殺し【芋焼酎・激辛】を712闇円で購入した!
◆作製
アルハラ52とポイントカード52を素材にして鸚鵡印のエールを作製した!
◆コンビニタイプ決定
メガ に決定!!
◆アセンブル
スロット1に鸚鵡印の蒸留酒を装備した
スロット2に鸚鵡印の日本酒を装備した
スロット3に鸚鵡印のウォッカを装備した
スロット4に鸚鵡印のホットワインを装備した
スロット5に鸚鵡印の発泡酒を装備した
スロット6に鸚鵡印のブランデーを装備した
スロット7に鸚鵡印の杏露酒を装備した
スロット8に鸚鵡印のシャンパンを装備した
スロット9に鸚鵡印のほろよいカクテルを装備した
スロット10に鸚鵡印のエールを装備した
スロット11にペンギンぐい呑みセットを装備した
スロット12にトロピカル暗黒フローズンを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.11からのメッセージ>>
リブラ・アルファ「やあ、ガンマ」
リブラ・ガンマ「おい、『お姫様』が怒ってたぞ、『箱庭』からアレを連れ出したことで」
リブラ・アルファ「だろうな。俺だって『箱庭』から外に出られないんだ、『箱庭』からの魂魄持ち出しと放流が禁忌だってことくらいはわかるよ」
リブラ・ガンマ「俺にはお前の考えがよくわからんよ、アルファ」
リブラ・アルファ「大した考えなんてないさ。ただ、そうしたかっただけ。何しろ俺は馬鹿だからな」
リブラ・ガンマ「永遠に『箱庭』から出られなくなってもいいのか」
リブラ・アルファ「構わないさ。あいつが、俺の分まで夢を叶えてくれるなら」
ENo.79からのメッセージ>>
ラウツェン「(あれから暫くして、再び来店した際の事だった…)こんにちは、そういえば… 決算だそうですね。結局、なかなか持ってくる事が出来ませんでしたが…すみませんね、差し入れです。お酒にも合うかと思い… (持ってきたのは、蛸のカルパッチョ他つまみになりそうな料理だった)… 色々と、ありがとうございました。折角なので、一緒に一杯やりませんか?(と、笑いかけてくるだろう)」
メッセージを送信しました
>>Eno.57 >>Eno.74 >>Eno.79 >>Eno.11
リブラ・アルファ「やあ、ガンマ」
リブラ・ガンマ「おい、『お姫様』が怒ってたぞ、『箱庭』からアレを連れ出したことで」
リブラ・アルファ「だろうな。俺だって『箱庭』から外に出られないんだ、『箱庭』からの魂魄持ち出しと放流が禁忌だってことくらいはわかるよ」
リブラ・ガンマ「俺にはお前の考えがよくわからんよ、アルファ」
リブラ・アルファ「大した考えなんてないさ。ただ、そうしたかっただけ。何しろ俺は馬鹿だからな」
リブラ・ガンマ「永遠に『箱庭』から出られなくなってもいいのか」
リブラ・アルファ「構わないさ。あいつが、俺の分まで夢を叶えてくれるなら」
ENo.79からのメッセージ>>
ラウツェン「(あれから暫くして、再び来店した際の事だった…)こんにちは、そういえば… 決算だそうですね。結局、なかなか持ってくる事が出来ませんでしたが…すみませんね、差し入れです。お酒にも合うかと思い… (持ってきたのは、蛸のカルパッチョ他つまみになりそうな料理だった)… 色々と、ありがとうございました。折角なので、一緒に一杯やりませんか?(と、笑いかけてくるだろう)」
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>>Eno.57 >>Eno.74 >>Eno.79 >>Eno.11
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 1990
貢献収入 155
行動順報酬!! 20%
合計闇円収入2574
商品販売数 1個
◆経験値が56増加しました……
◆体力が25増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 155
行動順報酬!! 20%
合計闇円収入2574
商品販売数 1個
◆経験値が56増加しました……
◆体力が25増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
パロットはアニメタイアップ56を入手した!
パロットはアニメタイアップ56を入手した!
パロットは有給56を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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陽気でうるさい幽霊。足はあるよ。 生前のことは何も覚えてないし、つい最近のこともほとんど覚えてない、かるーい頭をしている。 何だかよくわからないけど目が覚めたらコンビニで、しかもコンビニから出たら死ぬ(消える)と言われたので、とりあえずコンビニの中で好き勝手することにした。まずは酒を飲もう。ついでに売ろう。 【酒中心コンビニ『鸚鵡屋』従業員】 パロット こいつ。派手な幽霊。酒が好きだが実のところ味はよくわかっていない疑惑がある。女も好きだけど巨乳に限る。 記憶がふわふわで、生前のことは何も覚えてないし死後のこともよく覚えてないが、生前は空を飛ぶ仕事をしていて、墜落死していたことが明らかになった。 超マイペースであっけらかんとしており、物事を深く考えない。今の状況もさっぱり理解はできていないが、美味い酒が飲めるのでいいや、と思っているフシがある。 口を開くとうるさい。とてもうるさい。うるさいからパロット(鸚鵡)なのかもしれない。 リブラ(リブラ・アルファ) 異世界に存在する巨大な図書館の「司書(Librarian)」であるらしい男。 コンビニにパロットを押し込めた張本人。 長らくその思惑は不明だったが、どうもパロットの生前の友人であったらしい。 イケメンだけどちょっと残念な空回り型生真面目さん。 パロットはコンビニから出たら死ぬので、宣伝はこちらの役目だったが、今はサボっている。 自分の手足として「端末」を作る能力があり、リブラ・ガンマや他の店に営業に行ってるペンギンはみんな彼の「端末」である。 リブラ・ガンマ 時々顔を出す、リブラと同じ顔ながらリブラよりおっとりとした男。 リブラ・アルファの端末だが、他の端末とは異なり、アルファとは同期していない模様。 脛とかケツとか痛そうにしているが、別の世界で何かあったんだと思う。 アイコン、プロフ絵提供:紙箱みど様 (3、22、23は自作) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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