第9回目 午前2時のスリーピング・レイル
プロフィール

名前
スリーピング・レイル
愛称
スリーピング・レイル
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経歴 記憶喪失のグレムリンテイマー。 自分に関すること、そしてこの虚空領域に関することは何一つわからない。 唯一「グレムリンの操縦」だけは体が覚えている。 『スリーピング・レイル』とは身に着けていたエンブレムに刻まれていた文字列。 (イラストはすのだ様からの頂き物です) |
僚機プロフィール

名前
ネグロ
愛称
ネグロ
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経歴 元真紅連理所属、整備士の資格を持つ。 身長166cm 体重79cm 年齢43 両腕バイオ生体置き換え済 第一次七月戦役時、徴兵以来を受け真紅連理の強襲部隊に所属。 戦役中に左腕を失い、右腕を換金した後両腕をバイオ生体置き換え手術を行う。 現在まで拒否反応含む異常なし。 真紅連理降伏後、第一次七月戦役より消息をたつ。 その後、各地でゲリラ的活動の目撃情報有り。【僚機詳細】 |
◆日誌
『希望も未来も自らの手で絶って。今や、その傷跡だけがお前を物語る』
* * *
スリーピング・レイルにとって、グレムリン『スリーピング・レイル』の操縦棺は他のどのような場所よりも安らぎをもたらす空間であった。
ほとんど常に頭の中に響いている無数の声も、操縦棺に入っている間はぴたりと収まる。一日の中でも貴重な静寂をもたらすこの空間に居付くのも、当然の帰結というものだった。
だから、今日もレイルは操縦棺の操縦席の上で丸まっている。ミアには嫌な顔をされる――きっと、「人並みに」部屋の寝台で眠ってほしいのだろう、ということは想像がつく――けれど、これは頭の中の声が消えてくれない限り、どうしようもない。
ただ、静かになったらなったで、明確な焦点を結ばない思考が浮かんでは、消える。
結局、これだけの期間、傭兵として戦い続けてきたけれど、自分のことについては何一つわからないままだ。『スリーピング・レイル』という言葉とエンブレムだけが自分を定義するものであり、手元にあったそれらについて少しずつ調べていないわけでもなかったけれど、そもそも伝手も何も無い状態では、調査はろくに進まなかった。
「……スリーピング・レイル、か」
そう名乗り、呼ばれるようになり、今はもう、「自分の名前」として認識できるようになってきた。ただ、これが元から自分のものであったかというと、きっとそんなことはないのだとも、思う。
眠る鳥のエンブレム、眠る鳥を示す文字列。
記憶が始まったときから、不思議と動かせたグレムリン。
その一方で、致命的に自分の中から欠け落ちている虚空領域の常識。
足りない知識を飲み込むたびに、頭の中にちらつく違和感。
首にべったりと残された、紐状の痕跡。
そして、少しでも意識を緩めると、頭の中に響き渡る、自分の知らない声。
今になっても、わかることのない「自分自身のこと」。
とはいえ、それらの事柄については、知らなくても生きてはいける。今までそうしてきたように、そういうものだと思って、頭の隅においやって、戦場に赴いていればいい。理由はわからないけれど、自分には戦う力があって、だから戦っている。それだけでも十分といえば十分だ。自分が戦場に向かうことによって、結果的に誰かを助けられるというなら、尚更、余計なことなんて考えなくていいのだとも、思う。
ただ――。
そこまで考えたところで、操縦棺の内部に外からの音声が入り込んでくる。
『レイル、いる?』
ミアの声だ。レイルは外に向けて「いるよ」と答えて、操縦棺を開ける。すると、『スリーピング・レイル』の足元にちょこんとミアが立っていた。その手には、二つのカップが握られている。
「邪魔した?」
「ううん、ぼうっとしてただけ。何かな」
「最近、ほとんどの時間、操縦棺に籠ってるでしょ。ちょっと、心配になって見に来たんだよ」
食事のときには必ず食堂に顔を出すようにしているし、幽霊船の乗組員たちとのやり取りを意識して避けているわけではない。ただ、ミアの言う通り、以前より操縦棺にいる時間が増えているのは事実だった。
「操縦棺、入ってもいい?」
レイルが頷くと、ミアが手を伸ばして、レイルの手に二つのカップを手渡す。カップの中身はあたたかなバイオコーヒー。状態が良いとはいえない水に、誤魔化すための味をつけただけのもの。今となっては毎日口にしているものだが、当初はどこまでも「初めてのもの」だったことを、今も時折思い出す。
そして、ミアはぴょんと操縦棺に飛び乗ってくる。そして、レイルの手から自分のカップを受け取ると、操縦棺の狭い床に座りこんで、操縦棺の中を見渡す。通常の操縦棺よりはやや広いとはいえ、低い天井と圧迫感のある壁面は、慣れない人間にとってはあまり気持ちのよいものではないだろう。ミアも、軽く眉を顰めていう。
「レイルは、息苦しくないの? ずっとこんな場所にいて」
「少し、息苦しいくらいの方が、居心地がいいんだ」
言いながら、自分は操縦席に座りなおす。
これは、頭の中に声が聞こえるかどうかとはまた別で、狭い空間にいた方が、心が落ち着くのだった。どうも、広い空間に置かれていると、そこが自分のいていい場所ではないような気がするのだ。ミアの芳しくない反応を見る限り、それが一般的な感覚でないことは間違いなさそうだが。
「居心地よくても、もうちょっと、外に出た方がいいと思うよ。それとも……、やっぱり、頭の中の声がうるさい?」
「覚醒してるときは、そうでもないんだ。聞こえるけど、ずっと遠く感じる」
「でも、聞こえてるんだ……」
レイルは頷いて、コーヒーを一口。お世辞にも美味いとはいえないが、それでも喉を潤せるのはありがたかった。
「ずっと聞こえてると、逆に気にならないから、心配しないで」
「心配しないでって言われても、説得力ないよ。頭の中に声が聞こえるってこと自体が、普通じゃないんだから。誰かに、診てもらった方がいいんじゃないかな」
その言葉には、曖昧な表情を浮かべざるを得ない。
異常なのは承知の上だが、診てもらうにしたって、誰に? こんな症状を提示されても、医者も困ってしまうのではないだろうか。そもそも、信頼できる医者を探すのだって、大変そうだ。
ミアもそれをわかっていないわけではないようで、「難しいとは思うけどさ」と付け加えて、コーヒーをすする。
「……ねえ、もしも、もしもの話、だけどさ」
「ん?」
「未識別機動体との戦いが、終わったとしたら。レイルは、何をするんだろうね」
戦いが、終わったとしたら――?
自分の手を見る。記憶が始まったときから、グレムリンを操ることだけができた、手。正確には手はあくまでひとつのインタフェースに過ぎず、この体とそれを統括する思念がグレムリンを動かしている、のだと思っているが。
もし、グレムリンで戦う必要がなくなったとしたら。自分は、一体何をしているのだろう。
「何、を……?」
記憶がなくても何も困りはしない。自分にまつわる何ひとつがわかっていなくても何も困りはしない。それは、目の前に戦いがあるからだ。自分にできることが、できる場所があるからだ。
けれど、それがなくなった日のことを、考えたことがなかったのだと、気付く。
戦いをなくすために、戦っているはずなのに。
もしもの景色を想像する。戦いがなくなった世界。この力が必要でなくなった、世界。
「僕は……、そこにいて、いいのかな」
ぽつり。ほとんど意識せず、言葉が零れ落ちた。ミアの目が見開かれる。
「何、言ってるの?」
「戦いがなくなる。それは、僕だって望んでることだけど。……そうなったら、僕は、もう、必要ないのかなって」
「どうしてそうなっちゃうかなあ! 戦いが終わるってことは、レイルももう、戦わなくていいってことなんだよ。好きなことをしていいんだよ。レイルの好きなことは何? やりたいことは何? 今までみんなと過ごしてきて……、何か……、ない、の?」
始めは激しかったミアの語調が、萎んでいく。表情をくしゃりと歪めて、レイルをじっと見つめている。
ああ、また、こういう顔をさせてしまった。
レイルは今日も自分の失態を悟る。いつだってそう、レイルの言動はどうもミアを不安にさせてしまうらしい。
けれど、「好きなことをしていい」と言われても、本当に何も浮かばなかったのだ。好きなこと、やりたいこと。……想像も、つかない。
「ごめん。今はまだ、何も思いつかない。でも、僕は、戦いが終わった世界にいてもいいのか」
「いちゃダメなんて、誰も言ってないじゃん……」
「そう、だな。どうして、いてはいけないなんて、思ったんだろう?」
「あたしが聞きたいよ!」
それはそうだ。レイルも自分で自分に呆れてしまう。
ぷう、と頬を膨らませたミアが、レイルを見上げる。
「レイルは、もうちょっと、戦い以外にも興味を持って。これからも、生きててくれるんでしょう? この戦いを生き抜いていけるなら……、もしかしたら、戦いが終わる日にだって、立ち会えるかもしれないじゃない」
――その時に、一緒に喜べないなんて、寂しいよ。
ミアの言葉に、レイルは何も言えなくなる。
気の利いたことを言えればよかったのかもしれないが、あいにく、レイルの頭の中にはその手の言葉はまるで浮かばなかった。
代わりに、浮かび上がってくるのは、何故だろう、ミアがいる温かな光差す世界を、一歩離れた酷く冷たい場所から見つめているヴィジョンばかりだった。
もちろん、そんなこと、ミアに言えるはずもなかったけれど。
【Scene:0009 もしものはなし】
* * *
スリーピング・レイルにとって、グレムリン『スリーピング・レイル』の操縦棺は他のどのような場所よりも安らぎをもたらす空間であった。
ほとんど常に頭の中に響いている無数の声も、操縦棺に入っている間はぴたりと収まる。一日の中でも貴重な静寂をもたらすこの空間に居付くのも、当然の帰結というものだった。
だから、今日もレイルは操縦棺の操縦席の上で丸まっている。ミアには嫌な顔をされる――きっと、「人並みに」部屋の寝台で眠ってほしいのだろう、ということは想像がつく――けれど、これは頭の中の声が消えてくれない限り、どうしようもない。
ただ、静かになったらなったで、明確な焦点を結ばない思考が浮かんでは、消える。
結局、これだけの期間、傭兵として戦い続けてきたけれど、自分のことについては何一つわからないままだ。『スリーピング・レイル』という言葉とエンブレムだけが自分を定義するものであり、手元にあったそれらについて少しずつ調べていないわけでもなかったけれど、そもそも伝手も何も無い状態では、調査はろくに進まなかった。
「……スリーピング・レイル、か」
そう名乗り、呼ばれるようになり、今はもう、「自分の名前」として認識できるようになってきた。ただ、これが元から自分のものであったかというと、きっとそんなことはないのだとも、思う。
眠る鳥のエンブレム、眠る鳥を示す文字列。
記憶が始まったときから、不思議と動かせたグレムリン。
その一方で、致命的に自分の中から欠け落ちている虚空領域の常識。
足りない知識を飲み込むたびに、頭の中にちらつく違和感。
首にべったりと残された、紐状の痕跡。
そして、少しでも意識を緩めると、頭の中に響き渡る、自分の知らない声。
今になっても、わかることのない「自分自身のこと」。
とはいえ、それらの事柄については、知らなくても生きてはいける。今までそうしてきたように、そういうものだと思って、頭の隅においやって、戦場に赴いていればいい。理由はわからないけれど、自分には戦う力があって、だから戦っている。それだけでも十分といえば十分だ。自分が戦場に向かうことによって、結果的に誰かを助けられるというなら、尚更、余計なことなんて考えなくていいのだとも、思う。
ただ――。
そこまで考えたところで、操縦棺の内部に外からの音声が入り込んでくる。
『レイル、いる?』
ミアの声だ。レイルは外に向けて「いるよ」と答えて、操縦棺を開ける。すると、『スリーピング・レイル』の足元にちょこんとミアが立っていた。その手には、二つのカップが握られている。
「邪魔した?」
「ううん、ぼうっとしてただけ。何かな」
「最近、ほとんどの時間、操縦棺に籠ってるでしょ。ちょっと、心配になって見に来たんだよ」
食事のときには必ず食堂に顔を出すようにしているし、幽霊船の乗組員たちとのやり取りを意識して避けているわけではない。ただ、ミアの言う通り、以前より操縦棺にいる時間が増えているのは事実だった。
「操縦棺、入ってもいい?」
レイルが頷くと、ミアが手を伸ばして、レイルの手に二つのカップを手渡す。カップの中身はあたたかなバイオコーヒー。状態が良いとはいえない水に、誤魔化すための味をつけただけのもの。今となっては毎日口にしているものだが、当初はどこまでも「初めてのもの」だったことを、今も時折思い出す。
そして、ミアはぴょんと操縦棺に飛び乗ってくる。そして、レイルの手から自分のカップを受け取ると、操縦棺の狭い床に座りこんで、操縦棺の中を見渡す。通常の操縦棺よりはやや広いとはいえ、低い天井と圧迫感のある壁面は、慣れない人間にとってはあまり気持ちのよいものではないだろう。ミアも、軽く眉を顰めていう。
「レイルは、息苦しくないの? ずっとこんな場所にいて」
「少し、息苦しいくらいの方が、居心地がいいんだ」
言いながら、自分は操縦席に座りなおす。
これは、頭の中に声が聞こえるかどうかとはまた別で、狭い空間にいた方が、心が落ち着くのだった。どうも、広い空間に置かれていると、そこが自分のいていい場所ではないような気がするのだ。ミアの芳しくない反応を見る限り、それが一般的な感覚でないことは間違いなさそうだが。
「居心地よくても、もうちょっと、外に出た方がいいと思うよ。それとも……、やっぱり、頭の中の声がうるさい?」
「覚醒してるときは、そうでもないんだ。聞こえるけど、ずっと遠く感じる」
「でも、聞こえてるんだ……」
レイルは頷いて、コーヒーを一口。お世辞にも美味いとはいえないが、それでも喉を潤せるのはありがたかった。
「ずっと聞こえてると、逆に気にならないから、心配しないで」
「心配しないでって言われても、説得力ないよ。頭の中に声が聞こえるってこと自体が、普通じゃないんだから。誰かに、診てもらった方がいいんじゃないかな」
その言葉には、曖昧な表情を浮かべざるを得ない。
異常なのは承知の上だが、診てもらうにしたって、誰に? こんな症状を提示されても、医者も困ってしまうのではないだろうか。そもそも、信頼できる医者を探すのだって、大変そうだ。
ミアもそれをわかっていないわけではないようで、「難しいとは思うけどさ」と付け加えて、コーヒーをすする。
「……ねえ、もしも、もしもの話、だけどさ」
「ん?」
「未識別機動体との戦いが、終わったとしたら。レイルは、何をするんだろうね」
戦いが、終わったとしたら――?
自分の手を見る。記憶が始まったときから、グレムリンを操ることだけができた、手。正確には手はあくまでひとつのインタフェースに過ぎず、この体とそれを統括する思念がグレムリンを動かしている、のだと思っているが。
もし、グレムリンで戦う必要がなくなったとしたら。自分は、一体何をしているのだろう。
「何、を……?」
記憶がなくても何も困りはしない。自分にまつわる何ひとつがわかっていなくても何も困りはしない。それは、目の前に戦いがあるからだ。自分にできることが、できる場所があるからだ。
けれど、それがなくなった日のことを、考えたことがなかったのだと、気付く。
戦いをなくすために、戦っているはずなのに。
もしもの景色を想像する。戦いがなくなった世界。この力が必要でなくなった、世界。
「僕は……、そこにいて、いいのかな」
ぽつり。ほとんど意識せず、言葉が零れ落ちた。ミアの目が見開かれる。
「何、言ってるの?」
「戦いがなくなる。それは、僕だって望んでることだけど。……そうなったら、僕は、もう、必要ないのかなって」
「どうしてそうなっちゃうかなあ! 戦いが終わるってことは、レイルももう、戦わなくていいってことなんだよ。好きなことをしていいんだよ。レイルの好きなことは何? やりたいことは何? 今までみんなと過ごしてきて……、何か……、ない、の?」
始めは激しかったミアの語調が、萎んでいく。表情をくしゃりと歪めて、レイルをじっと見つめている。
ああ、また、こういう顔をさせてしまった。
レイルは今日も自分の失態を悟る。いつだってそう、レイルの言動はどうもミアを不安にさせてしまうらしい。
けれど、「好きなことをしていい」と言われても、本当に何も浮かばなかったのだ。好きなこと、やりたいこと。……想像も、つかない。
「ごめん。今はまだ、何も思いつかない。でも、僕は、戦いが終わった世界にいてもいいのか」
「いちゃダメなんて、誰も言ってないじゃん……」
「そう、だな。どうして、いてはいけないなんて、思ったんだろう?」
「あたしが聞きたいよ!」
それはそうだ。レイルも自分で自分に呆れてしまう。
ぷう、と頬を膨らませたミアが、レイルを見上げる。
「レイルは、もうちょっと、戦い以外にも興味を持って。これからも、生きててくれるんでしょう? この戦いを生き抜いていけるなら……、もしかしたら、戦いが終わる日にだって、立ち会えるかもしれないじゃない」
――その時に、一緒に喜べないなんて、寂しいよ。
ミアの言葉に、レイルは何も言えなくなる。
気の利いたことを言えればよかったのかもしれないが、あいにく、レイルの頭の中にはその手の言葉はまるで浮かばなかった。
代わりに、浮かび上がってくるのは、何故だろう、ミアがいる温かな光差す世界を、一歩離れた酷く冷たい場所から見つめているヴィジョンばかりだった。
もちろん、そんなこと、ミアに言えるはずもなかったけれど。
【Scene:0009 もしものはなし】
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NEWS
――崩れ去る巨大未識別融合体波が引くように勢いを弱めていく未識別機動体
ジャンクテイマーもまた、じっとその息をひそめ
一つの戦いが、終わったのだ

「■■■からのアクセス。思念接続を開始……対流域を確保。ようこそ、グレイヴネットへ!!」

「おい、空をみろ!! あの高高度全翼機……こっちに向かっている!! 航空者だよ!!」


「……虚空領域に戦う者よ、よくやった。《ファントム》の撃破により、浄化の時は近い」

「航空者が喋っている!!?? 何が起きているんだ」


「《ファントム》……君たちの言葉では、未識別グレムリン融合体というのだったな」

「時は緩やかに浄化へと向かう。我々は、君たちに感謝と一つの助言を行いたい」

「ありがとう。そして、いま、危機が迫っている。グレムリンの、悪しき進化の前兆だ」

「悪しき進化……いったい何のことさ」

「我々はグレムリンの設計者だ。グレムリンは我々の理想を叶えるために設計された」

「つまり、世界を浄化するための……世界を救済する神として、作られたのだ」

「その力を悪用し、世界を意のままに変えようと目論む者がいる」

「救済する……神!?」

「我々は世界の法則を全て解き明かし、それに干渉する方法を編み出した」

「そして、その干渉する装置こそ……グレムリンの真の機能、というわけだ」

「その力をハックし、世界を変えつつある者がいる。君たちの言うジャンクテイマーの首魁だ」

「できるのかい、そんなこと……」

「……なぁ、二つだけ言いたいことがある」

「認めよう」

「一つ、あなたたちは、何者だ?」

「我々は世界の謎を解き明かしもの。すでに、我々の構成者は思念を統一した」

「我々は全てであり、我々は一つでもある。我々は自分自身を《グレムリンズ・ギフト》と名乗る。我々が結束した組織の名前だ」

「よく分からないけど、分かった。もう一つは……」

「俺のグレムリンは神なんかじゃないよ。ただのマシンで、俺の相棒だ」

「……」

「設計者だからさ、たぶん願いとかさ、夢とかさ、たくさん託しているんだと思う」

「それだけ、世界を救いたいという希望のために、グレムリンは生まれたんだと思う」

「そう思うくらい、絶望の中で生まれた光なんだと思う」

「でも何というか、俺にとってはさ、座り心地のいいシートでさ」

「トリガーの感触は最高で、たまに詰まるときもあるけどさ、エンジンがこうぐぁーっと上がってってさ」

「ブーストをふかして飛んでいくと、最高に思い通りに動いてくれる……そんな、ただのマシンなんだ」

「……そうか」

「あっ、でも、分かるよ!! こう、不思議な力あるし、思念で動くし、たぶん世界変えられるっていうか……」

「……我々の最初の願いも、君と同じただのマシンだったのかもしれないな」

「……えっ?」

「ありがとう、我々の全てはいま、懐かしい思いを感じている。そうだったな、我々は設計者。マシンを……作る者」

「最後に、気をつけろ。このグレムリンは無敵の力を持っている。その力が君たちに牙をむく」

「ジャンクテイマーは、その力を制御しつつある……」
――ゆっくりと飛び去って行く航空者
その後には、いつもの粉塵に包まれた空があるだけだった
ここは雨の海。ざあざあと、雨が降り続いている

「天気は雨! これからも雨!!」

「でも今だけは、つかの間の晴れ!」
海の上に建てられた小屋から、スピーカーで音声が繰り返されている
連装砲を破棄した
頭部《Wolfszähne》を出品した!!
緊急推進装置を破棄した
スリーピング・レイルは破壊型術導重機関砲を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
スリーピング・レイルは法衣を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
スリーピング・レイルは8-D-4を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
◆アセンブル










◆僚機と合言葉
ネグロとバディを結成した!!
次回オークリーフ・レッドメールに協賛し、参戦します

「届けたいものがある。進路を開いてくれ」
移動
西←へ移動し、南東海域【雨の海】へと到達した
ユニオン活動
パッチワーク・ゴーストシップの活動記録
迷子の迷子の幽霊船。継ぎ接ぎだらけの幽霊船。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。

「がらくたゆーな!たからのやまってゆえやー!
……って、ジャンクひろいのじーちゃんがいってた!」

「(走り回っていたガキが振り向いた。)@@@」

「あっこんにちわ! おっちゃん、ここのひと?
キルシェはねー、えっと、あっちからきたよ! かえるところはないかなー」
メッセージ
ENo.140からのメッセージ>>
ハンプバック
「ふむ………」
不意に生じた間。通信先の相手の反応を、ハンプバックは確かに感じ取った。
考え事をしていたのか、通信が僅かに沈黙する。
……その後に紡がれた言葉は、やけに声高だった。
ハンプバック
「ああ、よろしく頼むよ!スリーピング・レイルくん!
協力してもらえるなら、代わりに君達への協力も惜しまないぜ」
1件のメッセージを送信しました
>>Eno.96

「ふむ………」

考え事をしていたのか、通信が僅かに沈黙する。
……その後に紡がれた言葉は、やけに声高だった。

「ああ、よろしく頼むよ!スリーピング・レイルくん!
協力してもらえるなら、代わりに君達への協力も惜しまないぜ」
1件のメッセージを送信しました
>>Eno.96
◆7回更新のメッセログ
◆6回更新のメッセログ
◆5回更新のメッセログ
◆4回更新のメッセログ
◆3回更新のメッセログ
◆2回更新のメッセログ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
精算
報酬 30
売上 3
┗パーツ販売数 3個
今回の購入者-->>66 >>113 >>179
経費 -3
フラグメンツ獲得 30
【!】残弾枯渇 8-D-4は弾数が枯渇しました。補給所で弾薬を入手したり、コンテナを入手、開封し、装弾をする必要があります
【!】増殖 フライトレス・フェザーは弾数が増加し 23発 になりました
【!】増殖 フライトレス・フェザーは弾数が増加し 23発 になりました
売上 3
┗パーツ販売数 3個
今回の購入者-->>66 >>113 >>179
経費 -3
フラグメンツ獲得 30
【!】残弾枯渇 8-D-4は弾数が枯渇しました。補給所で弾薬を入手したり、コンテナを入手、開封し、装弾をする必要があります
【!】増殖 フライトレス・フェザーは弾数が増加し 23発 になりました
【!】増殖 フライトレス・フェザーは弾数が増加し 23発 になりました
あなたはフラグメンツと交換でゲーミングチェアを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で秘密兵器0号を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換でレストアチップを手に入れた……
【物資援助】あなたはハンドガンを入手した……
夜空には静かに星が浮かぶ……(コンテナ入手率 69.32%)
キャラデータ
__0






__6






_12






_18






_24






_97






103






109




所持品リスト

種別:術導重機関砲 [連射聖魔射撃火器]
零4耐3《広域DLパーツ:スリーピング・レイル(Eno15)からのDL》
▮▮▮▮ FULL ▮▮▮▮
【装弾数】…… 23
[tips]