第9回目 午前2時のアレクシア・エコーズ
プロフィール

名前
アレクシア・エコーズ
愛称
アレクシア
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経歴 赤毛の女。 本職は技師。 平和主義。 感情が乗らない抑揚の乏しい声。 最近、男を拾った。 祝福と、傷跡。 機体名『サイレント・リップルス』。 ウミネコを模したグレムリン。 *プロフ絵はへたのさんから頂きました。 |
僚機プロフィール

名前
コール=ターナー
愛称
コール
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経歴 半身機械。 オートメイション。 拾われ。 グレムリンテイマー。 未来。 ※アイコン、プロフ絵はへたの先生に描いて貰いましあた!!!滅茶苦茶カッコいい!!!!!!【僚機詳細】 |
◆日誌
あらすじ:
ペンギン諸島に来たベルーガ一行は、艦長カイルの「温泉に入りてえ~!」という気紛れによりボロ温泉旅館に泊まることになった!
ガコン、と重みのある物が落ちる音。
アレクシアは自動販売機の取り出し口から、瓶に入ったコーヒー牛乳を掴み上げた。
"ゆ"と書かれた赤い暖簾をくぐり、脱衣所から待合室に出る。女湯と男湯に面した待合室には背の低い机と椅子が並び、壁際には自動販売機と、年季の入ったマッサージチェアが鎮座していた。
その待合室の真ん中で。
「……え、何? どしたの?」
コールが姿勢良く立ち、腰に手を当て堂々とコーヒー牛乳を飲んでいる。
なぜこんなところで。そんなに堂々と。アレクシアが思わず声を掛けると、「コーヒー牛乳を飲んでいる」とコールは事もなげに答えた。
「温泉でコーヒー牛乳を飲むときは、腰に手を当ててグッと飲むように言われた。それも瓶で……だ」
「コールくん、もうちょい人を疑うことを覚えた方がいいよ。特に艦長の言うことは」
カイル、というかベルーガの乗組員はコールのことを気に入っていた。彼の知識は妙に偏っている。その無い部分のことは嘘や冗談でも簡単に真に受け、すくすく吸収するから面白がられているのだ。
コールは、「そうなのか?」と眉を顰めた。アレクシアは近くの椅子に腰掛け、コーヒー牛乳の蓋を開けながら頷いた。
「そ。半分くらいは適当なこと言ってると思った方がいい。……いや、今回の場合は間違ってるわけでもないけどさあ。何だろ。別にほら、好きに飲んだらいいじゃん。そういう決まりがあるわけでもないし」
「決まりがあるわけではないのか」
「決まりではないねえ」
それを実証するように、アレクシアは椅子に座ってコーヒー牛乳を飲む。コールは、「なるほど」と一つ頷いた。
「次はビールを飲んでみるつもりだ。温泉といえばビールも間違いなのか?」
「それは合ってる。ペンギン諸島の特産じゃなかったっけ? いんじゃない、せっかくだし」
ペンギン諸島の名物、それはペンギンと温泉とビールだ。さっきまで入っていた露天風呂でも、ペンギンが寒さをものともせず歩き回っていた。ビールについては、食道楽のシリヤがうきうきと語っていたのを覚えている。
「満喫してるねえ、温泉」
コールは相変わらずの無表情だが、随分楽しんでいるように見えて――それを、どちらかというと好ましく思いながらアレクシアは言った。
しかし、コールは首を横に振る。
「満喫というほどではないが。温泉には入っていないし」
「そうなの? ……って、あー、そっか。無理か」
すぐに納得した様子でコールの義手をしげしげと見遣った。防水加工はされているだろうが、さすがに温泉では錆びそうだ。簡単に取り外しができるタイプでもないようだし、これでは難しい。
そう考えたところで、ふと、この旅館に来た時のことを思い出す。
「外に足湯なかったっけ? そっちならコールくんでもいけるんじゃない。それこそせっかくなんだし、行ってきたら」
確か、旅館のすぐ外に足湯があったはずだ。待合室から旅館の入り口に続く廊下を指さした。
「足湯。それならば入れるかもしれない」
「温泉に来て入らないのもね」
旅館はボロいが、温泉は温泉だ。入らないのはもったいない。
コールと一緒に廊下を渡る。アレクシアは足湯に興味がなかったが、単純に進行方向が同じだった。右手のガラス窓からは和風作りの庭が見える。こういうのをワビサビと言うんだったか。
「あれは」
「ん?」
不意にコールが立ち止まる。少し遅れてアレクシアも歩を止めると、そこは卓球コーナーの前だった。廊下の左手はいくつかの部屋と繋がっていて、他にも漫画コーナーや休憩室がある。
コールの視線は、卓球台にじっと向けられていた。
「あれが噂の卓球か」
「あー……かな? 卓球。よく知らないけど」
「温泉といえば卓球らしい。どうやら、ピンポンダマという物を打ち合って競うスポーツらしいが」
コールは卓球台に近づく。なんか行っちゃったよ。好奇心の塊か? 仕方なく、アレクシアも後を追う。
コールは早速、備え付けのピンポン球とラケットを手に持って眺めている。アレクシアも実物を見るのは初めてだ。
「ふーん、これがねえ……」
「試しにやってみようか」
「え? やるの?」
コールはアレクシアにラケットを差し出した。つい勢いに押されて受け取るのだが、
「……どうやって?」
「わからない」
ルールを知る者が――この場に居ないのである!!
アレクシアはふと、ラケットの色が裏表で違うことに気づいた。なんだこれは。裏表の概念があるのか? 続いて、台を見る。真ん中に張られたネットで二手に仕切られているようだ。
コールもラケットと球を手に持ったまま暫く黙り込んでいたが、やがて頷いた。
「やってみるか」
「まあ、いいけどさ……え、こっちに立てばいいんだよね? なんか仕切りあるし」
「仕切り……そういう見方もあるか」
卓球台の仕切りによって、陣地が分けられているのでは? そう当たりをつけ、アレクシアはコールの反対側に立った。ネットを挟んで、二人が向かい合う。
コールはボールを高く投げ、ラケットを振るった。
ブンッ!!
スカッ。
「……もう一回やったら」
「そうしよう」
コールは落ちた球を拾い、元の位置に戻った。同じように構え、球を高く投げる。ラケットを振ると今度は球を捉えた――が、台には入らず、アレクシアを通り越して飛んでいってしまった。
「思ったより難しいな」
アレクシアは球を拾い上げ、所定の位置に立つ。随分苦戦しているようだが、そんなに難しいのだろうか?
ボールをトス。ラケットを振る。スカッ。
「……難しいね。小さくない? ボール。あと、なんか軽いし」
「ああ、意外とコントロールが難しい。見た目より繊細な競技だ」
「うーん」
台上に転がったボールを回収、トス、空振り。
「……コールくん、どうぞ」
諦めて球を素手で投げた。コン、コンコン……ピンポン玉が台を跳ねる、独特な音が響く。
コールは手前に来たそれを掬い上げ、再び構えた。球を高く投げ、ラケットを振り――今度は上手くいった。アレクシア目掛けて打球が飛ぶ。
ものすごい速さで。
「うわっ」
思わず避けるも、球が頬を掠めた。コンッ! と壁に当たった球が跳ね返り、床を転がる。
球とラケット、それからコールを見比べて、
「あっぶな……ちょっと待って、これこういうゲームなの? 危なくない?」
「わからない」
「少なくとも人にぶつけるのは違うと思う」
「そうか」
そんなスポーツは嫌だ。憮然としたアレクシアに対し、コールは腕を組んで考え込む。
と、そこに別の客が卓球コーナーに入ってきた。雑談を交わしながら自然な流れで空いている卓球台の前に立ち、これまた自然に卓球を楽しみ始めた。
あれこそ正しい卓球作法では? 二人はその客を暫く眺めていた。「なるほど」とコールが呟き、「ほら」とアレクシアが言った。ぶつけてないじゃん。
「やっとこの仕切りの意味がわかってきた。なら、あまり力を入れ過ぎても駄目ということか」
「相手の陣地にバウンドさせて入れないと駄目っぽくない? そのまますっ飛ばしたらミスになりそう」
「そして……最初の打球は自分の陣地に入れてから」
とりあえず、実践あるのみ。コールは球を高く投げ、狙いを定めてラケットを振った。コンと球が自分の陣地で跳ね、相手の陣地で跳ねる。
アレクシアが構えた。この球を相手の陣地に返せばいい。
えいっ。
スカッ。
「……」
トスした球を打てなかった人間が、打ち入れられて跳ねる球を打ち返せるわけがなかった。
球を拾う、トス、また空振り。
「……何かコツとかある?」
「ボールをよく見る」
「見てたよ」
「ラケットを正確に振る」
「振ったし」
「力加減を間違えない」
「そもそも当たらないんだよね」
アレクシアは眉を顰める。
「全部やってるつもりなんだけどな~……」
ただの遊びだが、このまま打てないのも癪だった。また球をトスする。落ちてくるそれをよく見て、ラケットを丁寧に振って、
「あ」
当たった。コンッ、コン……コールの陣地に球が入る。
「ボールをよく見る。ラケットを正確に振る。力加減を間違えない」
コールは空中の球の芯を捉えるよう、ラケットをまっすぐ振った。コンッと小気味いい音を立て、アレクシアへの返球に成功する。
「えー、ボール……ラケット……」
返ってくるのが早い。ええいままよ。勢いでラケットを振るとなんとか返ったが、球はネットギリギリを通る返し辛い一打となった。
コールは咄嗟に手を伸ばす。寸でのところでラケットに当たったが、球は明後日の方に飛んでいってしまった。
「そういうやり方もあるのか。やるな、雇い主さん」
「え? あー……うん。狙った」
「意外とこういうスポーツをやるのも悪くない」
コールはそう言って、またサーブをする。
「……まあ、悪くはないね」
卓球コーナーには、暫くラリーの音が響いていた。
ペンギン諸島に来たベルーガ一行は、艦長カイルの「温泉に入りてえ~!」という気紛れによりボロ温泉旅館に泊まることになった!
ガコン、と重みのある物が落ちる音。
アレクシアは自動販売機の取り出し口から、瓶に入ったコーヒー牛乳を掴み上げた。
"ゆ"と書かれた赤い暖簾をくぐり、脱衣所から待合室に出る。女湯と男湯に面した待合室には背の低い机と椅子が並び、壁際には自動販売機と、年季の入ったマッサージチェアが鎮座していた。
その待合室の真ん中で。
「……え、何? どしたの?」
コールが姿勢良く立ち、腰に手を当て堂々とコーヒー牛乳を飲んでいる。
なぜこんなところで。そんなに堂々と。アレクシアが思わず声を掛けると、「コーヒー牛乳を飲んでいる」とコールは事もなげに答えた。
「温泉でコーヒー牛乳を飲むときは、腰に手を当ててグッと飲むように言われた。それも瓶で……だ」
「コールくん、もうちょい人を疑うことを覚えた方がいいよ。特に艦長の言うことは」
カイル、というかベルーガの乗組員はコールのことを気に入っていた。彼の知識は妙に偏っている。その無い部分のことは嘘や冗談でも簡単に真に受け、すくすく吸収するから面白がられているのだ。
コールは、「そうなのか?」と眉を顰めた。アレクシアは近くの椅子に腰掛け、コーヒー牛乳の蓋を開けながら頷いた。
「そ。半分くらいは適当なこと言ってると思った方がいい。……いや、今回の場合は間違ってるわけでもないけどさあ。何だろ。別にほら、好きに飲んだらいいじゃん。そういう決まりがあるわけでもないし」
「決まりがあるわけではないのか」
「決まりではないねえ」
それを実証するように、アレクシアは椅子に座ってコーヒー牛乳を飲む。コールは、「なるほど」と一つ頷いた。
「次はビールを飲んでみるつもりだ。温泉といえばビールも間違いなのか?」
「それは合ってる。ペンギン諸島の特産じゃなかったっけ? いんじゃない、せっかくだし」
ペンギン諸島の名物、それはペンギンと温泉とビールだ。さっきまで入っていた露天風呂でも、ペンギンが寒さをものともせず歩き回っていた。ビールについては、食道楽のシリヤがうきうきと語っていたのを覚えている。
「満喫してるねえ、温泉」
コールは相変わらずの無表情だが、随分楽しんでいるように見えて――それを、どちらかというと好ましく思いながらアレクシアは言った。
しかし、コールは首を横に振る。
「満喫というほどではないが。温泉には入っていないし」
「そうなの? ……って、あー、そっか。無理か」
すぐに納得した様子でコールの義手をしげしげと見遣った。防水加工はされているだろうが、さすがに温泉では錆びそうだ。簡単に取り外しができるタイプでもないようだし、これでは難しい。
そう考えたところで、ふと、この旅館に来た時のことを思い出す。
「外に足湯なかったっけ? そっちならコールくんでもいけるんじゃない。それこそせっかくなんだし、行ってきたら」
確か、旅館のすぐ外に足湯があったはずだ。待合室から旅館の入り口に続く廊下を指さした。
「足湯。それならば入れるかもしれない」
「温泉に来て入らないのもね」
旅館はボロいが、温泉は温泉だ。入らないのはもったいない。
コールと一緒に廊下を渡る。アレクシアは足湯に興味がなかったが、単純に進行方向が同じだった。右手のガラス窓からは和風作りの庭が見える。こういうのをワビサビと言うんだったか。
「あれは」
「ん?」
不意にコールが立ち止まる。少し遅れてアレクシアも歩を止めると、そこは卓球コーナーの前だった。廊下の左手はいくつかの部屋と繋がっていて、他にも漫画コーナーや休憩室がある。
コールの視線は、卓球台にじっと向けられていた。
「あれが噂の卓球か」
「あー……かな? 卓球。よく知らないけど」
「温泉といえば卓球らしい。どうやら、ピンポンダマという物を打ち合って競うスポーツらしいが」
コールは卓球台に近づく。なんか行っちゃったよ。好奇心の塊か? 仕方なく、アレクシアも後を追う。
コールは早速、備え付けのピンポン球とラケットを手に持って眺めている。アレクシアも実物を見るのは初めてだ。
「ふーん、これがねえ……」
「試しにやってみようか」
「え? やるの?」
コールはアレクシアにラケットを差し出した。つい勢いに押されて受け取るのだが、
「……どうやって?」
「わからない」
ルールを知る者が――この場に居ないのである!!
アレクシアはふと、ラケットの色が裏表で違うことに気づいた。なんだこれは。裏表の概念があるのか? 続いて、台を見る。真ん中に張られたネットで二手に仕切られているようだ。
コールもラケットと球を手に持ったまま暫く黙り込んでいたが、やがて頷いた。
「やってみるか」
「まあ、いいけどさ……え、こっちに立てばいいんだよね? なんか仕切りあるし」
「仕切り……そういう見方もあるか」
卓球台の仕切りによって、陣地が分けられているのでは? そう当たりをつけ、アレクシアはコールの反対側に立った。ネットを挟んで、二人が向かい合う。
コールはボールを高く投げ、ラケットを振るった。
ブンッ!!
スカッ。
「……もう一回やったら」
「そうしよう」
コールは落ちた球を拾い、元の位置に戻った。同じように構え、球を高く投げる。ラケットを振ると今度は球を捉えた――が、台には入らず、アレクシアを通り越して飛んでいってしまった。
「思ったより難しいな」
アレクシアは球を拾い上げ、所定の位置に立つ。随分苦戦しているようだが、そんなに難しいのだろうか?
ボールをトス。ラケットを振る。スカッ。
「……難しいね。小さくない? ボール。あと、なんか軽いし」
「ああ、意外とコントロールが難しい。見た目より繊細な競技だ」
「うーん」
台上に転がったボールを回収、トス、空振り。
「……コールくん、どうぞ」
諦めて球を素手で投げた。コン、コンコン……ピンポン玉が台を跳ねる、独特な音が響く。
コールは手前に来たそれを掬い上げ、再び構えた。球を高く投げ、ラケットを振り――今度は上手くいった。アレクシア目掛けて打球が飛ぶ。
ものすごい速さで。
「うわっ」
思わず避けるも、球が頬を掠めた。コンッ! と壁に当たった球が跳ね返り、床を転がる。
球とラケット、それからコールを見比べて、
「あっぶな……ちょっと待って、これこういうゲームなの? 危なくない?」
「わからない」
「少なくとも人にぶつけるのは違うと思う」
「そうか」
そんなスポーツは嫌だ。憮然としたアレクシアに対し、コールは腕を組んで考え込む。
と、そこに別の客が卓球コーナーに入ってきた。雑談を交わしながら自然な流れで空いている卓球台の前に立ち、これまた自然に卓球を楽しみ始めた。
あれこそ正しい卓球作法では? 二人はその客を暫く眺めていた。「なるほど」とコールが呟き、「ほら」とアレクシアが言った。ぶつけてないじゃん。
「やっとこの仕切りの意味がわかってきた。なら、あまり力を入れ過ぎても駄目ということか」
「相手の陣地にバウンドさせて入れないと駄目っぽくない? そのまますっ飛ばしたらミスになりそう」
「そして……最初の打球は自分の陣地に入れてから」
とりあえず、実践あるのみ。コールは球を高く投げ、狙いを定めてラケットを振った。コンと球が自分の陣地で跳ね、相手の陣地で跳ねる。
アレクシアが構えた。この球を相手の陣地に返せばいい。
えいっ。
スカッ。
「……」
トスした球を打てなかった人間が、打ち入れられて跳ねる球を打ち返せるわけがなかった。
球を拾う、トス、また空振り。
「……何かコツとかある?」
「ボールをよく見る」
「見てたよ」
「ラケットを正確に振る」
「振ったし」
「力加減を間違えない」
「そもそも当たらないんだよね」
アレクシアは眉を顰める。
「全部やってるつもりなんだけどな~……」
ただの遊びだが、このまま打てないのも癪だった。また球をトスする。落ちてくるそれをよく見て、ラケットを丁寧に振って、
「あ」
当たった。コンッ、コン……コールの陣地に球が入る。
「ボールをよく見る。ラケットを正確に振る。力加減を間違えない」
コールは空中の球の芯を捉えるよう、ラケットをまっすぐ振った。コンッと小気味いい音を立て、アレクシアへの返球に成功する。
「えー、ボール……ラケット……」
返ってくるのが早い。ええいままよ。勢いでラケットを振るとなんとか返ったが、球はネットギリギリを通る返し辛い一打となった。
コールは咄嗟に手を伸ばす。寸でのところでラケットに当たったが、球は明後日の方に飛んでいってしまった。
「そういうやり方もあるのか。やるな、雇い主さん」
「え? あー……うん。狙った」
「意外とこういうスポーツをやるのも悪くない」
コールはそう言って、またサーブをする。
「……まあ、悪くはないね」
卓球コーナーには、暫くラリーの音が響いていた。
◆8回更新の日記ログ
◆7回更新の日記ログ
◆6回更新の日記ログ
◆5回更新の日記ログ
◆4回更新の日記ログ
◆3回更新の日記ログ
◆2回更新の日記ログ
NEWS
――崩れ去る巨大未識別融合体波が引くように勢いを弱めていく未識別機動体
ジャンクテイマーもまた、じっとその息をひそめ
一つの戦いが、終わったのだ

「■■■からのアクセス。思念接続を開始……対流域を確保。ようこそ、グレイヴネットへ!!」

「おい、空をみろ!! あの高高度全翼機……こっちに向かっている!! 航空者だよ!!」


「……虚空領域に戦う者よ、よくやった。《ファントム》の撃破により、浄化の時は近い」

「航空者が喋っている!!?? 何が起きているんだ」


「《ファントム》……君たちの言葉では、未識別グレムリン融合体というのだったな」

「時は緩やかに浄化へと向かう。我々は、君たちに感謝と一つの助言を行いたい」

「ありがとう。そして、いま、危機が迫っている。グレムリンの、悪しき進化の前兆だ」

「悪しき進化……いったい何のことさ」

「我々はグレムリンの設計者だ。グレムリンは我々の理想を叶えるために設計された」

「つまり、世界を浄化するための……世界を救済する神として、作られたのだ」

「その力を悪用し、世界を意のままに変えようと目論む者がいる」

「救済する……神!?」

「我々は世界の法則を全て解き明かし、それに干渉する方法を編み出した」

「そして、その干渉する装置こそ……グレムリンの真の機能、というわけだ」

「その力をハックし、世界を変えつつある者がいる。君たちの言うジャンクテイマーの首魁だ」

「できるのかい、そんなこと……」

「……なぁ、二つだけ言いたいことがある」

「認めよう」

「一つ、あなたたちは、何者だ?」

「我々は世界の謎を解き明かしもの。すでに、我々の構成者は思念を統一した」

「我々は全てであり、我々は一つでもある。我々は自分自身を《グレムリンズ・ギフト》と名乗る。我々が結束した組織の名前だ」

「よく分からないけど、分かった。もう一つは……」

「俺のグレムリンは神なんかじゃないよ。ただのマシンで、俺の相棒だ」

「……」

「設計者だからさ、たぶん願いとかさ、夢とかさ、たくさん託しているんだと思う」

「それだけ、世界を救いたいという希望のために、グレムリンは生まれたんだと思う」

「そう思うくらい、絶望の中で生まれた光なんだと思う」

「でも何というか、俺にとってはさ、座り心地のいいシートでさ」

「トリガーの感触は最高で、たまに詰まるときもあるけどさ、エンジンがこうぐぁーっと上がってってさ」

「ブーストをふかして飛んでいくと、最高に思い通りに動いてくれる……そんな、ただのマシンなんだ」

「……そうか」

「あっ、でも、分かるよ!! こう、不思議な力あるし、思念で動くし、たぶん世界変えられるっていうか……」

「……我々の最初の願いも、君と同じただのマシンだったのかもしれないな」

「……えっ?」

「ありがとう、我々の全てはいま、懐かしい思いを感じている。そうだったな、我々は設計者。マシンを……作る者」

「最後に、気をつけろ。このグレムリンは無敵の力を持っている。その力が君たちに牙をむく」

「ジャンクテイマーは、その力を制御しつつある……」
――ゆっくりと飛び去って行く航空者
その後には、いつもの粉塵に包まれた空があるだけだった
ここは小群島。名もついていない無数の島が点在する

「ホーホッホッホー」

「ホーホーホッホホー」

「ホホーホーホーホー」

「ホルッホー-」

「過去、それは消滅に去り行くのみ」

「ホーホーホッホッホー」
きらびやかな鳥があなたにまとわりついて、服をついばんできた
耐衝撃逆関節を破棄した
アレクシアは乗換申請書を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
アレクシアは速防高耐久コアトルを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
キャット・ランⅠはマインドターボで強化された!!(素材消費)
◆アセンブル










◆僚機と合言葉
コール=ターナーとバディを結成した!!
次回フェアギスマインニヒトに協賛し、参戦します

「こちらの商品はいかがかな? いまなら入荷、絶賛未定!!」
移動
西←へ移動し、北北西海域【小群島】へと到達した
ユニオン活動
悪鬼巡洋艦【ベルーガ】の活動記録

コロッセオ・レガシィ所属の弱小船。
万年人手不足なところ、灰燼戦争で所属テイマーが多数殉職。
年齢不問、未経験歓迎でしょっちゅう求人広告を出しているが成果は芳しくなく、技師をテイマーに登用するなど混迷ぶりが際立つ。
艦長はカイル・ハワード。傭兵上がりの大雑把な壮年男性。
……なお、ここは【ベルーガ】第三甲板にある談話室のようだ。たまに食堂でもある。
部屋の隅にはグレイヴネットに繋がる回線があり、通信の送受信が可能。
【艦内構造】
・ダストデッキ…艦長室、操舵室兼海図室、グレムリン発着場
・第二甲板…各種グレムリンドッグ
・第三甲板…居住スペース、食堂、談話室、会議室
【労働環境】
・出来高報酬制/死亡保険なし/住み込み可/3食昼寝付き<s>味の保証なし</s>
・<s>人手不足のため</s>今なら個室に空き有!
・フルタイム正社員に限らず時短、業務委託、副業など雇用形態応相談
【PL向け情報】
*加入・脱退フリー。枠の関係で一言連絡があれば助かります。
*行先を合わせる必要はないのでご自由に。
*現在地が違っても談話室に顔を出して◎、細かいことは気にせず楽しくどうぞ。
*ユニオンにシステム的意義が生じたら連絡します。
ENo.129からのメッセージ>>

「いつもの食事に戻っているな……またshogatsuは来ないのか?」
ENo.130からのメッセージ>>

「う~ん……豪華なのが続くと侘びしさが強調されるな……」


「文化の話?
ジェリィちゃん。そんな繊細な人間、ここに来るわけないじゃん。」

「艦長が黒と言ったら白も黒、正月をやるって言ったらやるんだよ。
ちなみに、例年通りならバレンタインもホワイトデーもひな祭りもやる。
金がないくせにイベントは好きだからなあ」

祭持ち込みフリーだ。

「だからまあ、ジェリィちゃんの思う正月でいいんじゃない?」

「次はバレンタインか~……いいよね、チョコ。頭に効く感じが。
それまで生きていられるといいけど」

――ペンギン諸島らしい料理を目指しました!(副料理長シリヤ・マキ)
ペンギン型のチョコレートが、「ハッピーバレンタイン! ご自由にお取りください」のメモ書きと共に置かれている。
ENo.140からのメッセージ>>

「やあやあ、ごきげんよう。
ヒューマン・ビーイング」

「まさかレイディ達の花園とは驚いたよ。
もっとも、ボクは天然身体とボクの『彼女(きたい)』以外に興味はないがね。
別に好きにしてくれていい」

「しかし豪勢な食事は品切れか……
支障は無いが、少々残念だな」
ENo.161からのメッセージ>>

「すげえ……。
豪華なメシの後にひでえメシが出てくると
なんかメチャクチャこう、アレだな。
上げ落とし食らった感じで余計効くな」

「
@@@/23/コーンミールのドロ添えをズズッとすすっている。
時折「わはは、ひでえ」と笑いながら。
」

「しかしこのコーンミールって何で出来てんの?
なんか私の知ってるコーンとは
随分違うんだよなー」
メッセージ
ENo.161からのメッセージ>>
ジェリィ
「正解の景品? ほれ」
めちゃくちゃ投げやりな投げキッスを
ディスプレイに向かって飛ばした。
ジェリィ
「もうちょい難しい問題に答えられたら
もっといいものやるよ。
例えば私の正体はなんでしょう、とか。
このグレムリン、元は何フレームだったでしょう、とか。
まあ正解は自分でも分からんけど」
ジェリィ
「人の名前が保存されてるっつってもなあ。
元の所有者の登録情報は抹消されてるし、
ホント取り留めのない情報や画像データばっかりだぜ。
どこかのハンガーで撮られた集合写真、
戦場で咄嗟に撮ったとしか思えないブレッブレの静止画、
数百人分の名前が羅列されてる名簿、
新聞の切り抜き記事のスキャン。
しかもそれら全部、いつのものかも分かんねえ。
見たことないタイプのスーツ着てる奴もたまに写ってる。
10年・20年前のもんならまだいい方で、
下手したらグレムリンってカテゴリの兵器が登場した頃の
大昔のものかもしれん。
まず大枚はたいて調査に出さんとダメだろうな。
そんで私はそこまでの手間と金はさすがに惜しむぞ」
ジェリィ
「あー、アネモネ向かってんのか。
だったらすれ違いだな。
私はアネモネからぐるっと北回って
今は静かの海だわ。
コンテナの配達コース的に翡翠の工廠には寄らないな。
こっからタワーに向かう」
ジェリィ
「コンテナ2つ持ってんだぜ今。ウケる。
届けた先から増えやがる」
ジェリィ
「予想より地道かつ地道に勧誘やってたんだなァ。
だったら尚更もっと明るくて愛想良くした方が
いいと思――
いや、この陰鬱な世界で明るくて愛想いい勧誘は
なんかやっぱ逆に怖いな。
姉御は姉御のままでいてくれ」
5件のメッセージを送信しました
>>Eno.130 >>Eno.129 >>Eno.156 >>Eno.138 >>Eno.80

「正解の景品? ほれ」

ディスプレイに向かって飛ばした。

「もうちょい難しい問題に答えられたら
もっといいものやるよ。
例えば私の正体はなんでしょう、とか。
このグレムリン、元は何フレームだったでしょう、とか。
まあ正解は自分でも分からんけど」

「人の名前が保存されてるっつってもなあ。
元の所有者の登録情報は抹消されてるし、
ホント取り留めのない情報や画像データばっかりだぜ。
どこかのハンガーで撮られた集合写真、
戦場で咄嗟に撮ったとしか思えないブレッブレの静止画、
数百人分の名前が羅列されてる名簿、
新聞の切り抜き記事のスキャン。
しかもそれら全部、いつのものかも分かんねえ。
見たことないタイプのスーツ着てる奴もたまに写ってる。
10年・20年前のもんならまだいい方で、
下手したらグレムリンってカテゴリの兵器が登場した頃の
大昔のものかもしれん。
まず大枚はたいて調査に出さんとダメだろうな。
そんで私はそこまでの手間と金はさすがに惜しむぞ」

「あー、アネモネ向かってんのか。
だったらすれ違いだな。
私はアネモネからぐるっと北回って
今は静かの海だわ。
コンテナの配達コース的に翡翠の工廠には寄らないな。
こっからタワーに向かう」

「コンテナ2つ持ってんだぜ今。ウケる。
届けた先から増えやがる」

「予想より地道かつ地道に勧誘やってたんだなァ。
だったら尚更もっと明るくて愛想良くした方が
いいと思――
いや、この陰鬱な世界で明るくて愛想いい勧誘は
なんかやっぱ逆に怖いな。
姉御は姉御のままでいてくれ」
5件のメッセージを送信しました
>>Eno.130 >>Eno.129 >>Eno.156 >>Eno.138 >>Eno.80
◆7回更新のメッセログ
◆6回更新のメッセログ
◆5回更新のメッセログ
◆4回更新のメッセログ
◆3回更新のメッセログ
◆2回更新のメッセログ
◆1回更新のメッセログ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
北部海域【ペンギン諸島】の戦果通信
>>友軍の戦闘結果
「こ…ザッ…ザ…ザザッ…ッ…ザサ…ザーッ…ッ…ら…ザザッ…問…ザザッ…ザッ…ザッ…な…ザッ…。とはいえ…サ…ザッ…ーッ…際限ないわね」




>>友軍の戦闘結果

「エリーゼ!見てまして?ワテクシの華々しい活躍を!」

「あら、失礼。皆々様、そちらの戦況はどうですかちら?」



>>友軍の戦闘結果

「勤務完了」



精算
報酬 30
経費 -2
フラグメンツ獲得 28
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 7発 入手しました
経費 -2
フラグメンツ獲得 28
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 7発 入手しました
あなたはフラグメンツと交換で猫ちぐらを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で猫ちぐらを手に入れた……
夜空には静かに星が浮かぶ……(コンテナ獲得無し)
キャラデータ
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