第9回目 午前2時のアザミネ・トウハ
プロフィール

名前
アザミネ・トウハ
愛称
アザミネ
![]() | 経歴 氏名:アザミネ・トウハ 性別:男性 年齢:15 生年:2006/06/09 身長:178cm 体重:75kg 色覚:正常 視力:B(インプラントによる矯正値) 疾病:粉塵性軽度内臓障害(新生体化処置により寛解状態) 備考:新生体化処置箇所、およびインプラント処理箇所、来歴に関する別紙資料あり 搭乗グレムリン登録名『サーシオネ』(テイマーズ・ケイジ登録番号XXXX-XX-XX) 現搭乗グレムリン仮名『フォールスビーク』 各種制御識適性: 第一種《未来》:微弱 第二種《傷跡》:微弱 第三種《連環》:好適 第四種《希望》:平均 第五種《祝福》:好適 以上は蒼花師団テイマー養成施設「アルテア・スクール」内部資料より。 |
◆日誌
操縦棺の中でもとりわけ己一つを守ることに特化し、そこからの思念で希望の通りに外界を歪める。小世界の中心――セントラルの中で、広域レーダーの拾う機影を絶え間なく追う。
すっかりモニタを埋め尽くしていた影は戦線が火蓋を切ると同時にいくつか減り、残りは点滅するように消えては捉え直されることを繰り返す。
敵機のうちの半数を占める、あの倒せば倒すだけ起き上がってくる『世界の不具合』。
来るな。
消えろ。
いなくなれ。
怖気はそのまま破壊の思念に転化して、グレムリンのフレームを伝って全身を満たしてゆく。
一分と経たずに加圧十分のサインを出した大型思念増幅機構から迸った、文字通り光の速さで駆けるはずの一矢が見知らぬ大型機のすれすれを抜ける。
だが場所は掴んだ。それで十分。そのままに右トリガー。
粒子銃から迸る光の雨が視界を埋め尽くし逃亡を許さずに装甲を削り、やがてその最奥へ達する。
それだけは既知機と同じように煙や破砕音を上げ、重力に引かれて海面へ向かうそれの末路は見ない。
・・・
まともに落ちるものを落としきったら、後はそうでないものが残るだけだ。
もはや帯に近いほどに収束させた粒子線の中を、煙と破砕音を立てながら近づいてくるものたち。
最大加圧からそれを消し飛ばす極大の光は心から出でる拒絶そのもので、普通なら装甲一片さえ残らないその中からさえ駆動音は絶えずに。
スクラップから戻って来る度にご丁寧に内部兵装まできっちり再生されるらしいそれが立てるジャミング煙がカメラの前を遮り、鳴り響くのは動作停滞アラート。それを無視して引きっぱなしのトリガーへなお力を込める。
機体を満たしてなおあり余るほどの増幅思念と付属する小型EN供給器は、粒子銃をほとんど自動兵器に変えている。
そのまま目を向けるのはモニタ上の電子時計。どこの戦闘記録でも、これだけの攻撃を受けて12分以上を耐えた機体はいなかった。
時刻は02:03。
それを視認すると同時、まだ消えるはずのない反応がひとつ、ふつりと消えた。
02:11。違えるはずのない予測よりも、交戦終了は2分早かった。
絶句したように応答のない真紅の友軍どもに適当に声をかける。答えを待たずにまだ遠いヒルコ・トリフネ船団への自動操縦をセットして、操縦棺のシートに身を預けて目を伏せる。
まだ眼球の奥底で、どくどくと痛みが熱く脈を打っていた。第四種制御識適正はあったはずとはいえ、流石にこれほど振り回すことまでは支えきれないらしい。
それか旗艦に寄った時に静養カプセルの一つでも借りるべきだったか。
揺れる船団のベッドだろうが操縦棺だろうが問題なく眠れるようにしておけ、とは散々言われたことだが、カプセルの液体の中で受けた全身処置のあとはとりわけ調子が良かった。
ただこうしてどれほど戦ったところで、そうしている間は死にはしない。少なくともグレムリンから放り出されて傷跡の制御識の増幅が切れるまでは。
逆に言えばはっきりと終わりはそこにある。救助船団すら避けて通る死の空域。絶滅戦場を飛び続ける限り。
元より安全装置すら外したこの機体はその救助の機会さえも与えはしない。ただ砕けた操縦棺から生身で宙に投げ出され、粉塵大気の層をくぐり海面に叩きつけられて、死ぬ。
そうなれば泳げるかどうかに差はない、と言いながらきっちり水泳訓練は課しやがった教官の言葉。それだけを覚えていて、理由がすっぽり抜けている。それで十分だった。
死ぬのが嫌でないかと聞かれればそんなはずはない。
ただ生きるための安全装置のスペースより、そこに積めるパーツを取った。
落ちても生きていける海の上より、一度だって落ちないまま飛び続けることを選んだ。それだけの話だ。
そうじゃなきゃ生きていけるものかと思った。グレムリンという力それ一つで虚空を飛んでいくのなら。
青花の言う心の自由なんざ信じる気はなくとも、青花に与えられた力で掴む俺の手の自由だけは確かに今も俺の触れ続ける本物で。
その手で触れて崩せなかったあの不死身の化け物は、他の何かがそれを崩すとしても俺にはどうしようもなくおぞましくて。
それがさっさと消えてくれたことは、理由はどうあれ喜ぶべきで。
そして随分と、安心することだった。
すっかりモニタを埋め尽くしていた影は戦線が火蓋を切ると同時にいくつか減り、残りは点滅するように消えては捉え直されることを繰り返す。
敵機のうちの半数を占める、あの倒せば倒すだけ起き上がってくる『世界の不具合』。
来るな。
消えろ。
いなくなれ。
怖気はそのまま破壊の思念に転化して、グレムリンのフレームを伝って全身を満たしてゆく。
一分と経たずに加圧十分のサインを出した大型思念増幅機構から迸った、文字通り光の速さで駆けるはずの一矢が見知らぬ大型機のすれすれを抜ける。
だが場所は掴んだ。それで十分。そのままに右トリガー。
粒子銃から迸る光の雨が視界を埋め尽くし逃亡を許さずに装甲を削り、やがてその最奥へ達する。
それだけは既知機と同じように煙や破砕音を上げ、重力に引かれて海面へ向かうそれの末路は見ない。
・・・
まともに落ちるものを落としきったら、後はそうでないものが残るだけだ。
もはや帯に近いほどに収束させた粒子線の中を、煙と破砕音を立てながら近づいてくるものたち。
最大加圧からそれを消し飛ばす極大の光は心から出でる拒絶そのもので、普通なら装甲一片さえ残らないその中からさえ駆動音は絶えずに。
スクラップから戻って来る度にご丁寧に内部兵装まできっちり再生されるらしいそれが立てるジャミング煙がカメラの前を遮り、鳴り響くのは動作停滞アラート。それを無視して引きっぱなしのトリガーへなお力を込める。
機体を満たしてなおあり余るほどの増幅思念と付属する小型EN供給器は、粒子銃をほとんど自動兵器に変えている。
そのまま目を向けるのはモニタ上の電子時計。どこの戦闘記録でも、これだけの攻撃を受けて12分以上を耐えた機体はいなかった。
時刻は02:03。
それを視認すると同時、まだ消えるはずのない反応がひとつ、ふつりと消えた。
02:11。違えるはずのない予測よりも、交戦終了は2分早かった。
絶句したように応答のない真紅の友軍どもに適当に声をかける。答えを待たずにまだ遠いヒルコ・トリフネ船団への自動操縦をセットして、操縦棺のシートに身を預けて目を伏せる。
まだ眼球の奥底で、どくどくと痛みが熱く脈を打っていた。第四種制御識適正はあったはずとはいえ、流石にこれほど振り回すことまでは支えきれないらしい。
それか旗艦に寄った時に静養カプセルの一つでも借りるべきだったか。
揺れる船団のベッドだろうが操縦棺だろうが問題なく眠れるようにしておけ、とは散々言われたことだが、カプセルの液体の中で受けた全身処置のあとはとりわけ調子が良かった。
ただこうしてどれほど戦ったところで、そうしている間は死にはしない。少なくともグレムリンから放り出されて傷跡の制御識の増幅が切れるまでは。
逆に言えばはっきりと終わりはそこにある。救助船団すら避けて通る死の空域。絶滅戦場を飛び続ける限り。
元より安全装置すら外したこの機体はその救助の機会さえも与えはしない。ただ砕けた操縦棺から生身で宙に投げ出され、粉塵大気の層をくぐり海面に叩きつけられて、死ぬ。
そうなれば泳げるかどうかに差はない、と言いながらきっちり水泳訓練は課しやがった教官の言葉。それだけを覚えていて、理由がすっぽり抜けている。それで十分だった。
死ぬのが嫌でないかと聞かれればそんなはずはない。
ただ生きるための安全装置のスペースより、そこに積めるパーツを取った。
落ちても生きていける海の上より、一度だって落ちないまま飛び続けることを選んだ。それだけの話だ。
そうじゃなきゃ生きていけるものかと思った。グレムリンという力それ一つで虚空を飛んでいくのなら。
青花の言う心の自由なんざ信じる気はなくとも、青花に与えられた力で掴む俺の手の自由だけは確かに今も俺の触れ続ける本物で。
その手で触れて崩せなかったあの不死身の化け物は、他の何かがそれを崩すとしても俺にはどうしようもなくおぞましくて。
それがさっさと消えてくれたことは、理由はどうあれ喜ぶべきで。
そして随分と、安心することだった。
◆8回更新の日記ログ
◆7回更新の日記ログ
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◆5回更新の日記ログ
◆4回更新の日記ログ
◆3回更新の日記ログ
◆2回更新の日記ログ
NEWS
――崩れ去る巨大未識別融合体波が引くように勢いを弱めていく未識別機動体
ジャンクテイマーもまた、じっとその息をひそめ
一つの戦いが、終わったのだ

「■■■からのアクセス。思念接続を開始……対流域を確保。ようこそ、グレイヴネットへ!!」

「おい、空をみろ!! あの高高度全翼機……こっちに向かっている!! 航空者だよ!!」


「……虚空領域に戦う者よ、よくやった。《ファントム》の撃破により、浄化の時は近い」

「航空者が喋っている!!?? 何が起きているんだ」


「《ファントム》……君たちの言葉では、未識別グレムリン融合体というのだったな」

「時は緩やかに浄化へと向かう。我々は、君たちに感謝と一つの助言を行いたい」

「ありがとう。そして、いま、危機が迫っている。グレムリンの、悪しき進化の前兆だ」

「悪しき進化……いったい何のことさ」

「我々はグレムリンの設計者だ。グレムリンは我々の理想を叶えるために設計された」

「つまり、世界を浄化するための……世界を救済する神として、作られたのだ」

「その力を悪用し、世界を意のままに変えようと目論む者がいる」

「救済する……神!?」

「我々は世界の法則を全て解き明かし、それに干渉する方法を編み出した」

「そして、その干渉する装置こそ……グレムリンの真の機能、というわけだ」

「その力をハックし、世界を変えつつある者がいる。君たちの言うジャンクテイマーの首魁だ」

「できるのかい、そんなこと……」

「……なぁ、二つだけ言いたいことがある」

「認めよう」

「一つ、あなたたちは、何者だ?」

「我々は世界の謎を解き明かしもの。すでに、我々の構成者は思念を統一した」

「我々は全てであり、我々は一つでもある。我々は自分自身を《グレムリンズ・ギフト》と名乗る。我々が結束した組織の名前だ」

「よく分からないけど、分かった。もう一つは……」

「俺のグレムリンは神なんかじゃないよ。ただのマシンで、俺の相棒だ」

「……」

「設計者だからさ、たぶん願いとかさ、夢とかさ、たくさん託しているんだと思う」

「それだけ、世界を救いたいという希望のために、グレムリンは生まれたんだと思う」

「そう思うくらい、絶望の中で生まれた光なんだと思う」

「でも何というか、俺にとってはさ、座り心地のいいシートでさ」

「トリガーの感触は最高で、たまに詰まるときもあるけどさ、エンジンがこうぐぁーっと上がってってさ」

「ブーストをふかして飛んでいくと、最高に思い通りに動いてくれる……そんな、ただのマシンなんだ」

「……そうか」

「あっ、でも、分かるよ!! こう、不思議な力あるし、思念で動くし、たぶん世界変えられるっていうか……」

「……我々の最初の願いも、君と同じただのマシンだったのかもしれないな」

「……えっ?」

「ありがとう、我々の全てはいま、懐かしい思いを感じている。そうだったな、我々は設計者。マシンを……作る者」

「最後に、気をつけろ。このグレムリンは無敵の力を持っている。その力が君たちに牙をむく」

「ジャンクテイマーは、その力を制御しつつある……」
――ゆっくりと飛び去って行く航空者
その後には、いつもの粉塵に包まれた空があるだけだった
ここは雨の海。ざあざあと、雨が降り続いている

「天気は雨! これからも雨!!」

「でも今だけは、つかの間の晴れ!」
海の上に建てられた小屋から、スピーカーで音声が繰り返されている
索敵《Wolfsschwanz》を出品した!!
長嘴を出品した!!
光閃を出品した!!
サイコハイプレッシャーを出品した!!
夜雀を出品した!!
驟雨を出品した!!
アイアンソウルーLを出品した!!
エックス!エクスター!!エクストラ!!!を出品した!!
高耐久攻勢術導呪界鎌を出品した!!
格闘兵装《Heulen》を出品した!!
緊急推進装置を出品した!!
突貫魂ver2を出品した!!
アザミネは速防高耐久コアトルを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
アザミネはエックス!エクスター!!エクストラ!!!を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
帆風は銃眼素材で強化された!!(素材消費)
◆アセンブル












◆僚機と合言葉
次回ハイドランジア・フリーランサーに協賛し、参戦します

「我らの領域を取り戻そう、共に。我々に力を」
移動
南↓へ移動し、南東海域【雨の海】へと到達した
ユニオン活動
メッセージ
ENo.130からのメッセージ>>
意外に若い声が聞こえ、僅かに目を瞠る。
アレクシア
「応答ありがとう、『フォールスビーク』。
知ってくれてるとは光栄だね。
その通り。『ナイトフライヤー』も所属の、今虚空領域で一番勢いのあるユニオンさ」
今適当に考えた売り文句だが、規模が大きいのは確かだからこのくらいの虚言は許されるような気がした。
アレクシア
「やっぱりか。いい傭兵を持ったもんだねー、あそこも。羨ましいよ。
葉巻も独自ルートで融通利くんだっけ? それも羨ましい限り」
アレクシア
「どっちも本題かな。強いて言うなら、実利と興味が半々くらい」
アレクシア
「たとえば君が肉の缶詰に飽き飽きして、ハイドランジアにものすごい不満を持ってるかもしれないじゃない?
そこでユニオン勧誘の話が来る。渡りに船ってやつさ。
そういう可能性に賭けてみたわけ」
アレクシア
「グレムリンの方はねー……私も逆関節の機体に乗ってるんだけど、テイマーになってから日が浅くてさ。なかなか上手くいかないことだらけでね。
そこでランキングを眺めてたら、逆関節機体がとんでもない戦果を叩き出してるってわけ。
話、聞いてみたくならない?」


「応答ありがとう、『フォールスビーク』。
知ってくれてるとは光栄だね。
その通り。『ナイトフライヤー』も所属の、今虚空領域で一番勢いのあるユニオンさ」


「やっぱりか。いい傭兵を持ったもんだねー、あそこも。羨ましいよ。
葉巻も独自ルートで融通利くんだっけ? それも羨ましい限り」

「どっちも本題かな。強いて言うなら、実利と興味が半々くらい」

「たとえば君が肉の缶詰に飽き飽きして、ハイドランジアにものすごい不満を持ってるかもしれないじゃない?
そこでユニオン勧誘の話が来る。渡りに船ってやつさ。
そういう可能性に賭けてみたわけ」

「グレムリンの方はねー……私も逆関節の機体に乗ってるんだけど、テイマーになってから日が浅くてさ。なかなか上手くいかないことだらけでね。
そこでランキングを眺めてたら、逆関節機体がとんでもない戦果を叩き出してるってわけ。
話、聞いてみたくならない?」
◆7回更新のメッセログ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
空母船団
【ヒルコ・トリフネ】の戦果通信
>>友軍の戦闘結果【ヒルコ・トリフネ】の戦果通信

「これで終わり…か。
まぁ、取り敢えず結果に満足しておこっかな。」




>>友軍の戦闘結果

「フン。何とかなった……が、ジャンク共は一体どっから湧いてきやがるんだ?」




精算
キャラデータ
__0






__6






_12






_18






所持品リスト

種別:サイコプレッシャー [聖魔射撃火器]
零1耐4《広域DLパーツ:不退転の大盾ゴットハルト(Eno131)からのDL》
▮▮▮▮ FULL ▮▮▮▮
【装弾数】…… 17
[tips]