第8回目 午前2時のネグロ
プロフィール
名前
ネグロ
愛称
ネグロ
| 経歴 元真紅連理所属、整備士の資格を持つ。 身長166cm 体重79cm 年齢43 両腕バイオ生体置き換え済 第一次七月戦役時、徴兵以来を受け真紅連理の強襲部隊に所属。 戦役中に左腕を失い、右腕を換金した後両腕をバイオ生体置き換え手術を行う。 現在まで拒否反応含む異常なし。 真紅連理降伏後、第一次七月戦役より消息をたつ。 その後、各地でゲリラ的活動の目撃情報有り。 | |
僚機プロフィール
名前
スリーピング・レイル
愛称
スリーピング・レイル
| 経歴 記憶喪失のグレムリンテイマー。 自分に関すること、そしてこの虚空領域に関することは何一つわからない。 唯一「グレムリンの操縦」だけは体が覚えている。 『スリーピング・レイル』とは身に着けていたエンブレムに刻まれていた文字列。 (イラストはすのだ様からの頂き物です)【僚機詳細】 | |
◆日誌
未来に、祝福あれ――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
け出したのだから、文句は言わせないだろう」
「勝手にしろ。昔のデータなんざ、たいした役にも立たねえだろうよ」
「……」
「過去は、もうどうしようもねえ。さっきお前は罪滅ぼしかと聞いたが、あんなもんは自己満足だ。今から俺が心を入れ換えて、何をしたって俺が過去にしたことはチャラにはならねえ」
ネグロの言葉にルインはふむ、と呟きながら顎を指でさすってみせる。
「……ならば世界を巻き戻すか?」
この世界が繰り返されている。
今や、誰もがそれを疑う状況が出来上がりつつある。廃工場で聞いた言葉を何故か最後まで知っている事の意味が、わかろうとている。
「興味ねえよ。過去はどうしようもねえって、言っただろうが」
それでもネグロはルインの言葉を一蹴した。繰り返される世界がいいとは、思っていない。
どんなに過去が美しくても、未来が見えなくても進むことに意味があると。
ネグロは何も言い返してこないルインを怪訝そうに見てから口をひらく。
「もう用は済んだな?」
答えも聞かずにネグロは踵を返してブリッジを出ようとする。ルインは溜め息ひとつしてから、ふとなにかを思い出してその背中に声をかけた。
「ああ――そうだ、処分だがな……少しは人と食事取るようにしろ。コミュニケーション不足は船内の指揮にも関わる」
「…………、了解」
ネグロは不本意を露にしたまま呟くとそのままブリッジを後にした。
――夢を見た。否、見せられた。
誰ともつかぬ人の姿から語られるのは世界の不具合、死に逝く世界、それを安全に終わらせる為の戦い。
「……破滅の今際にて、停滞せよ、世界」
無意識に漏れたのは、何故か記憶に刻まれている言葉。廃工場で見つけた端末の、誰とも知らない声の続き。
奇しくも、見せられた夢は更にこの世界が繰り返している事を如実に伝えてくるかのようなものだった。
「……面白くねえ」
舌打ちをしながら呟いて、ベッドから降りるとベッド脇に置いていた端末を手に取る。
巨大未識別誘導のメールを確認して、予定より遅れはしたが対処する目処がたったことを確認すればそのまま端末片手に格納庫へと向かった。
戦い続けていればいい。夢の中の誰かがそう言っていた。
その言葉に従うというつもりも、世界を守る等という大層な事を言うつもりもない。
誰かが戦わなければいけなくて、その手段があるから戦っている。
ずっとそうだ。今もその延長で、グレムリンに乗り込んでいる。
「……」
ただ、怒りに任せて戦い続ける気持ちは少しだけ薄れたと思う。
ルインに言った通り、償いなどは自己満足にしか過ぎない。けれども、その自己満足で救える命もあるのなら悪いことでは無いだろう。
格納庫にはいつもと様相の違うグレムリンが鎮座している。大掛かりなパーツ変更だったので、近くの工場から人手を借りたくらいだ。
シミュレーションを重ねて出したアセンブルは巨大未識別専用、とまではいかないがかなりそれを無力化する事に特化出来たと思う。
普段あまり口を出さないレイルのアセンブルにも、口を出した。
彼が敵を引き付ける時間が長ければ長い程、間違いなく敵を撃墜する事が可能だ――と、いうのは半分で、残りの半分は罪悪感だ。
勝手に彼を巻き込んだといっても過言ではない。もしそれで、何か起きてしまえば自分はまた、人の死を踏み越えて生き続ける事になる。
「強がりもできなくなったかよ、情けねえ」
自嘲気味に呟くと、ひとつ深呼吸をしてグレムリンの最終確認をはじめるのだった。
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
け出したのだから、文句は言わせないだろう」
「勝手にしろ。昔のデータなんざ、たいした役にも立たねえだろうよ」
「……」
「過去は、もうどうしようもねえ。さっきお前は罪滅ぼしかと聞いたが、あんなもんは自己満足だ。今から俺が心を入れ換えて、何をしたって俺が過去にしたことはチャラにはならねえ」
ネグロの言葉にルインはふむ、と呟きながら顎を指でさすってみせる。
「……ならば世界を巻き戻すか?」
この世界が繰り返されている。
今や、誰もがそれを疑う状況が出来上がりつつある。廃工場で聞いた言葉を何故か最後まで知っている事の意味が、わかろうとている。
「興味ねえよ。過去はどうしようもねえって、言っただろうが」
それでもネグロはルインの言葉を一蹴した。繰り返される世界がいいとは、思っていない。
どんなに過去が美しくても、未来が見えなくても進むことに意味があると。
ネグロは何も言い返してこないルインを怪訝そうに見てから口をひらく。
「もう用は済んだな?」
答えも聞かずにネグロは踵を返してブリッジを出ようとする。ルインは溜め息ひとつしてから、ふとなにかを思い出してその背中に声をかけた。
「ああ――そうだ、処分だがな……少しは人と食事取るようにしろ。コミュニケーション不足は船内の指揮にも関わる」
「…………、了解」
ネグロは不本意を露にしたまま呟くとそのままブリッジを後にした。
――夢を見た。否、見せられた。
誰ともつかぬ人の姿から語られるのは世界の不具合、死に逝く世界、それを安全に終わらせる為の戦い。
「……破滅の今際にて、停滞せよ、世界」
無意識に漏れたのは、何故か記憶に刻まれている言葉。廃工場で見つけた端末の、誰とも知らない声の続き。
奇しくも、見せられた夢は更にこの世界が繰り返している事を如実に伝えてくるかのようなものだった。
「……面白くねえ」
舌打ちをしながら呟いて、ベッドから降りるとベッド脇に置いていた端末を手に取る。
巨大未識別誘導のメールを確認して、予定より遅れはしたが対処する目処がたったことを確認すればそのまま端末片手に格納庫へと向かった。
戦い続けていればいい。夢の中の誰かがそう言っていた。
その言葉に従うというつもりも、世界を守る等という大層な事を言うつもりもない。
誰かが戦わなければいけなくて、その手段があるから戦っている。
ずっとそうだ。今もその延長で、グレムリンに乗り込んでいる。
「……」
ただ、怒りに任せて戦い続ける気持ちは少しだけ薄れたと思う。
ルインに言った通り、償いなどは自己満足にしか過ぎない。けれども、その自己満足で救える命もあるのなら悪いことでは無いだろう。
格納庫にはいつもと様相の違うグレムリンが鎮座している。大掛かりなパーツ変更だったので、近くの工場から人手を借りたくらいだ。
シミュレーションを重ねて出したアセンブルは巨大未識別専用、とまではいかないがかなりそれを無力化する事に特化出来たと思う。
普段あまり口を出さないレイルのアセンブルにも、口を出した。
彼が敵を引き付ける時間が長ければ長い程、間違いなく敵を撃墜する事が可能だ――と、いうのは半分で、残りの半分は罪悪感だ。
勝手に彼を巻き込んだといっても過言ではない。もしそれで、何か起きてしまえば自分はまた、人の死を踏み越えて生き続ける事になる。
「強がりもできなくなったかよ、情けねえ」
自嘲気味に呟くと、ひとつ深呼吸をしてグレムリンの最終確認をはじめるのだった。
◆7回更新の日記ログ
◆6回更新の日記ログ
◆5回更新の日記ログ
◆4回更新の日記ログ
◆3回更新の日記ログ
◆2回更新の日記ログ
NEWS
――慌ただしくニュースが駆け巡る中、あなたは戦いに向かいます巨大未識別融合体の討伐
未識別機動体からの防衛戦
ジャンクテイマーの掃討
――あるいは、別の戦いの場所へ
「認証に成功。思念接続を開始……対流域を確保。ようこそ、グレイヴネットへ!!」
グレイフロッグ『ジェト』「……やぁ、また会ったな」
グレイフロッグ『ジェト』「だいぶ傷は癒えた。ホーレツァーのおっさんも回復しつつある」
グレイフロッグ『ジェト』「君も……夢を見たか? フヌという存在が、語り掛ける夢」
グレイフロッグ『ジェト』「何度も聞いた気がする。そのたびに俺は、後悔の念に駆られる」
グレイフロッグ『ジェト』「墓所の護り手は、俺たちに何かを伝えようとしている」
グレイフロッグ『ジェト』「……聞いたことがあるだろう。この世界は、正しき歴史を迎えるため、何度もループしていた」
グレイフロッグ『ジェト』「そう、ダスト・グレムリンが巻き起こした騒動のことだ」
グレイフロッグ『ジェト』「もしかして、今この瞬間にも、世界は巻き戻っていて」
グレイフロッグ『ジェト』「俺はフヌの……泣き顔を、また見ていたのかもしれない」
グレイフロッグ『ジェト』「――彼女は、『浄化』について話していた」
グレイフロッグ『ジェト』「なぜ、フヌは本当のことを話してくれないんだろう」
グレイフロッグ『ジェト』「この世界の仕組みとか、それを脱する方法とか」
グレイフロッグ『ジェト』「考えていてもしょうがない話だけれど、フヌにはきっと喋れない理由があるはずだ」
グレイフロッグ『ジェト』「そして、俺は真実を聞いて『迷う』のだろう」
グレイフロッグ『ジェト』「そしてフヌの思惑は失敗して、世界は再び繰り返す」
グレイフロッグ『ジェト』「世界の仕組みをどこか致命的に歪めながら……そういうことなんだろう」
グレイフロッグ『ジェト』「世界が壊れるとか、浄化に向かうとか――そういうことなんだ。俺は、たぶん知っている」
グレイフロッグ『ジェト』「君はどうだ? 何かに気付いているか? それとも、戦うことのほうが重要か」
グレイフロッグ『ジェト』「いや、長話すまなかった。急に話されても困る話題だったな」
グレイフロッグ『ジェト』「話したかった。君とは、何度も出会った気がする」
グレイフロッグ『ジェト』「いや、繰り返す世界の中で、幾度となく出会い、共に戦い、忘れてきた」
グレイフロッグ『ジェト』「俺は向かう。フヌと約束した場所……神秘工廠『ゼラ』へ」
グレイフロッグ『ジェト』「君もいつか向かうだろう。その場所で、出会うのだろう」
グレイフロッグ『ジェト』「今度こそ、俺はもう『迷わない』。じゃあな、失礼した。君の戦いに、星の光の加護あらんことを」
――巨大未識別、融合を開始!!
――間を縫って未識別機動体、多数侵入! 迎撃を!!
――三大勢力の部隊は、すでに壊滅状態だ!
――ジャンクテイマーの部隊が、混乱に乗じて侵攻を開始しています!
――迎撃の数が足りない……このままじゃ……
――友軍のシグナルを確認!
――傭兵たちだ!!
――頼む、敵を……俺たちの部隊は全滅だ
――あの数の敵を前に、戦う者がいる……だと!?
――まさかな……あいつらならやるかもしれん
――頼んだぞ、俺はもう、ここまでだ
――任せたぞ! 突破口を開け!!
――ヒャッハー! 俺たちは、まだ戦える!!
――ルートを確保! ここは任せろ! お前たちに託した!
――世界の不具合だか知らないが……
――俺たちが生きる限り、俺たちは……未来を掴む!!
ここは南の島。ヤシの木が生えている
「いやー椰子はうまいなぁ」
「椰子のうまさに比べたら、世界のどうこうなんて小さいもんさ」
「ヤシガニもうまいぞ!!」
少年が椰子を食いながら話しかけてくる
ネグロはCC-AL-01を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは遮翼〔扇鷲〕を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはスパークルスパロウを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはリアクティブ・アクセラレーターを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは007-B-FIREARM《HAND-GUN》を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは001-ARM《GREMLIN》を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはえのき(ニアデスコフィン電波撃)を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは《ヴォイドステップ》を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはドラーゲ・ブースター(艦船パーツ流用)を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはありがたい道具を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
◆アセンブル
◆僚機と合言葉
スリーピング・レイルとバディを結成した!!
次回アキハバラ・マシンヘイヴンに協賛し、参戦します
「我ら最強、グレイヴネットがある限り!」
移動
南↓へ移動し、東南東海域【南の島】へと到達した
ユニオン活動
パッチワーク・ゴーストシップの活動記録
迷子の迷子の幽霊船。継ぎ接ぎだらけの幽霊船。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。
ENo.51からのメッセージ>>
「……私にも気付かれないで着艦したものがいるようだな……テイマーが来る分には問題無いが」
「しかし、ウロチョロされてはかなわないな……迷子になっても困る」
「……」
「……チッ、行けってンだろ、クソが!」
「おいガキ! 止まれ! この船にゃ宝物どころかガラクタしか置いてねえよ! どこから来たか知らねえが、大人しく自分の基地にでも帰れ!」
メッセージ
ENo.126からのメッセージ>>
クィリー
「ちょっと通信聞いた? 夢だっけ、どっちでもいいケド。
今度は世界の終わりときたわ、ただごとじゃないわね」
クィリー
「ま、アナタは世界が終わる前に自分が死なないようがんばんなさいよ。
そんじゃまたね、ネグロのおじさん!」
キャパシティー面の問題により、
このキャラクターは次回更新で退場します。
メッセージありがとうございました!
(返信不要です)
3件のメッセージを送信しました
>>Eno.51 >>Eno.126 >>Eno.17
「ちょっと通信聞いた? 夢だっけ、どっちでもいいケド。
今度は世界の終わりときたわ、ただごとじゃないわね」
「ま、アナタは世界が終わる前に自分が死なないようがんばんなさいよ。
そんじゃまたね、ネグロのおじさん!」
キャパシティー面の問題により、このキャラクターは次回更新で退場します。
メッセージありがとうございました!
(返信不要です)
3件のメッセージを送信しました
>>Eno.51 >>Eno.126 >>Eno.17
◆6回更新のメッセログ
◆5回更新のメッセログ
◆4回更新のメッセログ
◆3回更新のメッセログ
◆2回更新のメッセログ
◆1回更新のメッセログ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
精算
報酬 40
売上 11
┗パーツ販売数 11個
今回の購入者-->>95 >>96 >>111 >>111 >>111 >>131 >>132 >>135 >>166 >>166 >>172
経費 -10
フラグメンツ獲得 41
【!】フラグ追加 《ヴォイドステップ》の反動を受けて健康反動フラグが 3 になりました
◆コンテナを無事届けた!!(ライフスチール獲得)
売上 11
┗パーツ販売数 11個
今回の購入者-->>95 >>96 >>111 >>111 >>111 >>131 >>132 >>135 >>166 >>166 >>172
経費 -10
フラグメンツ獲得 41
【!】フラグ追加 《ヴォイドステップ》の反動を受けて健康反動フラグが 3 になりました
◆コンテナを無事届けた!!(ライフスチール獲得)
あなたはフラグメンツと交換で刹那の葉を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で刹那の枝を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で刹那の葉を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で刹那の枝を手に入れた……
夜空には静かに星が浮かぶ……(コンテナ獲得無し)
【健康回復】健康反動フラグが1pt回復しました!!(残り2pt)
【健康回復】健康フラグを消費して健康反動フラグが1pt回復しました!!(残り1pt)
キャラデータ
__0
__6
_12
_18
所持品リスト
種別:ハンドガン [物理射撃火器]
零2耐2《広域DLパーツ:死喰い鳥のザミエル(Eno13)からのDL》
▮▮▮▮ FULL ▮▮▮▮
【装弾数】…… 40
[tips]

