第8回目 午前2時のスリーピング・レイル
プロフィール

名前
スリーピング・レイル
愛称
スリーピング・レイル
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経歴 記憶喪失のグレムリンテイマー。 自分に関すること、そしてこの虚空領域に関することは何一つわからない。 唯一「グレムリンの操縦」だけは体が覚えている。 『スリーピング・レイル』とは身に着けていたエンブレムに刻まれていた文字列。 (イラストはすのだ様からの頂き物です) |
僚機プロフィール

名前
ネグロ
愛称
ネグロ
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経歴 元真紅連理所属、整備士の資格を持つ。 身長166cm 体重79cm 年齢43 両腕バイオ生体置き換え済 第一次七月戦役時、徴兵以来を受け真紅連理の強襲部隊に所属。 戦役中に左腕を失い、右腕を換金した後両腕をバイオ生体置き換え手術を行う。 現在まで拒否反応含む異常なし。 真紅連理降伏後、第一次七月戦役より消息をたつ。 その後、各地でゲリラ的活動の目撃情報有り。【僚機詳細】 |
◆日誌
『お前は祝福も希望も顧みやしなかった。故にこそ、今や、その傷跡だけがお前を物語る』
* * *
スリーピング・レイルが、巨大未識別に挑むと言い出した。
今までの戦いが容易かったというつもりはない。その上で、これから待つ戦いがそれとは比べ物にならないくらい厳しいものであることは、間違いなかった。
ミアは、グレムリン『スリーピング・レイル』の操縦棺から降りてきたレイルに駆け寄る。
「どうだった?」
レイルは取得されたデータを元に、シミュレーターと向き合っていた。新たなアセンブルを試し、そのたびにシミュレーター上の敵機と交戦して。ここしばらくは、食事や休息の時間以外はずっとそうして過ごしているようだった。ただ、その結果が思わしくないらしいのは、レイルの表情と、
「全然ダメだな。僕の腕じゃ、九分から十分持たせられればいい方だ」
という言葉で、明らかだった。
その言葉に、ミアはぞくりとする。『スリーピング・レイル』の戦い方は、率先して敵機の前に飛び出していき、相手の攻撃を引き付けるという、極めて危険なスタイルだ。それでも、今までの戦いでは耐えきれていた、が。今回ばかりはそうもいかないということなのか。それは、つまり――。
ミアの脳裏に浮かぶのは、戦場に赴いたきり戻ってこなかった、誰かさんの後ろ姿。その、やけに広く感じられた背中が、今目の前にいるレイルの姿に重なる。
けれど、レイルはそんなミアの思いなど知らず、淡々と続けるのだ。
「足止めの役にも立たないのは、ネグロさんに、申し訳ないな」
ああ、この人は。
こんな時にも、他人のことを最初に考えるのか。そう思った時には、胸の内に湧きあがった言葉は、唇から零れ落ちていた。
「……っ、ネグロさんのことよりも、まず、自分のことを考えてよ!」
「え?」
これは、本当にミアの言いたいことをわかっていない「え?」だ。ミアはレイルの妙な鈍さに腹立たしさすら覚えながら、言葉を続ける。
「今はシミュレーターだからいいけど、ダメだってことは、実戦なら、死ぬかもしれないってことじゃない!」
もちろん、グレムリンに緊急脱出の手続きが無いわけではない。それでも、グレムリンを破壊されたテイマーが、戦場に取り残されて助かるという保証はない。
レイルは、ぱちりと、ミアに見えている側の目を瞬いて。それから、いたって穏やかな声で言う。
「死ぬ、気は、ないよ」
「説得力がない! 今までだって、レイルが『そうしたい』って言うから、言う通りにアセンブルしてたけど、いつも思うんだよ」
――レイルは、死ぬのが怖くないのかって。
そうだ、レイルの戦い方は、死を恐れぬ者のそれに限りなく近い。実際の戦場を見ているわけではないミアでも、戦場から戻ってきた『スリーピング・レイル』の装甲に深々と刻まれた傷跡を見れば、嫌でもそのように考えずにはいられないのだ。
ミアの言葉にレイルは何を思ったのか、巻いたマフラーの上から、喉の辺りに触れた。今はマフラーに隠れていて見えないが、そこには紐のようなものが巻き付いた痕跡がある。レイル自身ですらいつついたものなのか知らない、ただ、明らかに「首を絞めた」としか思えない痕。
落ち着きなく指先を動かしてマフラーを弄りながら、レイルはぽつぽつと言葉を落とす。
「死ぬのが怖くないか、って言われたら、よく、わからないな」
「わからないって何? 自分のことじゃない」
「でも、僕が死んだとして、何かを感じるのは僕じゃない、から」
死の向こう側には何もない。
それが、レイルの主張だということをミアは知っている。虚空領域に満ちている、「失われたはずの機体が現れる」事象だって、あくまで世界に巻き起こっている「バグ」であって、本質的に「死が覆った」わけではない。死は死であり、断絶であり、それ以上でも以下でもない。レイルはそう、言うのだ。
ミアはその主張に対して、強く異議を唱えられないまま、その一方でどこか反発を抱いている。もちろん、死んだ者の声を聞くことなんてできないのだから、レイルの言葉が正しいかどうかなんてわかるはずはないのだけれども。
ただ、そう、レイルにはそのつもりはないのだろうが、ミアの中にある小さな期待――それが夢想に過ぎないとミア自身わかっていたとしても、だ――をも否定されているような気持ちになる、のだ。
ミアの脳裏には、今もなお、死者の背中が焼き付いていて離れないままでいるから。
そんなことを思っていると、ぽつり、レイルの言葉が落とされる。
「そう、だから、怖いのは僕が死ぬことよりも、多分、僕が死ぬことで誰かに被害が出る可能性、なのだと思っている」
「……え?」
「僕が死んだら、この船を守る人が、ひとり、いなくなるってことだろう。ネグロさんやツィールさんがいてくれれば、なんとかできるかもしれないけど。それでも、心配なのは本当。ミアさんのことだって、守れなくなってしまう。それは、嫌だ」
だから、死ぬ気はない、と。レイルは言うのだ。真っ直ぐに、どこまでも真っ直ぐに。
ミアはその言葉に何とも言えない気持ちになる。死ぬ気が無い、というレイルの言葉は本当なのだろう。誰かに被害が出たり、守れなくなったりするのが嫌なのだという言葉も。けれど、それは……。
「レイルは、いつだって、人のことばっかりだね」
「……そうかな」
「そうだよ。レイルが、自分ひとりのために何かをしようとしてること、多分、見たことない」
レイルがグレムリンに乗るのは、誰かを守るためであり、誰かの力になるためだ。普段から体を鍛えている理由も、深い理由はないけれど、これが少しでも役に立つなら嬉しいからだ、と以前に聞いたことがある。
レイルにとって物事を選択する基準は「人の役に立つかどうか」で、自分自身のために何かを望んでいるところを、ミアは、知らない。
「でも、誰かが嬉しければ、僕も、嬉しいし。それに、僕一人だけが嬉しいことって、よく、わからないな」
「そっか……」
レイルの言葉は、ミアの予想通りの回答ではあったけれど、改めて言葉にして聞かされると、どうしても、もやもやとした気持ちになる。レイルの何が悪いというわけでもない、とは思うのだけれども、どうしてももやもやを振り切ることができない。
だから、それ以上に何を言っていいかわからなくて、ミアはつい、唇を尖らせてしまう。レイルは困ったように眉尻を下げて、白い髭で覆われた顎を撫ぜてみせる。
「何だか、いつも、ミアさんにそんな顔をさせてしまうな。ごめん」
「謝られても困っちゃうよ。悪い……、ってわけじゃない、と思うし」
でも、納得ができない。それだけ。
多分、レイルもそれは承知の上で、謝らずにはいられなかったのだろう。ミアの求めるような答えを持たない自分に負い目を感じている、そんな顔をしている。
お互い様だ、とミアは思う。自分だって、これから戦いに赴こうとしているレイルに、そんな顔をさせたいわけではないのだ。本当に、レイルは優しすぎるのだ、と思わずにはいられない。そう、つい『どうすればミアが喜んでくれるのか』に想像を及ばせてしまう程度には、優しいひと。
ミアは深呼吸ひとつ、背を丸めてしょぼくれた顔をするレイルの背中をどんと叩く。「わ」と声をあげるレイルを見上げて、腰に手を当てる。
「もう、しっかりしてよ。死ぬ気はないし、あたしたちのこと、助けてくれるんでしょ? なら、お互いにやれることは全部やってみよ! ぎりぎりまで、足掻かないと」
「……うん。そうだな」
レイルも、ミアの言葉に顔を上げる。その時、レイルが携えている通信端末が音を立てて鳴った。レイルは通信端末を耳に当て、二、三言言葉を交わした後に通信を切る仕草をした。
「誰から?」
「ネグロさん。『スリーピング・レイル』のアセンブルについて、相談したいことがあって、ここに来るって。ミアさんも、一緒にいてくれると、嬉しい」
「もちろん」
ここしばらくでレイルも随分知識をつけてきたし、兵装について一人で考えることも増えてきたが、『スリーピング・レイル』に手を加える時には必ずミアの同席を求める。多分、レイルの中でミアはあくまで『スリーピング・レイル』の整備士ということなのだろう。
それは素直に嬉しく思うし、その一方で少しだけ不安に思う。
いつか、レイルが自分を必要としなくなる日が来るのかもしれない、と。
いつか、レイルにとって自分は「守るべきもの」というだけの存在になってしまうのではないか、と。
それは嫌だな、と思いながら、ミアはレイルを見上げる。
レイルは、これから大きな戦いが待っているとも思えない、酷く凪いだ顔でそこに立っていて。そこに、何らかの感情を読み取ることは、ミアにはできなかった。
【Scene:0008 戦いの前に】
* * *
スリーピング・レイルが、巨大未識別に挑むと言い出した。
今までの戦いが容易かったというつもりはない。その上で、これから待つ戦いがそれとは比べ物にならないくらい厳しいものであることは、間違いなかった。
ミアは、グレムリン『スリーピング・レイル』の操縦棺から降りてきたレイルに駆け寄る。
「どうだった?」
レイルは取得されたデータを元に、シミュレーターと向き合っていた。新たなアセンブルを試し、そのたびにシミュレーター上の敵機と交戦して。ここしばらくは、食事や休息の時間以外はずっとそうして過ごしているようだった。ただ、その結果が思わしくないらしいのは、レイルの表情と、
「全然ダメだな。僕の腕じゃ、九分から十分持たせられればいい方だ」
という言葉で、明らかだった。
その言葉に、ミアはぞくりとする。『スリーピング・レイル』の戦い方は、率先して敵機の前に飛び出していき、相手の攻撃を引き付けるという、極めて危険なスタイルだ。それでも、今までの戦いでは耐えきれていた、が。今回ばかりはそうもいかないということなのか。それは、つまり――。
ミアの脳裏に浮かぶのは、戦場に赴いたきり戻ってこなかった、誰かさんの後ろ姿。その、やけに広く感じられた背中が、今目の前にいるレイルの姿に重なる。
けれど、レイルはそんなミアの思いなど知らず、淡々と続けるのだ。
「足止めの役にも立たないのは、ネグロさんに、申し訳ないな」
ああ、この人は。
こんな時にも、他人のことを最初に考えるのか。そう思った時には、胸の内に湧きあがった言葉は、唇から零れ落ちていた。
「……っ、ネグロさんのことよりも、まず、自分のことを考えてよ!」
「え?」
これは、本当にミアの言いたいことをわかっていない「え?」だ。ミアはレイルの妙な鈍さに腹立たしさすら覚えながら、言葉を続ける。
「今はシミュレーターだからいいけど、ダメだってことは、実戦なら、死ぬかもしれないってことじゃない!」
もちろん、グレムリンに緊急脱出の手続きが無いわけではない。それでも、グレムリンを破壊されたテイマーが、戦場に取り残されて助かるという保証はない。
レイルは、ぱちりと、ミアに見えている側の目を瞬いて。それから、いたって穏やかな声で言う。
「死ぬ、気は、ないよ」
「説得力がない! 今までだって、レイルが『そうしたい』って言うから、言う通りにアセンブルしてたけど、いつも思うんだよ」
――レイルは、死ぬのが怖くないのかって。
そうだ、レイルの戦い方は、死を恐れぬ者のそれに限りなく近い。実際の戦場を見ているわけではないミアでも、戦場から戻ってきた『スリーピング・レイル』の装甲に深々と刻まれた傷跡を見れば、嫌でもそのように考えずにはいられないのだ。
ミアの言葉にレイルは何を思ったのか、巻いたマフラーの上から、喉の辺りに触れた。今はマフラーに隠れていて見えないが、そこには紐のようなものが巻き付いた痕跡がある。レイル自身ですらいつついたものなのか知らない、ただ、明らかに「首を絞めた」としか思えない痕。
落ち着きなく指先を動かしてマフラーを弄りながら、レイルはぽつぽつと言葉を落とす。
「死ぬのが怖くないか、って言われたら、よく、わからないな」
「わからないって何? 自分のことじゃない」
「でも、僕が死んだとして、何かを感じるのは僕じゃない、から」
死の向こう側には何もない。
それが、レイルの主張だということをミアは知っている。虚空領域に満ちている、「失われたはずの機体が現れる」事象だって、あくまで世界に巻き起こっている「バグ」であって、本質的に「死が覆った」わけではない。死は死であり、断絶であり、それ以上でも以下でもない。レイルはそう、言うのだ。
ミアはその主張に対して、強く異議を唱えられないまま、その一方でどこか反発を抱いている。もちろん、死んだ者の声を聞くことなんてできないのだから、レイルの言葉が正しいかどうかなんてわかるはずはないのだけれども。
ただ、そう、レイルにはそのつもりはないのだろうが、ミアの中にある小さな期待――それが夢想に過ぎないとミア自身わかっていたとしても、だ――をも否定されているような気持ちになる、のだ。
ミアの脳裏には、今もなお、死者の背中が焼き付いていて離れないままでいるから。
そんなことを思っていると、ぽつり、レイルの言葉が落とされる。
「そう、だから、怖いのは僕が死ぬことよりも、多分、僕が死ぬことで誰かに被害が出る可能性、なのだと思っている」
「……え?」
「僕が死んだら、この船を守る人が、ひとり、いなくなるってことだろう。ネグロさんやツィールさんがいてくれれば、なんとかできるかもしれないけど。それでも、心配なのは本当。ミアさんのことだって、守れなくなってしまう。それは、嫌だ」
だから、死ぬ気はない、と。レイルは言うのだ。真っ直ぐに、どこまでも真っ直ぐに。
ミアはその言葉に何とも言えない気持ちになる。死ぬ気が無い、というレイルの言葉は本当なのだろう。誰かに被害が出たり、守れなくなったりするのが嫌なのだという言葉も。けれど、それは……。
「レイルは、いつだって、人のことばっかりだね」
「……そうかな」
「そうだよ。レイルが、自分ひとりのために何かをしようとしてること、多分、見たことない」
レイルがグレムリンに乗るのは、誰かを守るためであり、誰かの力になるためだ。普段から体を鍛えている理由も、深い理由はないけれど、これが少しでも役に立つなら嬉しいからだ、と以前に聞いたことがある。
レイルにとって物事を選択する基準は「人の役に立つかどうか」で、自分自身のために何かを望んでいるところを、ミアは、知らない。
「でも、誰かが嬉しければ、僕も、嬉しいし。それに、僕一人だけが嬉しいことって、よく、わからないな」
「そっか……」
レイルの言葉は、ミアの予想通りの回答ではあったけれど、改めて言葉にして聞かされると、どうしても、もやもやとした気持ちになる。レイルの何が悪いというわけでもない、とは思うのだけれども、どうしてももやもやを振り切ることができない。
だから、それ以上に何を言っていいかわからなくて、ミアはつい、唇を尖らせてしまう。レイルは困ったように眉尻を下げて、白い髭で覆われた顎を撫ぜてみせる。
「何だか、いつも、ミアさんにそんな顔をさせてしまうな。ごめん」
「謝られても困っちゃうよ。悪い……、ってわけじゃない、と思うし」
でも、納得ができない。それだけ。
多分、レイルもそれは承知の上で、謝らずにはいられなかったのだろう。ミアの求めるような答えを持たない自分に負い目を感じている、そんな顔をしている。
お互い様だ、とミアは思う。自分だって、これから戦いに赴こうとしているレイルに、そんな顔をさせたいわけではないのだ。本当に、レイルは優しすぎるのだ、と思わずにはいられない。そう、つい『どうすればミアが喜んでくれるのか』に想像を及ばせてしまう程度には、優しいひと。
ミアは深呼吸ひとつ、背を丸めてしょぼくれた顔をするレイルの背中をどんと叩く。「わ」と声をあげるレイルを見上げて、腰に手を当てる。
「もう、しっかりしてよ。死ぬ気はないし、あたしたちのこと、助けてくれるんでしょ? なら、お互いにやれることは全部やってみよ! ぎりぎりまで、足掻かないと」
「……うん。そうだな」
レイルも、ミアの言葉に顔を上げる。その時、レイルが携えている通信端末が音を立てて鳴った。レイルは通信端末を耳に当て、二、三言言葉を交わした後に通信を切る仕草をした。
「誰から?」
「ネグロさん。『スリーピング・レイル』のアセンブルについて、相談したいことがあって、ここに来るって。ミアさんも、一緒にいてくれると、嬉しい」
「もちろん」
ここしばらくでレイルも随分知識をつけてきたし、兵装について一人で考えることも増えてきたが、『スリーピング・レイル』に手を加える時には必ずミアの同席を求める。多分、レイルの中でミアはあくまで『スリーピング・レイル』の整備士ということなのだろう。
それは素直に嬉しく思うし、その一方で少しだけ不安に思う。
いつか、レイルが自分を必要としなくなる日が来るのかもしれない、と。
いつか、レイルにとって自分は「守るべきもの」というだけの存在になってしまうのではないか、と。
それは嫌だな、と思いながら、ミアはレイルを見上げる。
レイルは、これから大きな戦いが待っているとも思えない、酷く凪いだ顔でそこに立っていて。そこに、何らかの感情を読み取ることは、ミアにはできなかった。
【Scene:0008 戦いの前に】
◆7回更新の日記ログ
◆6回更新の日記ログ
◆5回更新の日記ログ
◆4回更新の日記ログ
◆3回更新の日記ログ
◆2回更新の日記ログ
NEWS
――慌ただしくニュースが駆け巡る中、あなたは戦いに向かいます巨大未識別融合体の討伐
未識別機動体からの防衛戦
ジャンクテイマーの掃討
――あるいは、別の戦いの場所へ

「認証に成功。思念接続を開始……対流域を確保。ようこそ、グレイヴネットへ!!」

「……やぁ、また会ったな」

「だいぶ傷は癒えた。ホーレツァーのおっさんも回復しつつある」

「君も……夢を見たか? フヌという存在が、語り掛ける夢」

「何度も聞いた気がする。そのたびに俺は、後悔の念に駆られる」

「墓所の護り手は、俺たちに何かを伝えようとしている」

「……聞いたことがあるだろう。この世界は、正しき歴史を迎えるため、何度もループしていた」

「そう、ダスト・グレムリンが巻き起こした騒動のことだ」

「もしかして、今この瞬間にも、世界は巻き戻っていて」

「俺はフヌの……泣き顔を、また見ていたのかもしれない」

「――彼女は、『浄化』について話していた」

「なぜ、フヌは本当のことを話してくれないんだろう」

「この世界の仕組みとか、それを脱する方法とか」

「考えていてもしょうがない話だけれど、フヌにはきっと喋れない理由があるはずだ」

「そして、俺は真実を聞いて『迷う』のだろう」

「そしてフヌの思惑は失敗して、世界は再び繰り返す」

「世界の仕組みをどこか致命的に歪めながら……そういうことなんだろう」

「世界が壊れるとか、浄化に向かうとか――そういうことなんだ。俺は、たぶん知っている」

「君はどうだ? 何かに気付いているか? それとも、戦うことのほうが重要か」

「いや、長話すまなかった。急に話されても困る話題だったな」

「話したかった。君とは、何度も出会った気がする」

「いや、繰り返す世界の中で、幾度となく出会い、共に戦い、忘れてきた」

「俺は向かう。フヌと約束した場所……神秘工廠『ゼラ』へ」

「君もいつか向かうだろう。その場所で、出会うのだろう」

「今度こそ、俺はもう『迷わない』。じゃあな、失礼した。君の戦いに、星の光の加護あらんことを」
――巨大未識別、融合を開始!!
――間を縫って未識別機動体、多数侵入! 迎撃を!!
――三大勢力の部隊は、すでに壊滅状態だ!
――ジャンクテイマーの部隊が、混乱に乗じて侵攻を開始しています!
――迎撃の数が足りない……このままじゃ……
――友軍のシグナルを確認!
――傭兵たちだ!!
――頼む、敵を……俺たちの部隊は全滅だ
――あの数の敵を前に、戦う者がいる……だと!?
――まさかな……あいつらならやるかもしれん
――頼んだぞ、俺はもう、ここまでだ
――任せたぞ! 突破口を開け!!
――ヒャッハー! 俺たちは、まだ戦える!!
――ルートを確保! ここは任せろ! お前たちに託した!
――世界の不具合だか知らないが……
――俺たちが生きる限り、俺たちは……未来を掴む!!
ここは南の島。ヤシの木が生えている

「いやー椰子はうまいなぁ」

「椰子のうまさに比べたら、世界のどうこうなんて小さいもんさ」

「ヤシガニもうまいぞ!!」
少年が椰子を食いながら話しかけてくる
フライトレス・タンクを破棄した
バトルシールドを破棄した
CC-CA-01を破棄した
スリーピング・レイルはレジスタントアームを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
スリーピング・レイルはギガントホッパーを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
スリーピング・レイルは頭部《Wolfszähne》を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
スリーピング・レイルはヴォン・ヴォン・エンジンを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
スリーピング・レイルは𝘽𝙖𝙩𝙩𝙡𝙚𝙎𝙝𝙞𝙚𝙡𝙙を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
スリーピング・レイルはカラステングを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
スリーピング・レイルはCC-SWD-01を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
◆アセンブル










◆僚機と合言葉
ネグロとバディを結成した!!
次回オークリーフ・レッドメールに協賛し、参戦します

「届けたいものがある。進路を開いてくれ」
移動
南↓へ移動し、東南東海域【南の島】へと到達した
ユニオン活動
パッチワーク・ゴーストシップの活動記録
迷子の迷子の幽霊船。継ぎ接ぎだらけの幽霊船。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。

「……私にも気付かれないで着艦したものがいるようだな……テイマーが来る分には問題無いが」

「しかし、ウロチョロされてはかなわないな……迷子になっても困る」

「……」

「……チッ、行けってンだろ、クソが!」

「おいガキ! 止まれ! この船にゃ宝物どころかガラクタしか置いてねえよ! どこから来たか知らねえが、大人しく自分の基地にでも帰れ!」
メッセージ
ENo.96からのメッセージ>>
チャルミィ
「ぼんやりさんがお嫌なら、
ふんわりさん!とかどうですかしら?」
チャルミィ
「うふふンッ♪ミアがいないぼんやりさんなレイルは
操縦棺のないグレムリンみたいなものですわ!」
チャルミィ
「うふふンッ♪
今のはうまく例えたつもりですけれど!」
チャルミィ
「アニマロイドはそれはそれはたくさんいて、
みんな手を引いて歩いていたものですわ」
チャルミィ
「ミアもワテクシのことをほめてくれているのだから、
ほかのアニマロイドのこともきっと気に入るわ!」
チャルミィ
「確かに今はぜんぜん見かけませんけれど……
たっくさんのアニマロイドたちがいましたもの!
きっとどこかに隠れてますのね。
だってほら、コンテナを狙う人とかおりますものね」
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>>Eno.140

「ぼんやりさんがお嫌なら、
ふんわりさん!とかどうですかしら?」

「うふふンッ♪ミアがいないぼんやりさんなレイルは
操縦棺のないグレムリンみたいなものですわ!」

「うふふンッ♪
今のはうまく例えたつもりですけれど!」

「アニマロイドはそれはそれはたくさんいて、
みんな手を引いて歩いていたものですわ」

「ミアもワテクシのことをほめてくれているのだから、
ほかのアニマロイドのこともきっと気に入るわ!」

「確かに今はぜんぜん見かけませんけれど……
たっくさんのアニマロイドたちがいましたもの!
きっとどこかに隠れてますのね。
だってほら、コンテナを狙う人とかおりますものね」
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>>Eno.140
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◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
精算
キャラデータ
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