第10週目 闇の一週間
◆日記
【業務報告】
一応の、増収……あくまでも、先週に比べて、だが。
先週の売り上げが低すぎた手前、増収したからといって安堵はできない。
むしろ、過去の売上と比較すると、低い方だ……
品揃えの変更で、営業時間の延長はどうにかなっているが……今度は、営業時間に対して全体の収益が低い。
消耗軽減にと、単価の低い品に入れ替えたのが不味かったようだ……
……最後の一週。
試行錯誤のまま、契約満了を迎えそうだ……
[純売上/総収入]
2911/3504
[支出]
648+609+609= 1866
[計上利益]
1638
[備考]
体力が持たない。
-----
……持ち直しはしたものの……お世辞にも、芳しいとは言えぬ。
結局、この十週……成果らしい成果もないまま、だった。
余程に、向いていないということなのだろうが……向いていない、というその理由一つに逃げる事自体、良い傾向とは言えぬ。
……なけなしながら、斯様な矜持もあり、相応に努めてはきたつもりだが……
最後まで、この有様では……今後の進退については、入念な熟考が必要であろう……
……それに引き換え。
ニセは順当に、売上を伸ばし続けている……減収があったのは、陳列に失敗したあの週だけではないだろうか。
この様子なら、最後まで……経営は、安心できそうだ。
此処まで商才があるのならば……今後もオーナーを続けるのも、一つの道には成り得るであろう……
……無論、ニセが望むならば、だが。
兎角、俺の進退については……十二分、相談せねばなるまい……
俺一人で考えるよりも、よい道を示して呉れるだろう……
……個人の経営の如何に関わらず、この週を以て、一旦の契約は終了……
金魚坂の状況は、いまひとつ……あれ自体、ゆらぎの中にあるが故だろうか……未だ、光明が見えているのか否か、判然とはせぬが……
……何にせよ、妻の云う通り……経営に割いていた時間を、少しばかり、別の事へ向けられそうではある……
そういえば……勧めはすれど、妻自信……別段、何処かへ行きたい、という訳ではない様子だった。
何処かへ行く事が本懐でなく……俺を気遣っての事、なのだろう……
……一緒ならば、何処へでも。
嗚呼、本当に、何処でも構わない……
……行く行かぬ、決めもせぬまま。
何処で何をしようか……などと。
唯々、話すだけで、他愛なく過ぎる時間。
……あと少しすれば、そんなひと時も、訪れるやも知れぬ。
手製の襟巻に、膝掛に。顔と手と、肌触れる度、想い馳せては。
無性に待ち遠しく想う己に気付き、無意識に零す、自嘲の息。
一応の、増収……あくまでも、先週に比べて、だが。
先週の売り上げが低すぎた手前、増収したからといって安堵はできない。
むしろ、過去の売上と比較すると、低い方だ……
品揃えの変更で、営業時間の延長はどうにかなっているが……今度は、営業時間に対して全体の収益が低い。
消耗軽減にと、単価の低い品に入れ替えたのが不味かったようだ……
……最後の一週。
試行錯誤のまま、契約満了を迎えそうだ……
[純売上/総収入]
2911/3504
[支出]
648+609+609= 1866
[計上利益]
1638
[備考]
体力が持たない。
-----
……持ち直しはしたものの……お世辞にも、芳しいとは言えぬ。
結局、この十週……成果らしい成果もないまま、だった。
余程に、向いていないということなのだろうが……向いていない、というその理由一つに逃げる事自体、良い傾向とは言えぬ。
……なけなしながら、斯様な矜持もあり、相応に努めてはきたつもりだが……
最後まで、この有様では……今後の進退については、入念な熟考が必要であろう……
……それに引き換え。
ニセは順当に、売上を伸ばし続けている……減収があったのは、陳列に失敗したあの週だけではないだろうか。
この様子なら、最後まで……経営は、安心できそうだ。
此処まで商才があるのならば……今後もオーナーを続けるのも、一つの道には成り得るであろう……
……無論、ニセが望むならば、だが。
兎角、俺の進退については……十二分、相談せねばなるまい……
俺一人で考えるよりも、よい道を示して呉れるだろう……
……個人の経営の如何に関わらず、この週を以て、一旦の契約は終了……
金魚坂の状況は、いまひとつ……あれ自体、ゆらぎの中にあるが故だろうか……未だ、光明が見えているのか否か、判然とはせぬが……
……何にせよ、妻の云う通り……経営に割いていた時間を、少しばかり、別の事へ向けられそうではある……
そういえば……勧めはすれど、妻自信……別段、何処かへ行きたい、という訳ではない様子だった。
何処かへ行く事が本懐でなく……俺を気遣っての事、なのだろう……
……一緒ならば、何処へでも。
嗚呼、本当に、何処でも構わない……
……行く行かぬ、決めもせぬまま。
何処で何をしようか……などと。
唯々、話すだけで、他愛なく過ぎる時間。
……あと少しすれば、そんなひと時も、訪れるやも知れぬ。
手製の襟巻に、膝掛に。顔と手と、肌触れる度、想い馳せては。
無性に待ち遠しく想う己に気付き、無意識に零す、自嘲の息。
STORY
とうとう経営黒字化を果たした金魚坂グループ無制限フランチャイズ作戦は終わり、雇われ店長さんたちは自由の身となった
そのまま店を続けるもの、店舗を譲渡し経営から去る者…そう、自由に
雇われ店長さんたちには約束通り報酬が支払われた
ゆらぎの通貨は累積闇円と同額の、それぞれの世界の通貨へと姿を変える
それは26781アメリカドルかもしれないし、26781ラオスキープかもしれない
あるいは海外旅行のあと、使えないお金が眠るように……引き出しの奥に眠るかもしれない
そのお金で、あなたは何を買うのだろう
――お買い物、しませんか?――
◆訓練
気品の訓練をしました気品が37上昇した
気品の訓練をしました経験値が足りない
気品の訓練をしました経験値が足りない
気品の訓練をしました経験値が足りない
気品の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
闇は有給52を破棄した!
闇は黒檀香木を破棄した!
闇は天座を破棄した!
闇はダイヤの指輪44を破棄した!
闇は暑い日差し52を破棄した!
闇は笑顔マニュアル52を破棄した!
◆購入
闇は森の雫を648闇円で購入した!
闇は刻炉を609闇円で購入した!
闇は刻炉を609闇円で購入した!
◆作製
いつかの祝杯と絶対に乗っ取られる憑依薬を素材にして刻刊を作製した!
◆コンビニタイプ決定
ビジネス に決定!!
◆アセンブル
スロット1に刻刊を装備した
スロット2にコンフェイトを装備した
スロット3にコンフェイトを装備した
スロット4にトリノハネキーホルダーを装備した
スロット5にひかるなにかを装備した
スロット6に刻炉を装備した
スロット7に刻弓を装備した
スロット8に森の雫を装備した
スロット9に酩刻を装備した
スロット10に刻炉を装備した
スロット11に刻沙を装備した
スロット12に刻炉を装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.10からのメッセージ>>
【・・・ ・・・ ・・・ 旦那様 かれこれ二ヶ月程度経ちました。
旦那様 お具合宜しいですか? ・・・ ・・・
結局 この商売で腰痛がよくなったのか 正直うなずきかねますが・・・】
“蛍の光”を口ずさむ女主人。つがいの安堵に、小首を傾けて微笑む気配。
これが済めば、暫く二人の時間も取れる。――たったそれだけのことではあるが、とても重要だ。
張り切る様子を隠しきれない女主人。
【・・・ ・・・ その膝掛けも良かった 今の今まで お疲れ様でした。
それから 宜しければ こちらを おおさめくださいまし。
ゆらぎの気配と 闇の香り。 ここの匂いを 閉じ込めておきましたの】
女神像に縋る女主人は、お守りをそっと目の前に置いた。何だかんだで主人思いであった。
――女主人は、沈みゆく夕日を想起させる匂いを漂わせている。
この世界がどうなるであれ、何を得ようと、女主人はこの匂いを纏いつがいの傍に戻ってくるだろう。
メッセージを送信しました
>>Eno.10
【・・・ ・・・ ・・・ 旦那様 かれこれ二ヶ月程度経ちました。
旦那様 お具合宜しいですか? ・・・ ・・・
結局 この商売で腰痛がよくなったのか 正直うなずきかねますが・・・】
“蛍の光”を口ずさむ女主人。つがいの安堵に、小首を傾けて微笑む気配。
これが済めば、暫く二人の時間も取れる。――たったそれだけのことではあるが、とても重要だ。
張り切る様子を隠しきれない女主人。
【・・・ ・・・ その膝掛けも良かった 今の今まで お疲れ様でした。
それから 宜しければ こちらを おおさめくださいまし。
ゆらぎの気配と 闇の香り。 ここの匂いを 閉じ込めておきましたの】
女神像に縋る女主人は、お守りをそっと目の前に置いた。何だかんだで主人思いであった。
――女主人は、沈みゆく夕日を想起させる匂いを漂わせている。
この世界がどうなるであれ、何を得ようと、女主人はこの匂いを纏いつがいの傍に戻ってくるだろう。
メッセージを送信しました
>>Eno.10
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 2457
貢献収入 287
行動順報酬!! 12%
合計闇円収入3073
商品販売数 5個
◆経験値が60増加しました……
◆体力が22増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 287
行動順報酬!! 12%
合計闇円収入3073
商品販売数 5個
◆経験値が60増加しました……
◆体力が22増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
闇は鳥の羽56を入手した!
闇は暑い日差し56を入手した!
闇は日々の挨拶56を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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黒くて怪しい。 無愛想。 最近、腰の調子がいまいちなおっさん。既婚。元から夕闇国在住。 地味に召喚されたものの、日帰りできる距離だった。要は夕闇国内を移動しただけの超短距離召喚。担当者が金魚なせいで色々手違いがあったのだろう。多分。 とまれ、即日帰還したものの、『喚ばれたんだしやってみればいいんじゃない?』という、旧職場の元上司の提案によって、結局、金魚坂グループ起死回生の波に呑まれる事に。 尚、元の職場は金魚坂の取引先の一つ。グループ傘下ではない為、金魚の呪いは免れた模様。 一連の騒動に伴い、伴侶もまたコンビニ経営者に。 愛想の良さでは明らかに伴侶に軍配が上がる手前、些か悩ましいような、かといって裏方に徹するには、微妙に腰と膝がつらい。 ただ、伴侶が同じ業種に従事するのは、ちょっと新鮮で嬉しい。 ……とかなんとか、若干、複雑な心境のようである。 何はともあれ、寝耳に水の店長抜擢。 経営は上手く行くのか。今後の貯えは無事に得られるのか。 やる気があるのかないのか、定かでないまま。 無表情なりに右往左往の手探りで、開店を迎えるのである…… | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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