第14回目 午前2時のスリーピング・レイル
プロフィール

名前
スリーピング・レイル
愛称
スリーピング・レイル
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経歴 記憶喪失のグレムリンテイマー。 自分に関すること、そしてこの虚空領域に関することは何一つわからない。 唯一「グレムリンの操縦」だけは体が覚えている。 『スリーピング・レイル』とは身に着けていたエンブレムに刻まれていた文字列。 (イラストはすのだ様からの頂き物です) |
僚機プロフィール

名前
ネグロ
愛称
ネグロ
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経歴 元真紅連理所属、整備士の資格を持つ。 身長166cm 体重79cm 年齢43 両腕バイオ生体置き換え済 第一次七月戦役時、徴兵以来を受け真紅連理の強襲部隊に所属。 戦役中に左腕を失い、右腕を換金した後両腕をバイオ生体置き換え手術を行う。 現在まで拒否反応含む異常なし。 真紅連理降伏後、第一次七月戦役より消息をたつ。 その後、各地でゲリラ的活動の目撃情報有り。【僚機詳細】 |
◆日誌
『希望も未来も自らの手で絶って。今や、その傷跡だけがお前を物語る』
* * *
エイゼル――と呼ばれるようになったその人が、継ぎ接ぎ幽霊船に侵入した一件が収束して、幽霊船は落ち着きを取り戻す、と思われた。
だが、ミアはそれからずっと、居心地の悪さのようなものを感じていた。
何も幽霊船に留まることになったエイゼルが原因でないことはわかる。確かにあの日はあまりにも色々なことが起きたし、ボリスの死という悲しい出来事もあった。ただ、ツィールとエイゼルの間で問題は解決したようだったし、エイゼルという人自体を悪く思う気はまるでなかった。エイゼルが妙にスリーピング・レイルに対して距離を置きたがっているように見えるのは奇妙だと思ってはいるが。
だから、あの日の出来事そのものが、この心地悪さの原因ではない、と思う。
思う、けれど――。
ちょうどあの日を境にして、言葉にはできない「何か」がずれてきている、ような。
そう感じられる原因の一つは、多分、ネグロの態度の変化だ。
ネグロは元々幽霊船のメンバーと多くを語らう方ではない。出会ったその頃から、人を寄せ付けないような、刺々しい雰囲気を纏った人人物ではあった。妙な偶然によって僚機として引き合わされたスリーピング・レイルに対しても、最初は明らかな嫌悪の感情をあらわにしていたはずだ。
ただ、実際に面と向かって言葉を交わしてみれば、ことさら拒絶されることもなく。元々見習いとはいえ整備を齧っていたミアをはじめ、まるで技術面には疎いツィールやエリエスにも整備のイロハを教えてくれたのだった。今となっては、良き師のひとり、と思っている。かつてミアがいた整備工場の気のいい整備士たちが最初の師なら、ネグロはミアにとって、絶え間ない実践の中で必要な知識と技術を教えてくれる、第二の師と言うべきか。
そのうちに、ネグロとスリーピング・レイルの関係も良い方向に向かっているように見えた。ほとんどは戦闘についての話とはいえ、二人の会話が増え、時には「戦う」ことしかできないレイルに、良き示唆を与えてくれているようだった。
故に、ミアは、ネグロのことを信頼し、尊敬している。スリーピング・レイルの僚機としても、一人の師としても。
……その、ネグロの様子がおかしいのではないか、と気付いたのは、エイゼルが起こした事件よりも少し前くらいから、だった気がする。顕著になったのが、あの日以降という話。
ネグロの態度が、以前以上に人を避けるそれに変わったような気がするのだ。
例えば、スリーピング・レイルと顔を合わせている時間が明らかに減った。今までならば、戦闘の前後に言葉を交わしていたようだったし、格納庫のグレムリンの操縦棺にこもりがちだったレイルと、整備がてらぽつぽつと話をしていた。だが、近頃ネグロと喋っていない、とレイルは言う。避けられているような気がする、とも。
それに、ミアの実感からしても、ネグロと接する時間が減った。食事の時間に集まるという幽霊船の「決まり事」は守っているし、グレムリンの整備のために姿を見せることはあるが、そのどれもが最低限で、用事が済めば姿を消してしまう。
どうしてしまったのだろう。……自分が、ネグロの心を楽にできるとは思わなかったけれど、それでも、心配せずにはいられない。
ネグロの横顔は、時に、酷く暗い色を見せているように、見えるから。
それに――ミアに居心地の悪さを感じさせる「何か」は、もうひとつ。
ミアにとって、どうしても「気のせい」で済ませることのできない、スリーピング・レイルに起こった変化だ。
「ミアさん。……これ、持ってきた」
柔らかく響く低い声。大人びた声音――実際に大人なのだが――に反して、わずかに舌足らずな雰囲気のある、言葉遣い。聞き慣れたはずのそれを聞いて、ミアはそちらに視線を向ける。
スリーピング・レイルは、ミアがどれだけ手を入れても無駄だったぼさぼさの白髪の下から、じっとこちらを見ていた。手には、倉庫から持ってきてほしいと頼んでいた資材。
「ありがと、そこに置いといて」
と言ったところで、気づいた。レイルの背後から、ひょこりとエリエスが顔を出していることに。レイルはミアの言葉に「わかった」と頷いてから、エリエスの方に振り向く。
「手伝ってくれてありがとう、エリエスさん」
「一緒に探しただけだけどね。役に立ったならよかった」
エリエスはにっと笑ってみせる。親代わりだったはずのボリスの死から、まださほど経っていないにもかかわらず、エリエスは気丈な姿を見せていた。その笑顔は、今までミアが見てきたそれと変わらないように見える。
そんな風に思っていると、レイルがミアに視線を戻した。何も考えていないような、もしくは「考えを掴ませない」ような、茫洋とした表情。感情の色がほとんど見えない、傍から見れば「不気味」とすら映るそれ。ミアにとっては、いつからか自然と「そういうもの」だと認識されている、それ。
「ミアさん、他に手伝うことはある?」
「ううん、あとはあたし一人でできるから。レイルも、最近は色々大変でしょ、少し休んだら?」
そう、幽霊船の事情は落ち着いても、情勢は刻一刻と変化している。ジャンク財団の代表を名乗る者の宣戦布告から、虚空領域は嵐の気配に覆われている。そんな中、抗う力を持つグレムリンテイマーであるレイルに、無理をさせるわけにはいかない。
だが、レイルはほとんど黒に近いダークブラウンの目を瞬かせて、言うのだ。
「僕は、大丈夫。エリエスさん、何か、僕にすることはある?」
「え? 特には無いかなあ。あ、そういえば、さっきツィールがルインさんに何か頼まれたってばたばたしてたっけ」
「そうか。……なら、僕も、行ってみる。ありがとう」
レイルは羽織ったコートの裾を翻す。眠れる鳥のエンブレムの縫い留められた、彼が最初から持っていた数少ないもの。名前も記憶もない男を示す、もの。何故だろう、その背中がミアの視界の中でわずかに薄れて見えた、気がして。
思わず、「レイル」と呼びかけていた。
「何?」
ミアを振り返るレイルの顔は、いつも通り。いつも通りの「そういうもの」。なのに、それが無性に不安で仕方ない。だから、返ってくる答えはわかっているのに、
「無理だけは、しないで」
そう、言わずにはいられないのだ。
かくして、レイルはわずかに口の端を歪める。笑みにもなってない、彼なりの、笑い方で。
「大丈夫」
ミアが思った通りのことを、言うのだ。
そのままレイルはその場を去って、ミアとエリエスだけが残された。エリエスはレイルが扉の向こうに消えていくのを見送ってから、ミアに視線を合わせてくる。
「最近、レイルさん、なんか元気だよね。一時期は、あんまり顔出してなかったから、心配してたんだよ」
レイルは覚醒している間、ずっと幻聴に苦しめられている、ということをミアは知っている。操縦棺の中でだけそれが聞こえなくなるから、と言って、調子のよくない時はほとんどの時間を操縦棺で過ごしているようなありさまだった。
その幻聴が無くなった――わけではないはずなのだが、ここしばらくのレイルは、幽霊船のあちこちに顔を出しては、誰かに手を借りたり、誰かに手を貸したりしているようだった。ミアがレイルを目にするとき、レイルはほとんど必ずと言っていいほど、誰かと共にいる。ことさら人を避けようとしているように見えるネグロとは、正反対に。
大丈夫。レイルは口癖のようにそう言う。どうしようもなく下手くそな笑顔と共に。
けれど、ミアは。
「あれは、『元気』、なのかな」
そう、思わずにはいられないのだ。
「どういうこと?」
「あのね、最近のレイル、ちょっとおかしくて」
この、確信に至らない「心地悪さ」をエリエスに話していいものか、と思いながらも、言葉を紡がずにはいられなかった。
「喋ってる間は、全然普通なんだけど。あたしが作業してる時、とか、ちょっとでも目を離すと、レイル、……すごく怖い顔をしてるの」
「レイルさんが、怖い顔って、あんまり想像できないけど」
スリーピング・レイルは感情をあらわにすることが極めて少ない男だ。エリエスが不思議そうな顔でそう言うのも、納得できる。
しかし、レイルに感情が無いわけではない、ということも今のミアならわかる。わかるだけに、不安が募るのだ。
「変な方向を睨んで、何かを堪えてる顔、っていうか。何だか、怖いの。あたしと目が合うと、何も無かったかのように喋ってくれるんだけど……」
「そういえば、さっきもレイルさん、ずっと喋ってた。レイルさん、今日は随分機嫌がいいんだな、って思ってたけど……、あれ、もしかして」
エリエスが、ぽつりと、言う。
「喋ってないと、『不安だった』のかな」
その感想は、ミアがレイルに抱いていた感覚と、一致していた。
――そうだ、レイルはきっと、不安なのだ。
誰かと共に居ないと。誰かと言葉を交わしていないと。意識をかき乱す幻聴よりも遥かに強い「何か」が、彼を不安にさせている。
けれど、一体――何が?
ミアは、エリエスと目を合わせて首を傾げる。
今は何もわからないまま、ただ、ただ、噛み合い始めていたはずの歯車がずれゆくような心地悪さが、ミアを支配していた。
【Scene:0014 歯車の歪み】
* * *
エイゼル――と呼ばれるようになったその人が、継ぎ接ぎ幽霊船に侵入した一件が収束して、幽霊船は落ち着きを取り戻す、と思われた。
だが、ミアはそれからずっと、居心地の悪さのようなものを感じていた。
何も幽霊船に留まることになったエイゼルが原因でないことはわかる。確かにあの日はあまりにも色々なことが起きたし、ボリスの死という悲しい出来事もあった。ただ、ツィールとエイゼルの間で問題は解決したようだったし、エイゼルという人自体を悪く思う気はまるでなかった。エイゼルが妙にスリーピング・レイルに対して距離を置きたがっているように見えるのは奇妙だと思ってはいるが。
だから、あの日の出来事そのものが、この心地悪さの原因ではない、と思う。
思う、けれど――。
ちょうどあの日を境にして、言葉にはできない「何か」がずれてきている、ような。
そう感じられる原因の一つは、多分、ネグロの態度の変化だ。
ネグロは元々幽霊船のメンバーと多くを語らう方ではない。出会ったその頃から、人を寄せ付けないような、刺々しい雰囲気を纏った人人物ではあった。妙な偶然によって僚機として引き合わされたスリーピング・レイルに対しても、最初は明らかな嫌悪の感情をあらわにしていたはずだ。
ただ、実際に面と向かって言葉を交わしてみれば、ことさら拒絶されることもなく。元々見習いとはいえ整備を齧っていたミアをはじめ、まるで技術面には疎いツィールやエリエスにも整備のイロハを教えてくれたのだった。今となっては、良き師のひとり、と思っている。かつてミアがいた整備工場の気のいい整備士たちが最初の師なら、ネグロはミアにとって、絶え間ない実践の中で必要な知識と技術を教えてくれる、第二の師と言うべきか。
そのうちに、ネグロとスリーピング・レイルの関係も良い方向に向かっているように見えた。ほとんどは戦闘についての話とはいえ、二人の会話が増え、時には「戦う」ことしかできないレイルに、良き示唆を与えてくれているようだった。
故に、ミアは、ネグロのことを信頼し、尊敬している。スリーピング・レイルの僚機としても、一人の師としても。
……その、ネグロの様子がおかしいのではないか、と気付いたのは、エイゼルが起こした事件よりも少し前くらいから、だった気がする。顕著になったのが、あの日以降という話。
ネグロの態度が、以前以上に人を避けるそれに変わったような気がするのだ。
例えば、スリーピング・レイルと顔を合わせている時間が明らかに減った。今までならば、戦闘の前後に言葉を交わしていたようだったし、格納庫のグレムリンの操縦棺にこもりがちだったレイルと、整備がてらぽつぽつと話をしていた。だが、近頃ネグロと喋っていない、とレイルは言う。避けられているような気がする、とも。
それに、ミアの実感からしても、ネグロと接する時間が減った。食事の時間に集まるという幽霊船の「決まり事」は守っているし、グレムリンの整備のために姿を見せることはあるが、そのどれもが最低限で、用事が済めば姿を消してしまう。
どうしてしまったのだろう。……自分が、ネグロの心を楽にできるとは思わなかったけれど、それでも、心配せずにはいられない。
ネグロの横顔は、時に、酷く暗い色を見せているように、見えるから。
それに――ミアに居心地の悪さを感じさせる「何か」は、もうひとつ。
ミアにとって、どうしても「気のせい」で済ませることのできない、スリーピング・レイルに起こった変化だ。
「ミアさん。……これ、持ってきた」
柔らかく響く低い声。大人びた声音――実際に大人なのだが――に反して、わずかに舌足らずな雰囲気のある、言葉遣い。聞き慣れたはずのそれを聞いて、ミアはそちらに視線を向ける。
スリーピング・レイルは、ミアがどれだけ手を入れても無駄だったぼさぼさの白髪の下から、じっとこちらを見ていた。手には、倉庫から持ってきてほしいと頼んでいた資材。
「ありがと、そこに置いといて」
と言ったところで、気づいた。レイルの背後から、ひょこりとエリエスが顔を出していることに。レイルはミアの言葉に「わかった」と頷いてから、エリエスの方に振り向く。
「手伝ってくれてありがとう、エリエスさん」
「一緒に探しただけだけどね。役に立ったならよかった」
エリエスはにっと笑ってみせる。親代わりだったはずのボリスの死から、まださほど経っていないにもかかわらず、エリエスは気丈な姿を見せていた。その笑顔は、今までミアが見てきたそれと変わらないように見える。
そんな風に思っていると、レイルがミアに視線を戻した。何も考えていないような、もしくは「考えを掴ませない」ような、茫洋とした表情。感情の色がほとんど見えない、傍から見れば「不気味」とすら映るそれ。ミアにとっては、いつからか自然と「そういうもの」だと認識されている、それ。
「ミアさん、他に手伝うことはある?」
「ううん、あとはあたし一人でできるから。レイルも、最近は色々大変でしょ、少し休んだら?」
そう、幽霊船の事情は落ち着いても、情勢は刻一刻と変化している。ジャンク財団の代表を名乗る者の宣戦布告から、虚空領域は嵐の気配に覆われている。そんな中、抗う力を持つグレムリンテイマーであるレイルに、無理をさせるわけにはいかない。
だが、レイルはほとんど黒に近いダークブラウンの目を瞬かせて、言うのだ。
「僕は、大丈夫。エリエスさん、何か、僕にすることはある?」
「え? 特には無いかなあ。あ、そういえば、さっきツィールがルインさんに何か頼まれたってばたばたしてたっけ」
「そうか。……なら、僕も、行ってみる。ありがとう」
レイルは羽織ったコートの裾を翻す。眠れる鳥のエンブレムの縫い留められた、彼が最初から持っていた数少ないもの。名前も記憶もない男を示す、もの。何故だろう、その背中がミアの視界の中でわずかに薄れて見えた、気がして。
思わず、「レイル」と呼びかけていた。
「何?」
ミアを振り返るレイルの顔は、いつも通り。いつも通りの「そういうもの」。なのに、それが無性に不安で仕方ない。だから、返ってくる答えはわかっているのに、
「無理だけは、しないで」
そう、言わずにはいられないのだ。
かくして、レイルはわずかに口の端を歪める。笑みにもなってない、彼なりの、笑い方で。
「大丈夫」
ミアが思った通りのことを、言うのだ。
そのままレイルはその場を去って、ミアとエリエスだけが残された。エリエスはレイルが扉の向こうに消えていくのを見送ってから、ミアに視線を合わせてくる。
「最近、レイルさん、なんか元気だよね。一時期は、あんまり顔出してなかったから、心配してたんだよ」
レイルは覚醒している間、ずっと幻聴に苦しめられている、ということをミアは知っている。操縦棺の中でだけそれが聞こえなくなるから、と言って、調子のよくない時はほとんどの時間を操縦棺で過ごしているようなありさまだった。
その幻聴が無くなった――わけではないはずなのだが、ここしばらくのレイルは、幽霊船のあちこちに顔を出しては、誰かに手を借りたり、誰かに手を貸したりしているようだった。ミアがレイルを目にするとき、レイルはほとんど必ずと言っていいほど、誰かと共にいる。ことさら人を避けようとしているように見えるネグロとは、正反対に。
大丈夫。レイルは口癖のようにそう言う。どうしようもなく下手くそな笑顔と共に。
けれど、ミアは。
「あれは、『元気』、なのかな」
そう、思わずにはいられないのだ。
「どういうこと?」
「あのね、最近のレイル、ちょっとおかしくて」
この、確信に至らない「心地悪さ」をエリエスに話していいものか、と思いながらも、言葉を紡がずにはいられなかった。
「喋ってる間は、全然普通なんだけど。あたしが作業してる時、とか、ちょっとでも目を離すと、レイル、……すごく怖い顔をしてるの」
「レイルさんが、怖い顔って、あんまり想像できないけど」
スリーピング・レイルは感情をあらわにすることが極めて少ない男だ。エリエスが不思議そうな顔でそう言うのも、納得できる。
しかし、レイルに感情が無いわけではない、ということも今のミアならわかる。わかるだけに、不安が募るのだ。
「変な方向を睨んで、何かを堪えてる顔、っていうか。何だか、怖いの。あたしと目が合うと、何も無かったかのように喋ってくれるんだけど……」
「そういえば、さっきもレイルさん、ずっと喋ってた。レイルさん、今日は随分機嫌がいいんだな、って思ってたけど……、あれ、もしかして」
エリエスが、ぽつりと、言う。
「喋ってないと、『不安だった』のかな」
その感想は、ミアがレイルに抱いていた感覚と、一致していた。
――そうだ、レイルはきっと、不安なのだ。
誰かと共に居ないと。誰かと言葉を交わしていないと。意識をかき乱す幻聴よりも遥かに強い「何か」が、彼を不安にさせている。
けれど、一体――何が?
ミアは、エリエスと目を合わせて首を傾げる。
今は何もわからないまま、ただ、ただ、噛み合い始めていたはずの歯車がずれゆくような心地悪さが、ミアを支配していた。
【Scene:0014 歯車の歪み】
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NEWS
グレイヴネットでは依然として財団代表の演説が続いている

「認証に失敗。思念接続が汚染されています。システム再起動。認証を試みます……思念接続を確認。ようこそ、ようそこそ、よ」

「ごきげんよう。ご機嫌いかがかね? 諸君らに、我々の真の力をお見せしよう」

「ここは虚ろの海だ。挨拶をしろ、グリード=アビス」

「ああ……! 死が視える……!!」
巨大な目を持ったグレムリンが静かに浮かんでいる
迎撃に集まる、無数のドローン、そしてミサイル!!

「おおお……!!! 視える、視えるよぉ……!!」
次の瞬間、すさまじい圧が放たれ、迎撃機は全滅する!!

「分かったでしょ……!! わたしには視える……!!」

「さぁ、次は赤渦だ。挨拶をしろ、ドラゴン=チェイン」

「オオオオッ!! 我が拳、流星のごとく!!」
龍のごときグレムリンが、その細長い機体を翻す!!
海上要塞は対空砲火を浴びせる!

「縛鎖拳!! 三十六式!!」
赤い鎖が龍型グレムリンの尻尾から投げられ、海上要塞を打ちのめし、爆散!!

「はああああっ!! これが、縛鎖拳の力よ!!」

「次は静かの海だ。挨拶をしろ、ザゼン=フォートレス」

「…… ……」
まるで岩の塊のようなグレムリン!!
市街地へ侵入する巨岩を、防衛隊は誰も止められない!

「…… …… ゼン!!」
次の瞬間、市街地全域が瓦礫と塵に変わる!!

「…… …… サトリ、いまだ遠く……」

「最後は氷獄だ。挨拶をしろ、ベルコウル」

「抵抗は無意味だ。おとなしく消えろ」
悪魔のごときすがたのグレムリン!!
弾幕の中悠々と歩き、速射砲を構える!

「進化トリガー、通常解放」
次々と撃ち抜かれる砲撃隊!!

「抵抗は無意味だ……苦しむだけだからな」

「……」
リスプはヴァーチャルモニターを叩き割る
ヴァーチャルモニターは光の粒になって消える……

「……どこ行っちゃったんだよ、ジェト」
ここは赤渦。不気味な海が広がっている

「はぁはぁ……旅人さん、いま暇? 遊んでいい?」

「赤渦の戦いは続くわよー!」
クラーケンの娘が壊れた人形を抱えて話しかけてくる
スリーピング・レイルはマッチボックスを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
フライトレス・コフィンはレストアチップで強化された!!(素材消費)
フライトレス・コフィンはフライトレス・フェザー素材で強化された!!(素材消費)
ヴォイド・フライトレス・ヘッドは鉱石ラジオで強化された!!(素材消費)
ヴォイド・フライトレス・サウンドは波紋の化石で強化された!!(素材消費)
ヴォイド・フライトレス・サウンドは藻屑の化石で強化された!!(素材消費)
ヴォイド・フライトレス・トーピードは刹那の葉で強化された!!(素材消費)
ヴォイド・フライトレス・タンクはゲーミングチェアで強化された!!(素材消費)
ヴォイド・フライトレス・レッグスは刹那の枝で強化された!!(素材消費)
ヴォイド・フライトレス・マルチレッグはゲーミングおむすびで強化された!!(素材消費)
ヴォイド・フライトレス・エレクトロはゲーミングチェアで強化された!!(素材消費)
◆アセンブル










◆僚機と合言葉
ネグロとバディを結成した!!
次回オークリーフ・レッドメールに協賛し、参戦します

「届けたいものがある。進路を開いてくれ」
移動
北↑へ移動し、西北西海域【赤渦】へと到達した
ユニオン活動
パッチワーク・ゴーストシップの活動記録
迷子の迷子の幽霊船。継ぎ接ぎだらけの幽霊船。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。
メッセージ
ENo.96からのメッセージ>>
チャルミィ
「超高性能なアニマロイドにはオプショングッズも
たっくさんあるんですのよ!
これでぼんやりさんのレイルを
まーーーーっすぐな髪にしてあげますわ!」
チャルミィ
「まあ!
ワテクシ達の場所、今とっても近いんじゃなくって?
もしかしたらワテクシの活躍を
お見せできるかもしれまてんわ!」
チャルミィ
「そうなったらミアともお茶をして、
『スリーピング・レイル』も見せてもらって、
それから、それから……」
チャルミィ
「あら、ワテクシったら!
別にピクニックに行くわけじゃないのに浮かれ気分で!
作戦のためには気を引き締めていかなくては!」
1件のメッセージを送信しました
>>Eno.140

「超高性能なアニマロイドにはオプショングッズも
たっくさんあるんですのよ!
これでぼんやりさんのレイルを
まーーーーっすぐな髪にしてあげますわ!」

「まあ!
ワテクシ達の場所、今とっても近いんじゃなくって?
もしかしたらワテクシの活躍を
お見せできるかもしれまてんわ!」

「そうなったらミアともお茶をして、
『スリーピング・レイル』も見せてもらって、
それから、それから……」

「あら、ワテクシったら!
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◆3回更新のメッセログ
◆2回更新のメッセログ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
西部海域【黄昏の壁】の戦果通信
>>友軍の戦闘結果
「終わりました~」




>>友軍の戦闘結果

「……カズアー…ザザッ…オス、…ザザッ…果良好だ」



>>友軍の戦闘結果

「なになに、かったの?やったー!いえーい!」




精算
報酬 30
売上 1
┗パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>196
経費 -1
フラグメンツ獲得 30
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 8発 入手しました
【!】増殖 フライトレス・フェザーは弾数が増加し 36発 になりました
売上 1
┗パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>196
経費 -1
フラグメンツ獲得 30
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 8発 入手しました
【!】増殖 フライトレス・フェザーは弾数が増加し 36発 になりました
あなたはフラグメンツと交換で安寧の葉を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で安寧の枝を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で安寧の実を手に入れた……
夜空には静かに星が浮かぶ……(コンテナ入手率 13.07%)
キャラデータ
__0






__6






_12






_18






_24






_97






103






109




所持品リスト

種別:術導重機関砲 [連射聖魔射撃火器]
零4耐3《広域DLパーツ:スリーピング・レイル(Eno15)からのDL》
▮▮▮▮ FULL ▮▮▮▮
【装弾数】…… 36
[tips]