第15回目 午前2時のエムス・ブレイカー
プロフィール
経歴 身長3メートル弱の超巨漢。 短く刈り込まれた髪型は強面の外見をさらに強調し、ブラウンがかった髪の色味がかろうじてうかがえる程度。 その体格にして当然のごとく際立つ、屈強極まる筋骨隆々な肉体、それを除けば……風貌そのものに苛烈さは無く、例えて言うなら温和な恐竜を思わせる。 とはいえ、笑顔はおろか表情の変化自体が乏しく、そもそも寡黙なのも相まって、一見で彼とコミュニケーションを円滑に取るのは少々難しい。 遺棄されたと思しき錆びたフレームの中から「発見」された際には言語のやりとりも通じず、困難を極めた意思疎通の過程で……やがて判明したのは「彼はどうやら虚空領域生まれではないらしい」ということのみ。 名を問われた際に「──エム……(スゥッ)」と発したきり黙り込んでしまったことから、いつしかこの巨漢は「エムス」と呼ばれるようになった。当人も特に拒絶はせず受け入れている。 廃工場からフレーム共々「回収」されたのち、驚異的な学習速度でこの世界の言語を修得したエムスは、周囲に促されるままにヴォイドテイマーとして、未識別機動体との戦いに身を投じている。 駆るグレムリンの名を問われ、付けた名称は“破壊者”(ブレイカー)。 その名を帯びて以来、格闘戦用の武装のみを以て、文字通り敵を“破壊”する強攻型機体である。 その規格外の体格と剛健無比な肉体強度、そして厄介なまでの寡黙さの他に……ひとつ、エムス特有の個性めいたものを挙げるならば。 今や世界を満たす粉塵、それへの妙な敵愾心と……それに伴う大言壮語である。 曰く── 「この粉塵さえ無ければな……グレムリンに乗るまでもない。 剣1本で、あんな鉄人形どもは片付けられるんだが」 《未識別機動体》が常識外の戦闘力を持ち、対抗し得る戦力が理論上グレムリンのみである──という『現況』を聞き知ってなお、その壮語を撤回する様子は見られない。 おそらく、エムスは本当に確信をもって述べているのだ。 ──粉塵さえなければ、生身でも《未識別機動体》を斃せる、と。 ++++++++++++++++++++++ 数度の戦いを経てから、エムスは自らをも“破壊するもの”(ブレイカー)、と自称するようになった。 詳細を問われても「そう名乗るべきだと思い出した」とだけ答え、あとは黙り込むのみである。 |
◆日誌
──一部の発掘兵器にアナグラムされた謎の文章。
各地で進められていた暗号解析は未識別機動体の襲撃以降、停滞中
本日のニュースです
各地で領域覚醒の報告が上がっています
空が赤い粉塵に覆われてはや幾年
この世界の終わりを意味するのでしょうか
粉塵の向こうにある十二条光柱が激しく光ります
我々の未来は、動き出したばかりです
戦いましょう、生き残りをかけて……
本日のニュースです
各地で財団残党の抵抗激しく、
追撃する各勢力の軍にも損害が出ています
十二条光柱が強く光り、それはまるで争う人々を
咎めるかのように点滅します
戦火の傷跡は大きく、我々はいま試されています
本日のニュースです
各地で渡り鳥の群れが観測されています
粉塵に適応した生物でありますが
その姿はなかなか見ることができないものでした
何かの異変の前兆でしょうか
戦火の世にも、人々の連環を。我々はまだ、戦えます
本日のニュースです
残す奪還領域は12領域となりました
間もなく領域覚醒となる場所も多く
未識別機動体によって奪われた世界が
いままさに我々の手に取り戻されようとしています
希望がある限り……私たちは、生き残れるのです
本日のニュースです
昨日、俳優のダースさんとフェリアさんが
小群島で結婚式を開きました
お二人は傭兵として戦い、その中で仲を深めたようです
戦う人々に祝福を……我々は、生き続けるのです
「──ようやく、“駒”の先にあるものが現れたか」
「──おれを含むヴォイドテイマー達、この虚空領域の住人達、“航空者”、そしてジャンク財団の黒幕達……
それらの先にいるもの。世界の理外にして、世界のありようを掌握せしもの」
「──勝負の分で言えば、こちらに勝ち目などないのだろうな。
なにせ相手は……その言いようが真実なら、すでにヴォイドテイマー達相手に“何度も勝っている”、と」
「──まあ、おれには無縁のことだ。
おれは、おれの運命に沿い、“敵”を“破壊”するのみ。
勝ち負けを論ずるのは──それからでいい」
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◆3回更新の日記ログ
NEWS
予感は続くそれは時の流れに重なり、そして輪郭を強める
あるいは、混線したどこかの通信かもしれない
いずれにせよ、あなたは様々な声と感情を
意図せず受ける
????
「認証……思念接続……対流を……思念の……君の思うままに」
ジャンク財団代表
「な、なぜ……進化は、我々は完璧な力を手に入れた」
ジャンク財団代表
「はず……はずでは、なかったのか」
ジャンク財団代表
「何が起きているのか……?」
ジャンク財団代表
「シミュレーションは完璧だったはず」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「…………」
????
「おはよう。目は覚めたかな?」
ジャンク財団代表
「……!! ケイジキーパー!! どういうことです!?」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「どうもこうも、君たちの役目は終わり……ってことだよ」
ジャンク財団代表
「な、何を言って……」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「ちゃんと最初から説明しようか
フェアじゃないからね」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「先の戦いでダスト・グレムリン《ヴォイドリインカーネーション》は
大打撃を受けた。そこに僕が乗じたわけさ」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「僕は勝機を掴んだ
僕のダスト・グレムリン《ヴォイドステイシス》を再起動させた」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「結果は大成功。僕の傷跡の力を最大限に増幅した《ヴォイドステイシス》は」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「他のケイジキーパーとダスト・グレムリンを時間凍結させることができたんだ」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「未識別機動体が世界を襲う中、僕はこのチャンスを最大限に生かすために動いた」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「そして財団を結成し、《ヴォイドステイシス》を完璧にする餌を集めさせた」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「おかげで最高の機体が仕上がったよ。
完璧だよ。僕の《ヴォイドステイシス》は」
ジャンク財団代表
「コンテナを集めるのは、進化の力を開発するため……って……」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「ああ、よく信じてくれたね
進化の力はすでにTsCで開発された
どうしようもないゴミシステムさ」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「反動も大きい、力の強化も少ない、発展性もない
長らくゴミ箱で封印されてたんだよ
いまじゃTsCと一緒に吹っ飛んだけどさ」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「最後に信じるにはちょうどいい偶像じゃないか。
進化したら騙されたことも感じないだろうし」
ジャンク財団代表
「嘘だったんだね……わたしを拾って、世界に一矢報いようって……」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「嘘じゃないよ、僕は世界に一矢報いる
きみは必要ないってだけさ」
ジャンク財団代表
「……許せない、わたしはあなたを信じていたのに」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「僕は信じてなかったよ
きみだって、この腐った世界の一部
僕の復讐の標的さ」
ジャンク財団代表
「……アアアッッッッ!!」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「代表! 何を……!! グレムリンに乗って、何処へ……」
ジャンク財団代表
「ケイジキーパーを潰す……わたしにはもう、何もない」
ジャンク財団代表
「地獄に引きずり落としてやる」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「我が身、代表と共に……地獄の果てまでお供します」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「あはははっ
そんな雑魚のグレムリンでどうやって僕を潰すのさ」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「僕の機体は最強のダスト・グレムリン
《ヴォイドステイシス》だよ?」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「シミュレーションしてみようか?」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「君の機体は3分でバラバラになるよ? 手加減が必要かな?」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「若者よ……君の言うとおりだったな」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「我々に、最初から当然のように権利や妥当性があるはずもなかった」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「我々は見誤った」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「傭兵たちよ……もし私の思念が届くのならば」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「すまなかった……最後に、それを……」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「がらくたのグレムリンとボロボロのグレムリンで
この《ヴォイドステイシス》に挑もうとはね」
ジャンク財団代表
「攻撃が……効かない!?」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「《真永劫》……あらゆる殺意は、僕の前で無に停滞する」
ジャンク財団代表
「うう……動きが……いや、これ……は……時間……が……」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「《停滞領域》……全ての時間は、僕の前でゼロに停滞する」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「完全に止まっちゃたね。無理もないよ、世界すらその息の根を止める停滞だ」
ヴォイドステイシスは無造作に代表の乗るグレムリンの四肢を引きちぎる
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「はい、僕の勝ち」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「……3段進化、開始」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「ん?」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「……がああああっ!!」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「あはははっ、無駄だよ、欠陥システムはどこまで行っても欠陥なんだ」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「君の殺意は届かない。僕の前で停滞する……ん?」
グレイフロッグ『ジェト』
「ザザーッ……ザザッ……そこは、タワー中層だな……ザザーッ」
グレイフロッグ『ジェト』
「ベルコ将軍の思念が、お前の輪郭を示している」
グレイフロッグ『ジェト』
「お前が誰だか知らないが……世界を弄びすぎだ」
グレイフロッグ『ジェト』
「世界の思念が、お前を追跡している。それが分かる」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「だからどうしたって言うのさ。僕は世界を超える」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「僕を裏切った世界に、復讐してやる」
グレイフロッグ『ジェト』
「ザザーッ……ザザッ……お前が世界に刃を向けるなら……ザザーッ」
グレイフロッグ『ジェト』
「世界はお前を迎撃するだろう」
ケイジキーパーNo.2《リヴ》
「そう……でも、君には関係ないんじゃない?」
グレイフロッグ『ジェト』
「ザザーッ……ザザッ……俺も世界の一部だ、関係ある……ザザーッ」
グレイフロッグ『ジェト』
「世界を超え、世界に復讐するとか言ったな」
グレイフロッグ『ジェト』
「そんな戯言は、俺を超えて、俺を打ち負かした後に言え!!」
ここは雨音列島。しとしとと、雨が降り続いている
武士『センリツ』
「かたじけない……バターアイスかたじけない……」
武士『センリツ』
「その先に、未来を掴め」
ファンシーなおじさんが雨の中剣を振るい、舞っている
◆アセンブル
◆僚機と合言葉
次回ラビットホール・バイオテックに協賛し、参戦します
ラビットホール・バイオテック担当「さぁさぁ、生き急げ、若者よ! 君の命は限りある故に!!」
移動
ユニオン活動
メッセージ
◆13回更新のメッセログ
◆12回更新のメッセログ
◆11回更新のメッセログ
◆9回更新のメッセログ
◆8回更新のメッセログ
◆6回更新のメッセログ
◆戦闘結果
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
ネグロ超音速【覚醒】【バーサーク】
「……カズアーリオス、戦果良好だ」
>>友軍の戦闘結果
P2音速【覚醒】【バーサーク】
「こちら『ペリュトン』のP2ッスよお~~
バーサーク、楽しいッスねえ~~!!」
>>友軍の戦闘結果
エリーゼ超速【覚醒】【バーサーク】
「こちらは問題なし。……やりすぎてしまったくらいね」
>>友軍の戦闘結果
チャルミィ超速【覚醒】
「『ルナール◇フネートル』は無事に帰還しましわ!」
>>友軍の戦闘結果
ミト超音速【覚醒】【バーサーク】
「こんな戦いが……いつまで続くのかしら」
>>友軍の戦闘結果
キルシェ超音速【覚醒】【ティタン】
「なになに、かったの?やったー!いえーい!」
>>友軍の戦闘結果
マオ超速【覚醒】【ティタン】
「マオちゃん大勝利~!」
>>友軍の戦闘結果
906音速【必殺】
「コチラ 906
敵機 ノ 排除 ヲ 確認 シマシタ
人類 ノ 皆様 オツカレサマデシタ」
>>友軍の戦闘結果
ゴットハルト超速【覚醒】
「こちらは損傷軽微。無事に勝利したようだ」
>>友軍の戦闘結果
RL超音速【覚醒】【バーサーク】
「こちらグレムリン《サルコファガス》。帰投中だ。
戦果は上々さ」
>>友軍の戦闘結果
ネレ超音速【覚醒】【バーサーク】
「やったぁ。褒めて褒めてぇ」
精算
経費 -12
フラグメンツ獲得 47
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 5発 入手しました
【!】増殖 高耐久攻勢術導呪界鎌は弾数が増加し 27発 になりました
あなたはヴォイドエレベータ内部を探索しヴォイドルミナスを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で湿布を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で風邪薬を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で湿布を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で感情燃料を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で胃薬を手に入れた……
【発掘】あなたは ジャンク品 を手に入れた……
夜空には静かに星が浮かぶ……(コンテナ入手率 14.72%)
キャラデータ
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