第6回目 午前2時のブレイン
プロフィール
名前
ブレイン
愛称
ブレイン
![]() | 経歴 [DA_04] システムアーカディア -ARc12A00S- データファイル ◆INFORMATION: 情報規制Lv8解除。 アーカディア・ライブラリより 人物情報を表示。 本名:ブレイン・メザード 愛称:ブレイン 性別:男 現年齢:20歳 クラス:ウィザードライン (一級探究者) 外世界の研究組織、メルカルディア幻想機関から派遣された調査員。機関の任務を受けヴォイドテイマーとして今回の戦線に赴く。 汚染された崩壊世界の出身で、幻想機関に所属する以前は死と隣合わせの環境で生きていた。 他人への警戒心が強く、理知的に隙を見せず振舞うことを心掛けている……が、本質的にはお調子者で子供っぽい面があり、親しい人間の前では素の面が出てしまうこともしばしば。 過去のトラウマから虫が苦手。特に黒いアレには壊滅的に弱い。 メンバー1:クラウザ 補助要員その1。ブレインに移植された義体に住み着いていた謎の存在。 元は文明時代に残された戦略兵器群より発生した付喪神のようなモノと本人は語る。 霊体とCPウィルスを合わせたような思念体で実体を持たず、他者とのコミュニケーションは青い小動物を模した三次元映像を使用する。 操縦補助、パーツ作成やアセンブリ等の技術面でブレインをサポートする。 メンバー2:ユーリエ 補助要員その2。ブレインと同じ幻想機関に所属する探究者。オペレーター兼補助役として同行する。 メンバーでは随一の純魂(ソウル)リンク値を持つ特級探究者。しかし、自由奔放な性格で特に任務や探索中はテンションが高く、暴走してトラブルを起こすこともしばしば。 今回の任務では、お目付け役である祖父のルアールが不在なため、厳重警戒中。 オペレーター業務以外にも依頼者との交渉やユニオン、コネクション管理、中央メルカルディアとの仲介においてブレインをサポートする。 |
◆日誌
[MS_31] 探究者ブレイン -BMz95G01Wz- ミッションファイル
■領域情報:北北西海域【小群島】
座標:X=2,Y=1 FL【6757/13824】
戦場:第56ブロック 北北西海域【小群島】
◆NAVIGATION_COMMAND:ワールドガイド
■施設情報:バルク・クォーリー・AR 現在位置:ガレージルーム
グラーベルに繋がれた端末から、ラジオ音声で様々なニュースが流れ続けている。
手前にはパイプ椅子に腰掛け、それを聴く二つの人影があった。
一人はブレイン。もう一人は銀髪を頭の上で二つに結んだ女性。
前任務でのグラーベルのテイマー、アネットアート・アーガイルその人である。
ブレイン:
「あれ以来、ずっと世界中が混迷を極めてる状態さ。
未識別機動体の脅威も、グレムリンの新型が現れたりと激しさを増している。
最近は人間同士の戦いも激化してきてな。
緊急ミッションでテロ対策に駆り出されたりもした」
アネット:
「そうですか……TsCはこの世界で最大の組織だったわけですし
秩序の維持に与えていた影響も大きかったのでしょうね。
改めて、あの戦いの爪痕の深さを感じずにいられません。
彼らも自らの理想のために戦っていた。
私達も間違った事はしなかったと、そう思いたいです」
ブレイン:
「ま、悪い事ばかりじゃないさ。
TsCが消えて大企業が傭兵相手に自由競争を始めるようになった。
だからこうして、好きに企業を協賛し開発計画の恩恵にありつける」
ユーリエ:「アネットちゃん、お茶が入りました。どうぞ!」
アネット:「あ、ありがとうございます」
ブレイン:「茶? あったのか、そんなの」
ユーリエ:
「これはとっておきなので、普段はダメです。お客様おもてなし用です。
なので、ブレインは今日も変な味のコーヒーをどうぞ!」
ブレイン:
「コーヒーか。ま、それでもいいが。頂くよ。
で、今日は急にどうしたんだ? 中央事務局も忙しい時期だろう。
勿論、こっちはいつでも歓迎だがな」
アネット:
「はい。なので、明日には戻らないと。
実は先日、アーカイヴでブレインの零錆戦線レポートを
見せていただいたのですが……」
アネット:
「その、かなり無茶なアセンブルで戦っている様でしたので
心配になりまして」
ブレイン:
「成程、確かにここ数日、尖ったアセンばかり試してた気がするな。
だが心配無用だ。自分で言うのもなんだが、上手くやれてるよ。
次の機体評価は見ごたえある内容を出せると思うぜ」
クラウザ:
『マスター、話し中のところ済まないが
グラーベルの広域索敵が正体不明の反応を感知した。
数的に未識別機動体のものではない、恐らくはグレムリンだ』
ブレイン:
「またかよ。いい加減にしろ、ジャンクテイマーどもめ!」
アネット:「ど、どうしたのですか?」
ユーリエ:
「実は最近、ブレインはモヒカンのお兄さんから
ずっとストーカー被害を受けているのです」
アネット:「ええっ!?」
ブレイン:
「言い方ァ! 狙われてるのは俺じゃない、コンテナだ!
どういうことだクラウザ! 威圧アセン、効果無いじゃないか!」
クラウザ:
『うむ。予想以上に根性ある略奪者だったようだな。
丁度良い機会だろう。アネットが安心して中央に帰れるよう
マスターの戦いを見せてみてはどうかね?』
???:
『……あら、やっぱり帰ってしまうの?
私のために戻ってきてくれたと思ったのに。残念ね』
ブレイン:「!?」
アネット:「この声は……」
ユーリエ:
「あ! ブレイン、アネットちゃん、ステーションの上に!」

???:
『モーシン、キョーキ、下がりなさい。
また会えて嬉しいわ、アネットアート・アーガイル。
久しぶり、というほど時間は経ってないかしらね、ここでは』
アネット:「あなたは……えっと、どちら様でしたっけ?」
憎悪:
『 わ た し よ ! おのれ、忘れたとは言わせないわよ!』
アネット:「ああ、あの時の。って、ええっ!?」
ゾーオ:
『うぐぐ、余計な力を使ったから存在が。
まあ、余りに姿が変わってしまったし、分からなくても仕方ないわ』
ブレイン:
「七月戦役の時の思念体か? なぜここに。
お前達は外に干渉できる存在じゃなかったはず」
ユーリエ:
「説明しよう! 彼女は過去にグラーベルに乗ったテイマーの残留思念である!
夢現の七月戦役でアネットちゃんを操って好き勝手しようと企んだが
逆にボコボコにされてしまったのだ!」
ゾーオ:
『人としての基盤の欠けた私達は、グレムリンから得た情報基盤で補うことで
存在を維持していた。でも、貴女があの一撃でそれを吹き飛ばしてくれたから
私は巨大な姿を保てなくなったの』
クラウザ:『……ほう』
ブレイン:
「何をしに現れた。アネットをまだ諦めてないのか?
それとも復讐にきたとでも?」
ゾーオ:
『まさか。あの時は何もかも壊してやりたい気持ちで一杯だったけど
今はそんな気分じゃないわ。おかげで人間として色々思い出す事ができたし。
貴女には感謝しているの、アネット。
どう? そこの男はさっさとクビにして、また一緒に……』
アネット:
「グラーベルのテイマーはブレインです。私がテイマーに戻る事はありません。
それにあの時、私は私の信じるままに道を進んだ。
あなたにお礼を言われることじゃありません」
ゾーオ:『相変わらず強情ね。それでこそ、なんだけど』
ブレイン:
「あまり俺を見くびるなよ……! お前達のネタは割れてるんだ。
今度は前のようにやれると思うな……!」
ゾーオ:
『ふん、まあいいわ。私は、貴方達に興味が湧いたの。
貴方達の戦いを見届けたいと思ってね。それを伝えに来たのよ』
ブレイン:「何? まさか、ここに居座るつもりなのか?」
ゾーオ:
『居座る? 何言ってるの。私達はあの機体に刻まれた思念。
つまり、グレムリンの一部でもある。ずっとここにいたのよ』
???:『…………』
ゾーオ:
『どうしたの? ……へえ、面白くなりそうね。
ブレイン、といったかしら。貴方の実力、すぐ見せてもらう事になりそうよ。
コンソールで継続画面のホームを見てみたらいいんじゃないかしら』
ブレイン:「何だと? これは……!」
◆INFORMATION:メールが届いています。
件名:脅威が迫っている*NEW*
ユーリエ:「メールだね。脅威が迫っている!」
アネット:「どうしたのですか、ブレイン」
ブレイン:
「真紅連理の部隊が戦場で巨大な未識別機動体を発見したらしい。
テイマーに掃討依頼が来ている」
ゾーオ:
『精々頑張りなさい。あと、一つ言い忘れてたけど。
貴方達、面倒なのに目を付けられたわよ。この先、少し苦労するかもね』
ブレイン:「どういう意味だ?」
ゾーオ:
『ふふふっ。今日はもう消えるわね。
でも、姿は無くとも傍にいるわ。いつでもね』
ブレイン:「…………」
面倒な事態になった。夢現の七月戦役でアネットに干渉してきた過去テイマーの思念。
奴等がまた姿を現したのだ。前回の任務はあいつ等のせいで散々な目にあった。
今の所、姿を見せただけで悪事を働いたわけじゃないが、油断はできない。
なぜ外界に干渉できたのか、それらの理由も含め奴等には謎が多いが
その存在がグラーベルの記憶領域に刻み込まれたものならば
何らかの方法で行動を制限したり、封じることはできるはずだ。
だが今は、目下の課題として差し迫る巨大未識別の脅威に対処せねばならない。
真紅連理は5機以上の傭兵部隊を前提にミッションを発動させる手筈らしい。
通常、ヴォイドテイマーの戦場選択は自由意思で、条件が提示された前例はない。
それだけの敵、ということだろう。
思念体共の思惑通りなのは癪だが、自分の力を試すには良い機会だ。
どんな強敵が相手でも戦えるよう、これまで以上に入念なパーツ選択と
アセンブルが必要だろう。皆とよく協議しなければ。
◆INFORMATION:
レドの懐中時計は静かに時を刻んでいる……。
その時計の針は、四つの光を指し示している。
有効思念制御識:『未来』『傷跡』『希望』『祝福』
...オリジンデータ浸食率:0.027%
◆SYSTEM_COMMAND:DATESAVE
■領域情報:北北西海域【小群島】
座標:X=2,Y=1 FL【6757/13824】
戦場:第56ブロック 北北西海域【小群島】
◆NAVIGATION_COMMAND:ワールドガイド■施設情報:バルク・クォーリー・AR 現在位置:ガレージルーム
グラーベルに繋がれた端末から、ラジオ音声で様々なニュースが流れ続けている。
手前にはパイプ椅子に腰掛け、それを聴く二つの人影があった。
一人はブレイン。もう一人は銀髪を頭の上で二つに結んだ女性。
前任務でのグラーベルのテイマー、アネットアート・アーガイルその人である。
ブレイン:「あれ以来、ずっと世界中が混迷を極めてる状態さ。
未識別機動体の脅威も、グレムリンの新型が現れたりと激しさを増している。
最近は人間同士の戦いも激化してきてな。
緊急ミッションでテロ対策に駆り出されたりもした」
アネット:「そうですか……TsCはこの世界で最大の組織だったわけですし
秩序の維持に与えていた影響も大きかったのでしょうね。
改めて、あの戦いの爪痕の深さを感じずにいられません。
彼らも自らの理想のために戦っていた。
私達も間違った事はしなかったと、そう思いたいです」
ブレイン:「ま、悪い事ばかりじゃないさ。
TsCが消えて大企業が傭兵相手に自由競争を始めるようになった。
だからこうして、好きに企業を協賛し開発計画の恩恵にありつける」
ユーリエ:「アネットちゃん、お茶が入りました。どうぞ!」
アネット:「あ、ありがとうございます」
ブレイン:「茶? あったのか、そんなの」
ユーリエ:「これはとっておきなので、普段はダメです。お客様おもてなし用です。
なので、ブレインは今日も変な味のコーヒーをどうぞ!」
ブレイン:「コーヒーか。ま、それでもいいが。頂くよ。
で、今日は急にどうしたんだ? 中央事務局も忙しい時期だろう。
勿論、こっちはいつでも歓迎だがな」
アネット:「はい。なので、明日には戻らないと。
実は先日、アーカイヴでブレインの零錆戦線レポートを
見せていただいたのですが……」
アネット:「その、かなり無茶なアセンブルで戦っている様でしたので
心配になりまして」
ブレイン:「成程、確かにここ数日、尖ったアセンばかり試してた気がするな。
だが心配無用だ。自分で言うのもなんだが、上手くやれてるよ。
次の機体評価は見ごたえある内容を出せると思うぜ」
クラウザ:『マスター、話し中のところ済まないが
グラーベルの広域索敵が正体不明の反応を感知した。
数的に未識別機動体のものではない、恐らくはグレムリンだ』
ブレイン:「またかよ。いい加減にしろ、ジャンクテイマーどもめ!」
アネット:「ど、どうしたのですか?」
ユーリエ:「実は最近、ブレインはモヒカンのお兄さんから
ずっとストーカー被害を受けているのです」
アネット:「ええっ!?」
ブレイン:「言い方ァ! 狙われてるのは俺じゃない、コンテナだ!
どういうことだクラウザ! 威圧アセン、効果無いじゃないか!」
クラウザ:『うむ。予想以上に根性ある略奪者だったようだな。
丁度良い機会だろう。アネットが安心して中央に帰れるよう
マスターの戦いを見せてみてはどうかね?』
???:『……あら、やっぱり帰ってしまうの?
私のために戻ってきてくれたと思ったのに。残念ね』
ブレイン:「!?」
アネット:「この声は……」
ユーリエ:「あ! ブレイン、アネットちゃん、ステーションの上に!」

???:『モーシン、キョーキ、下がりなさい。
また会えて嬉しいわ、アネットアート・アーガイル。
久しぶり、というほど時間は経ってないかしらね、ここでは』
アネット:「あなたは……えっと、どちら様でしたっけ?」
憎悪:『 わ た し よ ! おのれ、忘れたとは言わせないわよ!』
アネット:「ああ、あの時の。って、ええっ!?」
ゾーオ:『うぐぐ、余計な力を使ったから存在が。
まあ、余りに姿が変わってしまったし、分からなくても仕方ないわ』
ブレイン:「七月戦役の時の思念体か? なぜここに。
お前達は外に干渉できる存在じゃなかったはず」
ユーリエ:「説明しよう! 彼女は過去にグラーベルに乗ったテイマーの残留思念である!
夢現の七月戦役でアネットちゃんを操って好き勝手しようと企んだが
逆にボコボコにされてしまったのだ!」
ゾーオ:『人としての基盤の欠けた私達は、グレムリンから得た情報基盤で補うことで
存在を維持していた。でも、貴女があの一撃でそれを吹き飛ばしてくれたから
私は巨大な姿を保てなくなったの』
クラウザ:『……ほう』
ブレイン:「何をしに現れた。アネットをまだ諦めてないのか?
それとも復讐にきたとでも?」
ゾーオ:『まさか。あの時は何もかも壊してやりたい気持ちで一杯だったけど
今はそんな気分じゃないわ。おかげで人間として色々思い出す事ができたし。
貴女には感謝しているの、アネット。
どう? そこの男はさっさとクビにして、また一緒に……』
アネット:「グラーベルのテイマーはブレインです。私がテイマーに戻る事はありません。
それにあの時、私は私の信じるままに道を進んだ。
あなたにお礼を言われることじゃありません」
ゾーオ:『相変わらず強情ね。それでこそ、なんだけど』
ブレイン:「あまり俺を見くびるなよ……! お前達のネタは割れてるんだ。
今度は前のようにやれると思うな……!」
ゾーオ:『ふん、まあいいわ。私は、貴方達に興味が湧いたの。
貴方達の戦いを見届けたいと思ってね。それを伝えに来たのよ』
ブレイン:「何? まさか、ここに居座るつもりなのか?」
ゾーオ:『居座る? 何言ってるの。私達はあの機体に刻まれた思念。
つまり、グレムリンの一部でもある。ずっとここにいたのよ』
???:『…………』
ゾーオ:『どうしたの? ……へえ、面白くなりそうね。
ブレイン、といったかしら。貴方の実力、すぐ見せてもらう事になりそうよ。
コンソールで継続画面のホームを見てみたらいいんじゃないかしら』
ブレイン:「何だと? これは……!」
◆INFORMATION:メールが届いています。件名:脅威が迫っている*NEW*
ユーリエ:「メールだね。脅威が迫っている!」
アネット:「どうしたのですか、ブレイン」
ブレイン:「真紅連理の部隊が戦場で巨大な未識別機動体を発見したらしい。
テイマーに掃討依頼が来ている」
ゾーオ:『精々頑張りなさい。あと、一つ言い忘れてたけど。
貴方達、面倒なのに目を付けられたわよ。この先、少し苦労するかもね』
ブレイン:「どういう意味だ?」
ゾーオ:『ふふふっ。今日はもう消えるわね。
でも、姿は無くとも傍にいるわ。いつでもね』
ブレイン:「…………」面倒な事態になった。夢現の七月戦役でアネットに干渉してきた過去テイマーの思念。
奴等がまた姿を現したのだ。前回の任務はあいつ等のせいで散々な目にあった。
今の所、姿を見せただけで悪事を働いたわけじゃないが、油断はできない。
なぜ外界に干渉できたのか、それらの理由も含め奴等には謎が多いが
その存在がグラーベルの記憶領域に刻み込まれたものならば
何らかの方法で行動を制限したり、封じることはできるはずだ。
だが今は、目下の課題として差し迫る巨大未識別の脅威に対処せねばならない。
真紅連理は5機以上の傭兵部隊を前提にミッションを発動させる手筈らしい。
通常、ヴォイドテイマーの戦場選択は自由意思で、条件が提示された前例はない。
それだけの敵、ということだろう。
思念体共の思惑通りなのは癪だが、自分の力を試すには良い機会だ。
どんな強敵が相手でも戦えるよう、これまで以上に入念なパーツ選択と
アセンブルが必要だろう。皆とよく協議しなければ。
◆INFORMATION:レドの懐中時計は静かに時を刻んでいる……。
その時計の針は、四つの光を指し示している。
有効思念制御識:『未来』『傷跡』『希望』『祝福』
...オリジンデータ浸食率:0.027%
◆SYSTEM_COMMAND:DATESAVE
◆5回更新の日記ログ
◆4回更新の日記ログ
◆3回更新の日記ログ
◆2回更新の日記ログ
NEWS
――強化研究所からのレポート未識別グレムリンは……いや、未識別機動体を含めて
死によって存在が消滅するはずが、何らかの理由で
「一部消去されずにデータが残っている」だけの存在になって
魂無きまま生前の行動をなぞるだけの……世界の不具合だという
「認証に成功。思念接続を開始……対流域を確保。ようこそ、グレイヴネットへ!!」
バグズキャンバス『ルキムラ』「……よう、ジェトは助けられ、未識別機動体の正体も分かりつつあるな」
「なんだい、ルキムラのなりきりアカウントかい」
バグズキャンバス『ルキムラ』「……強化研究所からの報告を見たか? 重要な情報が先ほどリリースされた」
バグズキャンバス『ルキムラ』「つまりは、未識別機動体というのは、世界に残された暴走中の空データということだ」
バグズキャンバス『ルキムラ』「ということは、それを完全に消去すれば、未識別機動体の増殖は止まる」
バグズキャンバス『ルキムラ』「それを突き止めるには、まだ知識が足りない」
バグズキャンバス『ルキムラ』「遺産知識と対流思念知識が必要なようだ」
バグズキャンバス『ルキムラ』「これを集めることで……ん、サイレンが……スクランブルのようだ」
「な、索敵データを……確認するんだよ! 早く! こいつは……」
「デカいぞ……何だコイツは」
「……何機ものグレムリンが、融合している……?」
傭兵『アンネリーゼ・アンガーミュラー』「こちら雨音列島、搭乗フレーム・ティアダウナーは”巨大未識別”を確認しました」
傭兵『パーティボーイ』「おおお~~~~!!? こちら南の島ァ!! デカいのがキテルぜぇ~~~~!!!??」
傭兵『アロン・グリッターバル』「アロン・グリッターバル、氷獄にて巨大未識別を確認! へへっ、震えちゃいねぇぜ!」
「…………
(カラカラと何かが回る音がする。小動物の鳴き声。座標は静かの海を指している)」
傭兵『クシー』「対象の巨大未識別機動体を確認。解析を開始します」
カラフルスネイル『リスプ』「……完全に消す方法。過去の記憶、悲しみを……」
カラフルスネイル『リスプ』「かつて、グレムリン大隊は世界を護るために戦った。救うために」
カラフルスネイル『リスプ』「多くの命が理想のために散って、そして……世界は」
カラフルスネイル『リスプ』「変わらなかった。何も、変わっちゃいない」
カラフルスネイル『リスプ』「理想は、夢は、間違っていない。それに殉じることも、無駄じゃない」
カラフルスネイル『リスプ』「その結果が、その行く先が、こんな……混ぜこぜの壊れたデータだとしたら」
カラフルスネイル『リスプ』「許せないよ、世界を……私は」
カラフルスネイル『リスプ』「私は戦う。何もかもを終着させるために」
ここは虚ろの海。深い、深い海がどこまでも広がっている
「ここ、なんもねーーーーーーーー!!」
「この世に意味のあるものなんて、ねーーーーーーー!!」
小舟にのって漂流している少女。どこから来たのだろうか、生活拠点は見当たらない
ブレインはVrilを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ブレインはDisconnectionを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ブレインは乗換申請書を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ブレインは高耐久攻勢術導呪界鎌を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
空飛ぶネコプターは鉄板で強化された!!(素材消費)
空飛ぶネコプターはマインドターボで強化された!!(素材消費)
空飛ぶネコプターは猫じゃらしで強化された!!(素材消費)
◆アセンブル
◆僚機と合言葉
次回フェアギスマインニヒトに協賛し、参戦します
「こちらの商品はいかがかな? いまなら入荷、絶賛未定!!」
移動
南↓へ移動し、北西海域【虚ろの海】へと到達した
ユニオン活動
バルク・クォーリーのガレージARの活動記録
◆NAVIGATION_COMMAND:ワールドガイド■施設情報:バルク・クォーリー・AR 現在位置:キャビン
小型輸送艦を魔改造したグレムリンテイマー用の個人船舶。
グレムリン一機が運用できる程度の大きさと設備を持つ。
TsCとの戦いの折、前任者のレドがどこからか見つけてきた船だが
出自の程は定かではない。虚空領域調査任務が本作戦になった事で
アーカディアベースとゲート接続されメルカルディアの技術が一部
反映されている。ちなみに、ARはアーカディアの略。

ユーリエ:◆ACTION_COMMAND...移動:⇒メインルーム「ではブレイン、メインルームに行きましょう。
探索方針を相談するミーティング、ワールドナビゲーションです!」

クラウザ:◆ACTION_COMMAND...移動:⇒ガレージルーム『マスター、グラーベルのアセンブル、及びパーツ作製の考案は
ガレージルームで可能だ。準備ができ次第、足を運んでくれたまえ』
ENo.111からのメッセージ>>
ブレイン:「ユーリエ。お祓いの儀式をしたから
悪い霊は退散できたんじゃないのか?
いるじゃないか、悪霊! 思いっきり!」
ユーリエ:「むむむ。なんということでしょう。
わたしの悪霊退散の儀式が効かないなんて」
ユーリエ:「はっ、そうです。アネットちゃんにやっつけられて
深く反省したに違いありません。
改心して良い霊になったのです」
ブレイン:「そんなわけが……」
アネット:「確かにユーリエの仰る通り、今のあの人からは
以前のどす黒い気配が感じられません。
短い時間だったので、完全に判断は付きかねますが」
アネット:「それに、あの人の隣にいた女の子。
あの子は深淵に捕らわれた私を
助けてくれた子なんです。だから、多分……」
ブレイン:「うーん、お前がそう言うなら考えてもいいが。
だが気を許すなよ。前科があるんだからな」
ユーリエ:「さすがアネットちゃん!
なので、お祓いの儀式はちゃんと成功です。
あれは改心した良い霊なのです! たぶん」
アネット:「あ、ユーリエ。ルアール様から言伝で
近いうちに一度、分影体を派遣するとのことです。
ユーリエのサポート役ぶりを見学なさりたいと」
ユーリエ:「お、おじいさまが!!」
ユーリエ:「あわわ、どうしましょう。
でも、今回はまだ怒られるようなことはしてません。
大丈夫、大丈夫です」
ブレイン:「爺さんの影、威圧感凄いから緊張するんだよな。
ミストロッドで来てくれた方が話しやすいんだが。
了解した。もてなせる準備をしておくよ」
メッセージ
ENo.111からのメッセージ>>
クラウザ:
「今回のアセンブルは、前回の改良型で
機動性を更に突き詰めたものとなる」
ブレイン:
「待てぃ! 今日はお前の決めた機体で出撃するとは
言ってないぞ。もう、お前の甘言に乗せられて
無茶をするのは御免だからな。俺は」
クラウザ:
「マスター。それだから朴念仁なのだよマスターは。
探究者の後輩であり、テイマーとしては先輩でもある。
そんなアネットが来ているのだよ、マスター。
マスター、少しは自分の実力を示して格好を付けたいとは
思わないのかね、マスター。マスター?」
ブレイン:
「やっかましい!
そんなマスターマスター連呼せんでも分かっとるわ!
誰が朴念仁だ、誰が!」
クラウザ:
「では、他に良いアセンブルがあるとでも?
無難な構成でお茶を濁すかね」
ブレイン:
「……確かに、現状で駆り出せるデータの揃った機体は
あれが一番だな。仕方がない」
アネット:
「あの、ブレイン?」
ブレイン:
「いや、すまん。今回の戦場、お前やレドがとった戦術とは
また違った戦い方を見せられると思う。
できれば終わった後に意見をくれ。
目まぐるしく動くから、追うのが少し大変かもしれないが」
アネット:
「あ、はい。分かりました」
ユーリエ:
「むむむ、なんだかうらやましいです。
わたしも皆と一緒にアセンブルの話で盛り上がりたい!」
アネット:
「私でよければ、少しお教えしましょうか?」
ユーリエ:
「おお、お願いします!」
3件のメッセージを送信しました
>>Eno.111 >>Eno.111 >>Eno.65
クラウザ:「今回のアセンブルは、前回の改良型で
機動性を更に突き詰めたものとなる」
ブレイン:「待てぃ! 今日はお前の決めた機体で出撃するとは
言ってないぞ。もう、お前の甘言に乗せられて
無茶をするのは御免だからな。俺は」
クラウザ:「マスター。それだから朴念仁なのだよマスターは。
探究者の後輩であり、テイマーとしては先輩でもある。
そんなアネットが来ているのだよ、マスター。
マスター、少しは自分の実力を示して格好を付けたいとは
思わないのかね、マスター。マスター?」
ブレイン:「やっかましい!
そんなマスターマスター連呼せんでも分かっとるわ!
誰が朴念仁だ、誰が!」
クラウザ:「では、他に良いアセンブルがあるとでも?
無難な構成でお茶を濁すかね」
ブレイン:「……確かに、現状で駆り出せるデータの揃った機体は
あれが一番だな。仕方がない」
アネット:「あの、ブレイン?」
ブレイン:「いや、すまん。今回の戦場、お前やレドがとった戦術とは
また違った戦い方を見せられると思う。
できれば終わった後に意見をくれ。
目まぐるしく動くから、追うのが少し大変かもしれないが」
アネット:「あ、はい。分かりました」
ユーリエ:「むむむ、なんだかうらやましいです。
わたしも皆と一緒にアセンブルの話で盛り上がりたい!」
アネット:「私でよければ、少しお教えしましょうか?」
ユーリエ:「おお、お願いします!」
3件のメッセージを送信しました
>>Eno.111 >>Eno.111 >>Eno.65
◆4回更新のメッセログ
◆3回更新のメッセログ
◆2回更新のメッセログ
◆1回更新のメッセログ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
北北西海域【小群島】の戦果通信
>>友軍の戦闘結果
ザミエル超速【覚醒】「こちら小群島、第61ブロック。ドローンを主体とした未識別の群れと遭遇、13機撃破。友軍の作戦成功を祈る。どうぞ。」


>>友軍の戦闘結果
イゾルフ低速【覚醒】「こちらイゾルフ。もー、ジャンクテイマーうっぜえ!」


>>友軍の戦闘結果
「アダム・ライソン、無事帰還しました。
友軍の皆さんは無事でしたか?」


>>友軍の戦闘結果
「こちらソラノ、戦闘に勝利」


>>友軍の戦闘結果
ノクタル【覚醒】「さてさて他の所はどうなっているやら、調子はどうだい皆様?」


>>友軍の戦闘結果
「……せんかほーこーくっ! 皆、がんばったみたいだね。お疲れさまだよー! ――あ、りょーかい。博士もお疲れ様、生き残った方は無事で何より、だってさ!」




>>友軍の戦闘結果
ニフジ【必殺】【共鳴障害】「報告…ザーッ…ます。勝利し…ザーッ……ザーッ…た」


>>友軍の戦闘結果
サム【覚醒】「やー、毎日毎日あちらさんも勤勉なこってねえ。
ともあれこちら交戦終了。移動を再開しますわ」


精算
報酬 30
売上 2
┗パーツ販売数 2個
今回の購入者-->>73 >>149
経費 -4
フラグメンツ獲得 28
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 8発 入手しました
【!】増殖 高耐久攻勢術導呪界鎌は弾数が増加し 4発 になりました
【!】残弾枯渇 翅状ダガーは弾数が枯渇しました。補給所で弾薬を入手したり、コンテナを入手、開封し、装弾をする必要があります
【!】残弾枯渇 AMG-00スチールコアは弾数が枯渇しました。補給所で弾薬を入手したり、コンテナを入手、開封し、装弾をする必要があります
売上 2
┗パーツ販売数 2個
今回の購入者-->>73 >>149
経費 -4
フラグメンツ獲得 28
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 8発 入手しました
【!】増殖 高耐久攻勢術導呪界鎌は弾数が増加し 4発 になりました
【!】残弾枯渇 翅状ダガーは弾数が枯渇しました。補給所で弾薬を入手したり、コンテナを入手、開封し、装弾をする必要があります
【!】残弾枯渇 AMG-00スチールコアは弾数が枯渇しました。補給所で弾薬を入手したり、コンテナを入手、開封し、装弾をする必要があります
あなたはフラグメンツと交換で鉱石ラジオを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で波紋の化石を手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換でキラキラマイクを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換でキラキラマイクを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換でキラキラマイクを手に入れた……
夜空には静かに星が浮かぶ……(コンテナ入手率 13.07%)
キャラデータ
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???:『…………』
ブレイン:
ユーリエ:「……やっぱりそうだよね。前途多難な感じ」


