第1回目 午前2時のネグロ

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あなたは錆びついた廃工場で目を覚ました
奇妙なサイレンが鳴り響く
外からは戦闘の音、そして悲鳴
見上げると、錆びついた機体が廃工場の奥に横たわっていた……

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プロフィール

名前
ネグロ
愛称
ネグロ
プロフ絵機体画像
経歴

元真紅連理所属、整備士の資格を持つ。

身長166cm 体重79cm  年齢43
両腕バイオ生体置き換え済

第一次七月戦役時、徴兵以来を受け真紅連理の強襲部隊に所属。

戦役中に左腕を失い、右腕を換金した後両腕をバイオ生体置き換え手術を行う。
現在まで拒否反応含む異常なし。

真紅連理降伏後、第一次七月戦役より消息をたつ。

その後、各地でゲリラ的活動の目撃情報有り。

僚機プロフィール

名前
スリーピング・レイル
愛称
スリーピング・レイル
プロフ絵機体画像
経歴

記憶喪失のグレムリンテイマー。
自分に関すること、そしてこの虚空領域に関することは何一つわからない。
唯一「グレムリンの操縦」だけは体が覚えている。
『スリーピング・レイル』とは身に着けていたエンブレムに刻まれていた文字列。

(イラストはすのだ様からの頂き物です)



◆日誌


祝福された未来など、ありはしないというのに――

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

倉庫内に響き渡るサイレンの音に男は目を覚ました。
スピーカーから聞こえる歪んだ音声がひっきりなしに何かを叫んでいるのが、嫌でも耳に入ってくる。

『戦線を維持せよ! 我々は……ザザッ、立ち上がるのだ!』
「……」

自分が冷たく固い床の上で横に倒れている事を認識するが、なぜそうなっているかはさっぱり思い出せない。
目覚めたばかりでぼやけている視界と同じ様に、男の記憶も混濁していた。
手に力が入ることを確認して、ゆっくりと上半身を起こして辺りを見る。寂れた倉庫の中、床に投げ出されたような形で意識を失っていたらしいという事がわかるものの、そこから記憶に繋がることはない。
整備でもしている間に寝てしまって、放っておかれたか。そもそも、整備なんてしていたか?自分は、整備士なのか?

『戦線を――ザザッ、維、ザーッ』
「くそっ、うるっせえなあ」

思考がぼんやりとしてまとまらないうえに、流れ続けるサイレンと放送で耳がおかしくなりそうだった。
手で耳を塞ぎながら舌打ちひとつする。頭がガンガンと痛むのはこのうるささのせいもあるのだろう。おかげで、何も思い出せない。
眉間に皺を寄せたまま、男は取り敢えず立ち上がり放送が言うグレムリンの姿を確認する。寝起きのぼやけた視界は、早々に元にもどっていた。
記憶の方はいまだぼやけたままだったが、グレムリンが何を刺すのかは理解している。そして、その事を考えると身体中の血が沸騰しそうに沸き立つ事は今、身を持って実感している。

(……これは、怒り。グレムリンは、俺の何なんだ)

血管を食い破って溢れ出すのでは無いかという怒りを押さえ込むために深呼吸を繰り返す。
その場から動いてもいないのに息を荒くしながら、狭い倉庫に折り畳まれるように鎮座するその機体を睨むように見据えた。
――ああ、またこいつに乗れと言うのか。まだ、戦えと言うのか。
身体の奥から記憶より先に感情が沸き上がってくる。

ブルルルル――

感情に押されるようにふらりと足がグレムリンに向くのと同じくして、近くに転がっていた通話用の端末が音を立てて震えはじめた。
歩きながら無意識に手が伸び、通話のボタンをタッチした。

『おはよう。目は覚めたかな? この通話ももう3回目だね』
『世界を救う、始まりの朝。でも、もうお――』

聞こえる声が何かを言い切る前に、端末を床にたたきつけた。

『ぼ……は、……しザッ……ザザッ……さけr……ザーッ』

壊れかけの端末から聞こえる音声は不明瞭な雑音が混じる。けれど、何を言っているかは何故かわかっていた。この後どんな言葉を吐くのかも。

「……こんな世界……ッ、どこが!」

美しい世界というのはもっと別のものだ、と頭と心の奥から感情がまたあふれ出す。そう、ずっとずっと昔に見た、あの青い空と穏やかな日々あれこそが――

「……痛ッ、くそっ」

記憶がよみがえる度にずきり、と頭が痛む。
苛立ちのまま舌打ちをして、もう何も言わない端末を踏みつぶし、改めてグレムリンへと近づいていく。手の届く距離まで近づけば、手を伸ばしてゆっくりと錆びたフレームを撫でた。
まだ生きている。
整備士として培った経験が、錆びたフレームの息吹を読み取る。開け放たれた操縦棺がまるで、迎え入れるかのように男を見ている。

「……」

男にはそれが気にくわなかった。わけのわからないまま宛がわれたグレムリンに乗り込む事は、男にとって最悪で最善の選択肢だ。
けれど、状況はそれ以外を選択させる事を許さない。煮えたぎる血を、感情を飲み込んで自らを招くように開かれた口をを睨み付ける。
憎しみを投げつけたところで、錆びた機械が応える事はない。
サイレンと、割れた音声が立ち上がれと背中から男を捲し立てる。
ギチ、と奥歯を噛みしめながら男はぱっくりと開いた口の中に体を滑り込ませた。
操縦棺に座れば、外のうるさい音が遮断された。遠くなった喧騒にようやく男はゆっくりと息を吐いた。

「……こいつは」

操縦棺のレバーの上に真っ赤なバンダナがおいてある。古くて、ぼろぼろのバンダナは既に本来の色を失ってい久しい。
男はそのバンダナに手を伸ばす。これは、自分の――否、妹のバンダナだ。

「……あっ、ぐっ!!」

収まってきていた筈の頭痛が再び襲いかかってきて、男は思わず操縦棺の中で身体をくの字に折り曲げた。
ぼやけていた記憶が、少しずつ輪郭を取り戻す。けれど、脳みそのどこかで輪郭を取り戻すことを嫌がっている。何も知らず全て忘れていた方がきっと幸せなのだとささやいて来る。
だが、そんな事はお構いなしに記憶は形を作っていく。青い空の記憶。優しい家族の記憶。助け合った仲間達との記憶。まだ、はっきりと形を成してはいないけれど、どれも間違いなく心と体に刻み込まれている。

「はあっ、はあっ、」

肩で息をしたまま男は強く握りしめていたバンダナを慣れた手付きで己の額にまきつけた。戦場に出る時は、いつだってそうしてた。
20年前からずっと。子供らしいかわいい色をしていた筈のバンダナが、己の汗と血と、オイルと粉塵に汚されて色を変えてしまう今まで。
時間は停滞なんてしない。連続して、前に進み続ける。
だからきっと、忘れ続ける事は出来ない。操縦棺に乗る度に、バンダナを巻く度に、操縦レバーを引く度に――そう遠くないうちに記憶の輪郭は取り戻されるだろう。

「……」

機体制御用のコンソールに手を添える。

―― kazouarios ――

僅かな起動音と共に、機体名が表示されわずかに間を置いて全視界型ディスプレイが辺りの景色を明確に写し出す。
そのあとは記憶よりも先に身体が動く。周囲の状況をレーダーで確認。敵機の位置を捕捉。
フレームに取り付けられているパーツ一覧を確認。まるで、自分に誂えられたかのようによく使うものに近いものが乗せられている事には自然と舌打ちをした。

「……俺は、許さねえからな」

絞り出す怒りの声を受けて、グレムリンがゆっくりと立ち上がる。
崩れかけた倉庫の天井を突き破れば、赤い空が出迎えた。粉塵に染まった、愚かな世界。
この先にある空が青いことを男は知っている。唯一、全てを失った自分が取り戻せるとしたら、この空であろうという事も。

シュヴァルベ。確かスピーカーの声はそんな事を言っていた気がする。けれど、あの敵機がどんな名前でどういった形であろうと関係ない。跡形も無く、破壊するのみ。
ブースターを起動する。ブォン、とブースターが音を立てて機体が小刻みに振動する。それはまるで武者震いのように。

「……カズアーリオス、発進する!」

操縦レバーを思い切り引き下げる。機体が、赤い空に向け、咆哮をあげ、飛び出した。





NEWS

いま、世界を脅かす影……それが、未識別機動体
彼らは見知った兵器の姿で現れ、世界を蹂躙する
あまりにも強すぎる、意思疎通不可能な脅威
対抗するすべは、ただ一つ
カズアーリオス
「... ... ... system reboot ok」

カズアーリオス
「... ... ... rest the ghost
... ... ... dust to dust
... ... ... july will be end」

カズアーリオス
「... ... ... thank you for your ... ... ... 」

!! enter the void sea !!
グレイフロッグ『ジェト』
「大丈夫か、くそっ、派手にやられてしまった」

グレイフロッグ『ジェト』
「しかしまぁ、お前も『選ばれた』ということかもしれないな」

グレイフロッグ『ジェト』
「世界中のあちこちで、テイマーに寄り添うように、錆びたフレームが出現している」

グレイフロッグ『ジェト』
「不思議なこともあるもんだが、このチャンスを生かさない手はない。俺たちは……」

???
「こちら、カラフルスネイル隊の『リスプ』。退路を確保した。生存者は……って、ジェトか」

カラフルスネイル『リスプ』
「1年ぶり、3回目だね」

グレイフロッグ『ジェト』
「……」

カラフルスネイル『リスプ』
「そちらの機体もついておいで。人類の反抗軍……その駐屯地にエスコートしてあげる」

カラフルスネイル『リスプ』
「ちょっといいメシ食べて、旅立つのはそれからでも」

【タワー港湾部】
――第七仮設駐屯地
参戦に成功した傭兵や、逃げ延びた市民が集まり、仮設基地としている
集められた物資は潤沢とは言えないが、それなりに心を癒してくれるかもしれない
カラフルスネイル『リスプ』
「ここは大きな港だったみたいね。まだ生きている船も多い。明日には、旅立つ人も多い」

カラフルスネイル『リスプ』
「世界中に、助けを求めるひとがいる。グレイヴネットには、まだ生きている声がある」

カラフルスネイル『リスプ』
「ジェト、あなたは……って、もう行くの?」

グレイフロッグ『ジェト』
「俺は戦う。それが、俺の意思だ。じゃあ……な」

カラフルスネイル『リスプ』
「……行っちゃったか。メシくらい、食べていけばいいのに。あなたはどうするの? まぁ、私が気にかけることでもないか」

カラフルスネイル『リスプ』
「じゃあね。ご武運を。グレイヴネットで、あなたの活躍、楽しみにしているよ」

夜明けが近づいていた
謎のフレーム、生き残った者
長い、長い戦いが始まる
その夜明けの空を……赤い靄の間に、大型全翼機がゆっくりと通り過ぎて行った
ネグロはウィンドミルを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは盾二脚を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは悪鬼を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは反応エンジンを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは速射砲を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは硬質ダガーを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは小型推進器を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはスピンクスを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはフォックスサイトを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは暴露操縦棺を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはアサルトジャイロを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはエレキハンマーを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはプリズムウェイブを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはリコンキトゥンを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロはリコンキトゥンを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは小型粒子銃を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
ネグロは鋭牙頭部を手に入れた!!(フラグメンツ-1)
リニアホイールは鉄板で強化された!!(素材消費)

◆アセンブル

頭部【頭部】にリコンキトゥンを装備した
腕部【腕部】に悪鬼を装備した
操縦棺【操縦棺】に暴露操縦棺を装備した
脚部【脚部】にアサルトジャイロを装備した
エンジン【エンジン】に反応エンジンを装備した
索敵【索敵】にスピンクスを装備した
主兵装【主兵装】に小型粒子銃を装備した
副兵装【副兵装】に硬質ダガーを装備した
背部兵装【背部兵装】に速射砲を装備した
機動補助【機動補助】にリニアホイールを装備した

◆僚機と合言葉

スリーピング・レイルとバディを結成した!!

次回ピグマリオン・マウソレウムに協賛し、参戦します

ピグマリオン・マウソレウム担当
「フゥーッ!! アイドルしてる? いいね、あげる!!」

移動

北↑へ移動し、空母船団
【コロッセオ・レガシィ】へと到達した

ユニオン活動

パッチワーク・ゴーストシップの活動記録


迷子の迷子の幽霊船。継ぎ接ぎだらけの幽霊船。
仮初の船長と集まって来た人達を乗せ、目指すのは粉塵の果て、霧の果て――

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

戦艦をもとに継ぎ接ぎに足された船に乗る人達や、その船と情報交換してくれる人の集まり。


ENo.51からのメッセージ>>
ルイン
「……通信機能は生きてるみたいだな……よし」


ザ、ザザ……ザーー

ルイン
「こちら、継ぎ接ぎ幽霊船(パッチワーク・ゴーストシップ)。当艦は、航海において自衛手段を持たない艦である。
よって、付近のグレムリンの力を借りたい。こちらからは、海上移動手段および、パイロットの衣食住を提供する備えがある。
この通信が聞こえた者で興味があるものは座標――まで」

ルイン
「――合わせて、当艦と情報提供、共有可能な者も探している。その場合はこの通信宛に返信をしてもらいたい。
……どちらにせよ、色より返答がある事を願う」

ルイン
「……これでいい反応があれば恩の字か……」


メッセージ

ENo.126からのメッセージ>>
クィリー
「チャオ♪ 
 オジさん達、グレムリンテイマー?」

クィリー
「単刀直入に聞くんだけど、アナタたち、廃工場で起きる前までのこと覚えてる? 
 アタシはさっぱり。自分の名前と、テイマーだったことぐらいしか……
 だから、なにか知ってることあったら教えてくれない?
 タダで教えてやってもいー情報があったらサ」


メッセージを送信しました
>>Eno.51 

◆戦闘結果

戦闘結果は*こちら*

◆ダイジェスト結果

精算

報酬       30
経費       -17


フラグメンツ獲得 13
【!】残弾枯渇  硬質ダガーは弾数が枯渇しました。補給所で弾薬を入手したり、コンテナを入手、開封し、装弾をする必要があります
【!】残弾枯渇  速射砲は弾数が枯渇しました。補給所で弾薬を入手したり、コンテナを入手、開封し、装弾をする必要があります

あなたはフラグメンツと交換で妖精の粉を手に入れた……

夜空には静かに星が浮かぶ……(コンテナ入手率 10%)

キャラデータ


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__6アイコン__7アイコン__8アイコン__9アイコン_10アイコン_11アイコン
_12アイコン_13アイコン_14アイコン_15アイコン_16アイコン_17アイコン
_18アイコン_19アイコン_20アイコン_21アイコン_22アイコン_23アイコン

所持品リスト

妖精の粉
種別:妖精の粉 [素材]

【付与】防衛多脚限定
[tips]

ウィンドミル
種別:ウィンドミル [操縦棺]
零1耐1
[tips]

盾二脚
種別:盾二脚 [二脚]
零1耐5
[tips]

悪鬼
種別:悪鬼 [腕部]
零2耐2
[tips]

反応エンジン
種別:反応エンジン [ミストエンジン]
零4
[tips]

残弾なし 速射砲
種別:速射砲 [物理射撃火器]
零3耐3
- EMPTY -
【装弾なし】

[tips]

残弾なし 硬質ダガー
種別:硬質ダガー [物理格闘火器]
零1耐1
- EMPTY -
【装弾なし】

[tips]

小型推進器
種別:小型推進器 [ブースター]
零1
[tips]

スピンクス
種別:スピンクス [FCS]
零1耐1
[tips]

フォックスサイト
種別:フォックスサイト [頭部]
耐1
[tips]

暴露操縦棺
種別:暴露操縦棺 [操縦棺]
零1耐1
[tips]

アサルトジャイロ
種別:アサルトジャイロ [駆動輪]
零3耐1
[tips]

エレキハンマー
種別:エレキハンマー [電子格闘火器]
零2耐2

【装弾数】…… 1
[tips]

プリズムウェイブ
種別:プリズムウェイブ [連射粒子射撃火器]
零1耐3

【装弾数】…… 1
[tips]

リコンキトゥン
種別:リコンキトゥン [レーダー]
零2耐2
[tips]

リコンキトゥン
種別:リコンキトゥン [レーダー]
零2耐2
[tips]

リニアホイール
種別:アサルトジャイロ [駆動輪]
零3耐2
[tips]

小型粒子銃
種別:小型粒子銃 [粒子射撃火器]
零1耐1

【装弾数】…… 1
[tips]

鋭牙頭部
種別:鋭牙頭部 [頭部]
零2耐2
[tips]