ENo.0047　屋久 二柄孰

今週も無事切り抜けることができた。
あまり気にしてはいなかったが、ここ数週とメイド姿の客が多い気がする。
ウチの奇妙な商品を屋敷で使う姿はイマイチ想像できない。何に使うのだろうか…


この暮らしもあと7日で終わりだ。
ようやく元の暮らしに戻れるという清々した気持ちと、元の暮らしに戻った所でという気持ちが同居している。
それだけここでの日々が刺激的だったのだろう。仕事中毒もいい所なのだが。

そういえば、何時だか鍵原がゲームセンターに勤務していると言っていた。
ボクシング(と日記)以外の趣味は思いつかない自分ではあるが、興味がないと言えば嘘になる。
ジム帰りに寄っている温泉に確か大きなゲームコーナーがあったはずだ。今度寄ってみようか。
のめるかどうかはさておいて、鍛錬は疎かにしないようにしたい。


期間が満了したら、鍵原や少女に別れの挨拶をする暇はあるだろうか。
なくても悔いが残る訳ではないが、少なからず世話になっている。是非顔だけでも合わせておきたいものだ。

最後の最後で大ポカをやらかしては台無しだ。この辺りで区切り、最後の一週間に備えるとする。