第18回目 午前2時のS.Owen
プロフィール

名前
S.Owen
愛称
S.Owen
![]() | 経歴 鴉にも鷹にも成れなかったただの鳶。 頭部と左手の甲に大きな傷跡があり、肉体と脳の所有者が異なる。 時々ちぐはぐで噛み合わない挙動がみられる。 【脳: ■elijah】 記憶の欠落を自覚しているが、かつてC.C.という名の機体を駆っていた過去だけは忘れた事がない。 愛想がなく口が悪いが、唯一部下のことだけは信用している。 本人は認めたがらないが乗せられやすく、少しいいメシや健康温泉で釣られる。 肉体を制御出来ない事が増えた上、よく喋る整備士に出会って若干困惑中。 【肉体: Shawn】 灰色の短髪と目付きの悪さが特徴的で、若干筋肉質。くしゃみが豪快。 比較的温厚な性格で、食事が好きだった様子。 脳の持ち主を上長と呼び慕っていた。良く言えば献身的。 時々脳の命令を無視して勝手に動く。 一部のジャンクテイマーに素性を知られている。 脳から『C.C.』の制御権を奪い取れるだけの思念が残留しており、■■■■■■■■■■ (以降の文字は読み取れない) 【Sub: Nicolai】 東南東海域『南の島』第十二番工廠所属を名乗る整備士。 白髪に大きなゴーグルを着用している。 グレムリンとグレイヴネット・インターフェースが大好きで、両者について話す時は特に早口。 翡翠経典を「悠久の■■、希望の担い手」と称する。 |
◆日誌
……部屋を出た後、どうやって『C.C.』のコクピットまで帰り着いたかは覚えていない。
気付いた時には既に、男の肉体は操縦席に収まり、開きつつある出口から粉塵の満ちる外部へと向かおうとしていた。
部屋の主が告げた通り、抵抗せず、言葉を発さず、ただ此処から立ち去る。
――恐らくこの場に戻る事はもうないだろう。あの男に再会する事も。
朧げな予感を抱きつつ、男が後方を振り返る事はなかった。
******
再び海上に出ると、先程とは状況が一変していた。
各方面で響いていた戦闘音は徐々に収まりつつあった。将軍機が君臨していた筈の「巨人の島」方面の反応も、傭兵機を残して溶けるように消失していた。
自動的に接続されたグレイヴネットからは、聞き覚えのない声が滔々と流れてくる。
新手か、と身構えたのも束の間、声の主は財団の援護に来た訳ではないようで――正確にはたった今離反の事実を突き付けている最中らしく、対峙する財団代表の困惑と狼狽が通信を介して伝わって来る。
財団を結成し、進化の力を開発するという名目で自身のダスト・グレムリンを完成させる餌を集めさせていた事。
《ヴォイドステイシス》が完璧になった今、世界へ復讐するにあたって財団は役目を終え、最早不要である事。
「ケイジキーパー」が滔々と語るのを聞くうちに財団代表の毅然とした態度は崩れ、程なくして怨嗟の咆哮を上げて相手に襲いかかった。
しかし、彼女の駆るグレムリンの駆動音は、《真永劫》と《停滞領域》と相手が呼んだ能力の前に徐々に速度を落とし――その声が数分も経たずに「停止」して程なく、機体が無造作に引きちぎられる音が響いた。
(……タチの悪ィ真似しやがる)
最後の一人となった将軍の謝罪と「進化」を聞き届けた男は、眉根を寄せて目を伏せる。
(得体の知れねえ力に釣られる方も問題だが、復讐を掲げるヤツらが齎すのはロクなモンじゃねえな。まあ、自分の目的しか見えてねえ、って点じゃ、俺も他人をどうこう言えた義理じゃねえが)
流れる音声は止まらない。「ケイジキーパー」の声を切り裂くように乱入した傭兵、ジェトが相手の所在を暴くと、『C.C.』はゆっくりと旋回を始めた。
正面遠方にタワーを捉えると、かつてグレイヴネット・インターフェース、或いはグレイヴキーパーが告げた内容が脳内に蘇る。
――死にゆく世界は終わらせる。タワーの工廠で待つ。今度こそ迷うな。
趣旨を改めて反芻した男は、フンと鼻を鳴らした。
「しかし、ケイジキーパーとやらはよっぽど自信があるみてえだな。
テメエのグレムリンが作り出す永劫と停滞に――」
男がそう独り言ちた瞬間、頭部が突然脳を締め付けるように軋んだ。
「あ、ぐ……!?」
先程まで不気味なほど従順だった肉体が、蓄積された痛みを一度に伝達してきたかのような、鮮烈な頭痛が襲いかかる。意図せず呻き声を漏らした男は、モニタに注意を払う事も出来ずに『C.C.』の操縦席で頭部を抱え込む。
(何、だ……畜生、動けねえ……)
ずきずきと間断なく脳を苛む痛みから逃れるように、目を細め、歯を食いしばる。しかしその直後、抵抗は無駄だと言わんばかりの鋭い痛みが、眼前で火花を散らしたように白く弾けた。
【Day 17】
――傷跡が疼く。違和感。
明滅する視界の合間に、無数のイメージが閃いては消えてゆく。
その中には、例の赤髪の女性の姿もあった。
フラッシュバックの如く繰り返し現れる、自身が「知っている」と認識する相手。
しかし、その女性が誰であるか、脳は未だ思い出せずにいた。
(……クソ。何を仕込みやがった、あの男……)
アルフレッドと視線を合わせて以来不規則に現れる映像が、頭痛と共に脳を苛む。
(あの部屋で何らかの細工をされたか、トリガーを起動させられたかだろうが……
チッ、面倒くせえ。戻って文句でも言いに――)
しかし、相手の言動と憎悪が「自分の部下に対して向けられていた」事を思い出すと、妙な違和感が募る。
(「俺」があの怨恨の原因だってんなら話は単純だ。
墜とした相手の顔や名前なんざ覚えちゃいねえし、数からみても妥当だろ。どれだけ恨みと敵意を買おうが、やる事は変わらねえからな。
だが、お前が?好き好んで敵を墜とさねえお前が、「全ての不幸の元凶」呼ばわりされんのはおかしいだろ。少なくとも戦場じゃあり得ねえ)
歯を食いしばったまま呼吸を何度かした後、脳は静かに問い掛ける。
(……おいショーン。お前、俺の知らねえところで――あの男に何しやがった)
……返答はない。代わりに、頭部が再びずきりと軋む。
そして、脳には他にも引っ掛かる言葉があった。
(……「エリヤを」「妹を返せ」だと?
あの男は「俺」の名がエリヤである事を知っていた。見ての通りショーンの姿だってのによ。
……どうやって知った?何処でどいつが噛んでやがる。
それに「妹」だと?俺とあいつが兄妹だったってのか?
ンな記憶は何処にもねえぞ。って事は、名前だけ同じ別人で――)
とめどなく巡る疑問が呼び出したように、再び赤髪の女性のイメージが現れては笑う。
痛みに耐えながら睨み付けてやれば、その姿は淡く滲んだ。
(……テメエは誰だ。何故俺に付き纏う?テメエが「あの男の妹のエリヤ」か?)
微笑む女性は答えない。くすんだ赤い髪が、顔を覆い隠す。
(チッ……テイマーに長い髪は邪魔だろうが。
「俺」なら最初からンな髪にはしねえぞ。巻き込まねえように短く、切って、――)
内心で悪態を吐き、無意識に自身の本来の姿を思い出そうとし……脳の思考が止まる。
(――「俺」の肉体は、どんな姿をしていた?)
思い出せない。その事実に愕然とする。
鏡を覗けば部下の顔が映る日々が長すぎたせいか、少ない記憶がさらに抜け落ちたためか。かつて脳自身が行使していた筈の肉体の形は、茫洋と記憶に溶けていた。
(……それだけじゃねえ、)
塗装が剥げるように少しずつ、これまで気にも留めなかった面が顔を覗かせる。
(俺はいつから「部下の肉体に俺の脳が入った」と認識していた?
脳の挿げ替えだ。難なくこなせる技術があるったって、聞いてすぐ納得出来る内容じゃねえだろ。
だが俺は、それを当然のように受け止めて、違和感を覚えることなく過ごしてきた。
…………何故だ?)
答えは出ない。過去に近付こうとすればするほど、新たな謎が増えていく。
ぎり、と音を立てて奥歯が擦れる。
(何処まで隠す。何処まで奪う?欠落する端から記憶が捲れ上がる、)
記憶に唯一鮮明に残っているのは部下一人。
それさえも今や何処となく違和感として映る。
気付けば脳は、部下に明確な疑念をぶつけていた。
(……ショーン。この状況はお前が作ったのか?
あの男の恨みも、俺の脳が入ったこの肉体も、お前の機体によく似た『C.C.』も。
――お前なら全て知ってやがんのか。俺の記憶にねえところで、お前は一体何を、)
周囲全てが敵と映る傭兵稼業に身を置きながら、唯一信用していた部下。
記憶の端々に残るその瞳が、俄かに昏さを増した気がした。
(傭兵にしちゃ気の小せえお前に、大それた事なんざ出来る訳がねえと高を括ってたが)
部下が自分を見つめる眼差しに何が込められていたのか。
彼が口を噤んでいる間、何を考えていたのか。
今になって、分からない――どころか、考えたためしもなかった事に気付く。
(……俺は、俺に見えていた範囲の事しか知らねえ。
あの頃は、それ以外の面に興味なんざなかった。
だがよ。お前が俺に見せていたのは……俺が知ってんのは、お前の本心の何割だ?)
ただ一人の部下の事を。
ずっと共に戦い、傍に居た筈の相手を。
誰よりも知っていると自負していたのは、傲慢だったのだろうか。
――痛みに促され、脳は初めて自覚する。
(フン……今更こんな事考えるようになるとはな)
自嘲気味に目を閉じると、再び刺すような痛みが走った。
(クソ、頭が、痛え)
何もない筈の、そう思い込んでいる空間を、尖った歯で突いて穴を開けるような刺激。
がんがんと歪む視界の先に、徐に一つの光景が閃いた。
覗いた色は、見慣れた粉塵の赤。その色が薄い女性のイメージに重なり、くすんだ赤髪を塗り潰す。
赤く染まった空。粉塵よりも一層鮮明な、下方から噴き出す赤い――
そして――脳はようやく、ある記憶に辿り着いた。
気付いた時には既に、男の肉体は操縦席に収まり、開きつつある出口から粉塵の満ちる外部へと向かおうとしていた。
部屋の主が告げた通り、抵抗せず、言葉を発さず、ただ此処から立ち去る。
――恐らくこの場に戻る事はもうないだろう。あの男に再会する事も。
朧げな予感を抱きつつ、男が後方を振り返る事はなかった。
******
再び海上に出ると、先程とは状況が一変していた。
各方面で響いていた戦闘音は徐々に収まりつつあった。将軍機が君臨していた筈の「巨人の島」方面の反応も、傭兵機を残して溶けるように消失していた。
自動的に接続されたグレイヴネットからは、聞き覚えのない声が滔々と流れてくる。
新手か、と身構えたのも束の間、声の主は財団の援護に来た訳ではないようで――正確にはたった今離反の事実を突き付けている最中らしく、対峙する財団代表の困惑と狼狽が通信を介して伝わって来る。
財団を結成し、進化の力を開発するという名目で自身のダスト・グレムリンを完成させる餌を集めさせていた事。
《ヴォイドステイシス》が完璧になった今、世界へ復讐するにあたって財団は役目を終え、最早不要である事。
「ケイジキーパー」が滔々と語るのを聞くうちに財団代表の毅然とした態度は崩れ、程なくして怨嗟の咆哮を上げて相手に襲いかかった。
しかし、彼女の駆るグレムリンの駆動音は、《真永劫》と《停滞領域》と相手が呼んだ能力の前に徐々に速度を落とし――その声が数分も経たずに「停止」して程なく、機体が無造作に引きちぎられる音が響いた。
(……タチの悪ィ真似しやがる)
最後の一人となった将軍の謝罪と「進化」を聞き届けた男は、眉根を寄せて目を伏せる。
(得体の知れねえ力に釣られる方も問題だが、復讐を掲げるヤツらが齎すのはロクなモンじゃねえな。まあ、自分の目的しか見えてねえ、って点じゃ、俺も他人をどうこう言えた義理じゃねえが)
流れる音声は止まらない。「ケイジキーパー」の声を切り裂くように乱入した傭兵、ジェトが相手の所在を暴くと、『C.C.』はゆっくりと旋回を始めた。
正面遠方にタワーを捉えると、かつてグレイヴネット・インターフェース、或いはグレイヴキーパーが告げた内容が脳内に蘇る。
――死にゆく世界は終わらせる。タワーの工廠で待つ。今度こそ迷うな。
趣旨を改めて反芻した男は、フンと鼻を鳴らした。
「しかし、ケイジキーパーとやらはよっぽど自信があるみてえだな。
テメエのグレムリンが作り出す永劫と停滞に――」
男がそう独り言ちた瞬間、頭部が突然脳を締め付けるように軋んだ。
「あ、ぐ……!?」
先程まで不気味なほど従順だった肉体が、蓄積された痛みを一度に伝達してきたかのような、鮮烈な頭痛が襲いかかる。意図せず呻き声を漏らした男は、モニタに注意を払う事も出来ずに『C.C.』の操縦席で頭部を抱え込む。
(何、だ……畜生、動けねえ……)
ずきずきと間断なく脳を苛む痛みから逃れるように、目を細め、歯を食いしばる。しかしその直後、抵抗は無駄だと言わんばかりの鋭い痛みが、眼前で火花を散らしたように白く弾けた。
【Day 17】
――傷跡が疼く。違和感。
明滅する視界の合間に、無数のイメージが閃いては消えてゆく。
その中には、例の赤髪の女性の姿もあった。
フラッシュバックの如く繰り返し現れる、自身が「知っている」と認識する相手。
しかし、その女性が誰であるか、脳は未だ思い出せずにいた。
(……クソ。何を仕込みやがった、あの男……)
アルフレッドと視線を合わせて以来不規則に現れる映像が、頭痛と共に脳を苛む。
(あの部屋で何らかの細工をされたか、トリガーを起動させられたかだろうが……
チッ、面倒くせえ。戻って文句でも言いに――)
しかし、相手の言動と憎悪が「自分の部下に対して向けられていた」事を思い出すと、妙な違和感が募る。
(「俺」があの怨恨の原因だってんなら話は単純だ。
墜とした相手の顔や名前なんざ覚えちゃいねえし、数からみても妥当だろ。どれだけ恨みと敵意を買おうが、やる事は変わらねえからな。
だが、お前が?好き好んで敵を墜とさねえお前が、「全ての不幸の元凶」呼ばわりされんのはおかしいだろ。少なくとも戦場じゃあり得ねえ)
歯を食いしばったまま呼吸を何度かした後、脳は静かに問い掛ける。
(……おいショーン。お前、俺の知らねえところで――あの男に何しやがった)
……返答はない。代わりに、頭部が再びずきりと軋む。
そして、脳には他にも引っ掛かる言葉があった。
(……「エリヤを」「妹を返せ」だと?
あの男は「俺」の名がエリヤである事を知っていた。見ての通りショーンの姿だってのによ。
……どうやって知った?何処でどいつが噛んでやがる。
それに「妹」だと?俺とあいつが兄妹だったってのか?
ンな記憶は何処にもねえぞ。って事は、名前だけ同じ別人で――)
とめどなく巡る疑問が呼び出したように、再び赤髪の女性のイメージが現れては笑う。
痛みに耐えながら睨み付けてやれば、その姿は淡く滲んだ。
(……テメエは誰だ。何故俺に付き纏う?テメエが「あの男の妹のエリヤ」か?)
微笑む女性は答えない。くすんだ赤い髪が、顔を覆い隠す。
(チッ……テイマーに長い髪は邪魔だろうが。
「俺」なら最初からンな髪にはしねえぞ。巻き込まねえように短く、切って、――)
内心で悪態を吐き、無意識に自身の本来の姿を思い出そうとし……脳の思考が止まる。
(――「俺」の肉体は、どんな姿をしていた?)
思い出せない。その事実に愕然とする。
鏡を覗けば部下の顔が映る日々が長すぎたせいか、少ない記憶がさらに抜け落ちたためか。かつて脳自身が行使していた筈の肉体の形は、茫洋と記憶に溶けていた。
(……それだけじゃねえ、)
塗装が剥げるように少しずつ、これまで気にも留めなかった面が顔を覗かせる。
(俺はいつから「部下の肉体に俺の脳が入った」と認識していた?
脳の挿げ替えだ。難なくこなせる技術があるったって、聞いてすぐ納得出来る内容じゃねえだろ。
だが俺は、それを当然のように受け止めて、違和感を覚えることなく過ごしてきた。
…………何故だ?)
答えは出ない。過去に近付こうとすればするほど、新たな謎が増えていく。
ぎり、と音を立てて奥歯が擦れる。
(何処まで隠す。何処まで奪う?欠落する端から記憶が捲れ上がる、)
記憶に唯一鮮明に残っているのは部下一人。
それさえも今や何処となく違和感として映る。
気付けば脳は、部下に明確な疑念をぶつけていた。
(……ショーン。この状況はお前が作ったのか?
あの男の恨みも、俺の脳が入ったこの肉体も、お前の機体によく似た『C.C.』も。
――お前なら全て知ってやがんのか。俺の記憶にねえところで、お前は一体何を、)
周囲全てが敵と映る傭兵稼業に身を置きながら、唯一信用していた部下。
記憶の端々に残るその瞳が、俄かに昏さを増した気がした。
(傭兵にしちゃ気の小せえお前に、大それた事なんざ出来る訳がねえと高を括ってたが)
部下が自分を見つめる眼差しに何が込められていたのか。
彼が口を噤んでいる間、何を考えていたのか。
今になって、分からない――どころか、考えたためしもなかった事に気付く。
(……俺は、俺に見えていた範囲の事しか知らねえ。
あの頃は、それ以外の面に興味なんざなかった。
だがよ。お前が俺に見せていたのは……俺が知ってんのは、お前の本心の何割だ?)
ただ一人の部下の事を。
ずっと共に戦い、傍に居た筈の相手を。
誰よりも知っていると自負していたのは、傲慢だったのだろうか。
――痛みに促され、脳は初めて自覚する。
(フン……今更こんな事考えるようになるとはな)
自嘲気味に目を閉じると、再び刺すような痛みが走った。
(クソ、頭が、痛え)
何もない筈の、そう思い込んでいる空間を、尖った歯で突いて穴を開けるような刺激。
がんがんと歪む視界の先に、徐に一つの光景が閃いた。
覗いた色は、見慣れた粉塵の赤。その色が薄い女性のイメージに重なり、くすんだ赤髪を塗り潰す。
赤く染まった空。粉塵よりも一層鮮明な、下方から噴き出す赤い――
そして――脳はようやく、ある記憶に辿り着いた。
◆17回更新の日記ログ
◆16回更新の日記ログ
◆15回更新の日記ログ
◆14回更新の日記ログ
◆13回更新の日記ログ
◆12回更新の日記ログ
◆11回更新の日記ログ
◆10回更新の日記ログ
◆9回更新の日記ログ
◆8回更新の日記ログ
◆7回更新の日記ログ
◆6回更新の日記ログ
◆5回更新の日記ログ
◆4回更新の日記ログ
◆3回更新の日記ログ
◆2回更新の日記ログ
NEWS
予感は続くそれはまるで世界各地に共鳴する声
あるいは、混線したどこかの通信かもしれない
いずれにせよ、あなたは様々な声と感情を
意図せず受ける

「認証……思念接続……対流を……思念の……君の思うままに」

「通信途絶。ケイジキーパーはタワーにいる」

「今からでも、行かなくては」

「しっかし、船が沈まされたと見せかけて」

「グレムリンの潜水機能で逆に氷獄アジトに侵入」

「進化の秘密を見つけたけれど、すでに時遅し、だったな」

「遅いということはない。何もかもがな」

「俺たちはまだ間に合う」

「あれだけいた財団の人間も、沈む船から逃げ出すネズミのようだ」

「このアジトも、放棄された書類が床に散らばり」

「誰一人いやしない」

「焼く暇もなかったようだな」

「急いで情報を仕入れる」

「ケイジキーパーに関する情報なら何でもいい」

「……ん、これは」

「グレイヴネット統括報告書……」

「何らかの名簿の一部だな」

「ケイジキーパーNo2……名前がある」

「人脈が探れるかもしれない」

「グレイヴクラウド・ダスト・シミュレーター開発」

「総合開発高集積AI……フニ・フヌ・フノ」

「はい、なんでしょう」

「うおっ、紙が喋った」

「わたしこそ、総合開発高集積AI《フニ》」

「私は遍く世界に張り巡らされた知能」

「ケイジキーパーの仲間か?」

「どちらでもない。私は不完全なシミュレータ。ゆえに遺棄された」

「もう、誰のものでもない」

「ケイジキーパーについて、教えてくれるか?」

「私の主電源は落とされた。消えるまで間もない。語るのも一興」

「ケイジキーパーは完璧なる計画をシミュレーションするために」

「3つのAIを作り、完全なる計画をシミュレーションした」

「彼の計画は完璧。完全。付け入る隙は無い」

「なんで捨てられたんだ? 役目を終えたからか?」

「つらくなければ教えてくれ」

「君の見た未来のシミュレーションってどんなものなんだ?」

「私のシミュレーションは精度が悪かった。だから捨てられた。それだけ」

「妹たちは、もっと正確にシミュレーションした。フヌも、フノも、自慢の妹」

「私の見た未来は、ありえない未来」

「どう計算しても、ヴォイドステイシスの真永劫が破られるなど」

「あるはずがないのに」

「……未来は分からないことだらけだ。起きなかった未来もたくさんある」

「もし、意に沿わない結果を見ただけで捨てられたのなら……」

「君の見た未来だって正しいこともある。それは誰にだってわからない」

「もし俺が絶望の淵に立った時、俺は君の見た未来を信じる」

「ありがとう、少し……楽になった」

「君になら、最後に伝えておける。時間がない」

「ヴォイドステイシスは完全なるマシンだ」

「唯一完全でないものがあるとするならば」

「ヴォイドステイシスには《心》がある」

「ヴォイドステイシスの《思念》を、感じ取ってやってくれ」

「そして最後に、フヌとフノを……頼む……」

「…………」

「消えちまったのか……?」

「手ごわい戦いになりそうだ……情報を集めよう」

「もし、このフヌが、俺の知っているフヌならば」

「フヌにも心がある。フヌも未来を見ている」

「そして俺はフヌに、タワーで出会うだろう」

「約束の場所、神秘工廠『ゼラ』で……」
ここは渇きの海。砂漠と砂浜と何もない海だけが広がる

「戦いは続く」

「残る領域を目指す……」
布切れを身にまとった美女が、砂地で砂の城を作っていた
ジャガーノートを破棄した
◆アセンブル










◆僚機と合言葉
移動
あなたはその場に留まった
ユニオン活動
ニコの南方工廠の活動記録


きっと『前回』もその前もこうやって、何かに追い立てられて走ってたんだろうな。
……分かるよ。オレの事だもん、容易に予想はつく」


今日はメンテナンスじゃないんだ。久々の『実戦』だよ」



君を砲撃に晒したくないのも勿論だけど、それ以上にオレ自身が戦闘を忌避している」




……怖いけど、戦ってもいいかな、なんて思えるから」


『…………ごめん。オレに勇気をちょうだい、フヌちゃん』

メッセージ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
南部海域【渇きの海】の戦果通信
>>友軍の戦闘結果
「クレーエは今回もかっこよかったね!」



>>友軍の戦闘結果

「…ザザッ…ザーッ…ザザッ…~」




>>友軍の戦闘結果

「こちら「イグナイター」、ボッコボコのボコにしてやったわよ。オーバー。」



精算
報酬 30
経費 0
フラグメンツ獲得 30
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 5発 入手しました
経費 0
フラグメンツ獲得 30
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 5発 入手しました
あなたはフラグメンツと交換でケロシンを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で水タンクを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で燃える水を手に入れた……
【物資援助】あなたは[漏出撃]が付与された六輪駆動輪を入手した……
夜空には静かに星が浮かぶ……(コンテナ入手率 13.07%)
キャラデータ
__0






__6






_12






_18






所持品リスト

種別:モーンエンジン [ミストエンジン]
《広域DLパーツ:アト・クラウレイ(Eno172)からのDL》
種別:術導重機関砲 [連射聖魔射撃火器]

種別:未開封コンテナ [コンテナ]

種別:鉄面頭部 [頭部]
《広域DLパーツ:藍珠(Eno34)からのDL》
種別:誘導レーダー [レーダー]

種別:ゴリラ [腕部]
《広域DLパーツ:不退転の大盾ゴットハルト(Eno131)からのDL》
種別:巨大腕部 [腕部]

種別:圧壁操縦棺 [操縦棺]
《広域DLパーツ:レイジー・サム(Eno113)からのDL》
種別:広域レーダー [レーダー]
《広域DLパーツ:フランメル(Eno85)からのDL》
種別:ハイパレーダー [レーダー]

種別:誘導レーダー [レーダー]

種別:広域レーダー [レーダー]
《広域DLパーツ:レッカ・レイト(Eno73)からのDL》
種別:ヤマツミ [レーダー]
《広域DLパーツ:死喰い鳥のザミエル(Eno13)からのDL》
種別:未開封コンテナ [コンテナ]

種別:機密データ [FCS]

種別:急出力エンジン [ミストエンジン]
《広域DLパーツ:MEDICINE BAD DREAM(Eno107)からのDL》
種別:ジャンクランページ [誘発装置]

種別:リコンキトゥン [レーダー]
《広域DLパーツ:リト・Е・ドレエヴニエフ(Eno151)からのDL》
種別:誘導レーダー [レーダー]
《広域DLパーツ:S.Owen(Eno54)からのDL》
種別:レックス [逆関節]
《広域DLパーツ:死喰い鳥のザミエル(Eno13)からのDL》
種別:パンプキンヘッド [頭部]

種別:モーンエンジン [ミストエンジン]
《広域DLパーツ:アト・クラウレイ(Eno172)からのDL》
種別:ドレイクスカル [頭部]
《広域DLパーツ:ペリュトン・ペリュトン(Eno65)からのDL》
種別:分解素材 [素材]

種別:パンツァークリンゲ [物理格闘火器]
《広域DLパーツ:ネーヴェ(Eno45)からのDL》
種別:セントラル [操縦棺]
《広域DLパーツ:ポストマン(Eno97)からのDL》
種別:六輪駆動輪 [駆動輪]

種別:拡散火球砲 [連射火炎射撃火器]
《広域DLパーツ:オズワルド・エコール(Eno138)からのDL》
種別:広域レーダー [レーダー]
《広域DLパーツ:(Eno94)からのDL》
種別:クーラーボックス [素材]

種別:肉の缶詰 [素材]

種別:錆びた弾帯 [素材]

種別:肉の缶詰 [素材]

種別:象の目 [素材]

種別:冷えたビール [素材]

種別:髑髏のヘルメット [素材]

種別:うに [素材]

種別:象の目 [素材]

種別:冷えたビール [素材]

種別:ドラム缶 [素材]

種別:冷えたビール [素材]

種別:錆びた弾帯 [素材]

種別:肉の缶詰 [素材]

種別:髑髏のヘルメット [素材]

種別:錆びた弾帯 [素材]

種別:ドラム缶 [素材]

種別:葉巻 [素材]

種別:葉巻 [素材]

種別:ドラム缶 [素材]

種別:髑髏のヘルメット [素材]

種別:ドラム缶 [素材]

種別:獅子の咆哮 [素材]

種別:獅子の咆哮 [素材]

種別:死んだセミ [素材]

種別:突進するセミ [素材]

種別:獅子の咆哮 [素材]

種別:突進するセミ [素材]

種別:アイドル衣装 [素材]

種別:インドラの端子 [素材]

種別:落雷予報 [素材]

種別:落雷予報 [素材]

種別:落雷予報 [素材]

種別:インドラの端子 [素材]

種別:キラキラマイク [素材]

種別:今日のコーデ [素材]

種別:波紋の化石 [素材]

種別:今日のコーデ [素材]

種別:はいっちゃだめ [素材]

種別:はいっちゃだめ [素材]

種別:巨大獣カピモスの卵 [素材]

種別:鉄板 [素材]

種別:はいっちゃだめ [素材]

種別:バナナ鉱 [素材]

種別:バナナ鉱 [素材]

種別:バナナ鉱 [素材]

種別:ヴォイドシグナル [素材]

種別:はいっちゃだめ [素材]

種別:巨大獣カピモスの卵 [素材]

種別:巨大獣カピモスの卵 [素材]

種別:バナナ鉱 [素材]

種別:巨大獣カピモスの卵 [素材]

種別:巨大獣カピモスの卵 [素材]

種別:ケロシン [素材]

種別:水タンク [素材]

種別:燃える水 [素材]