第15回目 午前2時のS.Owen
プロフィール
名前
S.Owen
愛称
S.Owen
経歴 鴉にも鷹にも成れなかったただの鳶。 頭部と左手の甲に大きな傷跡があり、肉体と脳の所有者が異なる。 時々ちぐはぐで噛み合わない挙動がみられる。 【脳: ■eli■ah】 記憶の欠落を自覚しているが、かつてC.C.という名の機体を駆っていた過去だけは忘れた事がない。 愛想がなく口が悪いが、唯一部下のことだけは信用している。 本人は認めたがらないが乗せられやすく、少しいいメシや健康温泉で釣られる。 肉体を制御出来ない事が増えた上、よく喋る整備士に出会って若干困惑中。 【肉体: Shawn】 灰色の短髪と目付きの悪さが特徴的で、若干筋肉質。くしゃみが豪快。 比較的温厚な性格で、食事が好きだった様子。 脳の持ち主を上長と呼び慕っていた。良く言えば献身的。 時々脳の命令を無視して勝手に動く。 一部のジャンクテイマーに素性を知られている。 脳から『C.C.』の制御権を奪い取れるだけの思念が残留しており、■■■■■■■■■■ (以降の文字は読み取れない) 【Sub: Nicolai】 東南東海域『南の島』第十二番工廠所属を名乗る整備士。 白髪に大きなゴーグルを着用している。 グレムリンとグレイヴネット・インターフェースが大好きで、両者について話す時は特に早口。 翡翠経典を「悠久の■■、希望の担い手」と称する。 |
◆日誌
【Day 14】
ジャンク財団代表を名乗る声が、グレイヴネットを通じて操縦棺内部に響く。
矢継ぎ早に展開され、容赦なく耳に入り込む情報に辟易したらしい男は、数瞬前に音量を下げ切らなかった右手を睨みつける――が、その手は硬直したまま。まるでそうする事を余儀なくされているかのように情報を享受し、脳に刻み付けていた。
放送内容は、財団による戦線展開の周知。
先日の宣戦布告から間もなく各地に『将軍』と呼ばれるテイマーが配置されたらしい現状は、財団が虎視眈々と機を窺っていた事実を裏付ける。
各将軍の『挨拶』から、既に各地に破壊が齎されている事は明らかだった。
(今見せられてんのが合成映像や幻覚じゃねえなら、既に戦闘を始めて――
いや、コイツは戦闘とは呼ばねえな。蹂躙か……チッ、わざわざ誇示して来やがんのが面倒くせえな)
その中に耳に馴染んだ地名が混ざっているのを、男は聞き逃さなかった。
「…………南の島だと?」
ふと、『C.C.』を組み上げた少年整備士の姿が脳裏を過ぎった。後方に遠ざかる工廠に後ろ髪を引かれるように、機体が徐々に減速する。
気付けばその手はひとりでにパネルに伸び、第十二番工廠への通信を開始していた。呼び出し先は機体に初期登録されている唯一の相手。
「…………」
しかし、いくら待てども少年からの応答はなかった。
「おいコラ。俺には即応を要求しておいて、自分は出やがらねえじゃねえか」
暫くの後、舌打ちと共に通信が遮断される。止むを得ない事情があるか、既に無事ではないのでは――という考えには微塵も思い至らないまま、不機嫌そうに鼻を鳴らした。
「フン……まあ、あのガキが戦えなくても他に傭兵がいやがんだろ。戦力になるかは知らねえが」
男は自身に言い聞かせるように独り言ちると、意識をモニタに向けて西への移動を再開した。
******
レーダーを尻目に飛び続けてどの程度時間が経っただろうか。
気付けば右手前方にうっすらとタワーと思しき影が見え始め、左手には遠近感覚が狂ったかと錯覚する程に巨大な物体が視認出来た。
「聳え立つ山」と形容するのが相応しいそれは、噴火前の火山よろしく身を震わせたかと思うと、突如『頭』をもたげ――次の瞬間、モニタ越しに見える大気が歪み、轟音が響き、視界の一部が白熱し弾け飛んだ。目が眩む程の光が収まった後に残ったのは、一面の残骸とくすんだ色をした灰の山。
巨大な火球が山から放たれ、距離がある筈の『C.C.』さえ揺るがすほどの振動を伴って地を焼いた、と理解出来たのは数瞬の後。先程目にした『将軍』のうちの一体と特徴が一致する事に気付くと、男の目付きが鋭さを増した。
(……コイツか。座標は巨人の島、山みてえなデカい機体――レックス=ロイヤルファング、とか言ったか?
破壊力は伊達じゃねえみてえだな。あれだけデカけりゃ機体ごと追ってくるのは難しいだろうが、背を火球に狙われたらシャレにならねえ)
情報を脳内で照合しながら、攻撃の反動か動きを止めた将軍機を睨み付けると、溜息が自然と口から漏れた。
「素通りは得策じゃねえな。ったく……」
交戦すべく将軍機の巨躯を正面に見据えたものの、『C.C.』は発進を躊躇していた。
(だがどうする。この機体じゃ攻撃どころか回避すらままならねえぞ。
生存性重視ったって、アレ食らったらタダじゃ済まねえだろ)
男はモニタに映った影とレーダーの齎す周辺情報に警戒しつつ、暫く眉間に皺を寄せて唸っていたが、やがて将軍機に接近を試みているらしい機体が複数存在する事に気付いた。目視したところいずれも見慣れないグレムリンではあったが、様子からして恐らく敵性勢力ではないだろう。
「……速度じゃ追い付けねえが、援護程度なら出来るかもな」
そう判断し、後を追おうとした瞬間。
前方にのみ意識を向けていたためか、ステルス状態の機体をレーダーが感知しなかったためか、或いは更に別の要因で見落とされたか。
突如後方から飛来したらしいミサイルが『C.C.』の左腕に直撃し、装甲を穿った。
ジャンク財団代表を名乗る声が、グレイヴネットを通じて操縦棺内部に響く。
矢継ぎ早に展開され、容赦なく耳に入り込む情報に辟易したらしい男は、数瞬前に音量を下げ切らなかった右手を睨みつける――が、その手は硬直したまま。まるでそうする事を余儀なくされているかのように情報を享受し、脳に刻み付けていた。
放送内容は、財団による戦線展開の周知。
先日の宣戦布告から間もなく各地に『将軍』と呼ばれるテイマーが配置されたらしい現状は、財団が虎視眈々と機を窺っていた事実を裏付ける。
各将軍の『挨拶』から、既に各地に破壊が齎されている事は明らかだった。
(今見せられてんのが合成映像や幻覚じゃねえなら、既に戦闘を始めて――
いや、コイツは戦闘とは呼ばねえな。蹂躙か……チッ、わざわざ誇示して来やがんのが面倒くせえな)
その中に耳に馴染んだ地名が混ざっているのを、男は聞き逃さなかった。
「…………南の島だと?」
ふと、『C.C.』を組み上げた少年整備士の姿が脳裏を過ぎった。後方に遠ざかる工廠に後ろ髪を引かれるように、機体が徐々に減速する。
気付けばその手はひとりでにパネルに伸び、第十二番工廠への通信を開始していた。呼び出し先は機体に初期登録されている唯一の相手。
「…………」
しかし、いくら待てども少年からの応答はなかった。
「おいコラ。俺には即応を要求しておいて、自分は出やがらねえじゃねえか」
暫くの後、舌打ちと共に通信が遮断される。止むを得ない事情があるか、既に無事ではないのでは――という考えには微塵も思い至らないまま、不機嫌そうに鼻を鳴らした。
「フン……まあ、あのガキが戦えなくても他に傭兵がいやがんだろ。戦力になるかは知らねえが」
男は自身に言い聞かせるように独り言ちると、意識をモニタに向けて西への移動を再開した。
******
レーダーを尻目に飛び続けてどの程度時間が経っただろうか。
気付けば右手前方にうっすらとタワーと思しき影が見え始め、左手には遠近感覚が狂ったかと錯覚する程に巨大な物体が視認出来た。
「聳え立つ山」と形容するのが相応しいそれは、噴火前の火山よろしく身を震わせたかと思うと、突如『頭』をもたげ――次の瞬間、モニタ越しに見える大気が歪み、轟音が響き、視界の一部が白熱し弾け飛んだ。目が眩む程の光が収まった後に残ったのは、一面の残骸とくすんだ色をした灰の山。
巨大な火球が山から放たれ、距離がある筈の『C.C.』さえ揺るがすほどの振動を伴って地を焼いた、と理解出来たのは数瞬の後。先程目にした『将軍』のうちの一体と特徴が一致する事に気付くと、男の目付きが鋭さを増した。
(……コイツか。座標は巨人の島、山みてえなデカい機体――レックス=ロイヤルファング、とか言ったか?
破壊力は伊達じゃねえみてえだな。あれだけデカけりゃ機体ごと追ってくるのは難しいだろうが、背を火球に狙われたらシャレにならねえ)
情報を脳内で照合しながら、攻撃の反動か動きを止めた将軍機を睨み付けると、溜息が自然と口から漏れた。
「素通りは得策じゃねえな。ったく……」
交戦すべく将軍機の巨躯を正面に見据えたものの、『C.C.』は発進を躊躇していた。
(だがどうする。この機体じゃ攻撃どころか回避すらままならねえぞ。
生存性重視ったって、アレ食らったらタダじゃ済まねえだろ)
男はモニタに映った影とレーダーの齎す周辺情報に警戒しつつ、暫く眉間に皺を寄せて唸っていたが、やがて将軍機に接近を試みているらしい機体が複数存在する事に気付いた。目視したところいずれも見慣れないグレムリンではあったが、様子からして恐らく敵性勢力ではないだろう。
「……速度じゃ追い付けねえが、援護程度なら出来るかもな」
そう判断し、後を追おうとした瞬間。
前方にのみ意識を向けていたためか、ステルス状態の機体をレーダーが感知しなかったためか、或いは更に別の要因で見落とされたか。
突如後方から飛来したらしいミサイルが『C.C.』の左腕に直撃し、装甲を穿った。
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NEWS
予感がするそれは予知かもしれない
あるいは、混線したどこかの通信かもしれない
いずれにせよ、あなたは様々な声と感情を
意図せず受ける
????
「認証……思念接続……対流を……思念の……君の思うままに」
死黒将軍『グリード=アビス』
「遅すぎた……領域覚醒を覆せない……」
巨大な目を持ったグレムリンが戦う
しかし、その性能をうまく発揮できていないようだ
死黒将軍『グリード=アビス』
「おおお……願います!! 願います……!! さらなる進化を……」
死黒将軍『グリード=アビス』
「進化が必要なのです……!! 視える……わたしの敗北が」
死縛将軍『ドラゴン=チェイン』
「アビス!! 持ちこたえてくれ……っ」
龍のごときグレムリンが、その細長い機体を翻す!!
しかし、数に圧倒されているようだ
死縛将軍『ドラゴン=チェイン』
「縛鎖拳!! 二十四式!!」
死縛将軍『ドラゴン=チェイン』
「西部戦線は劣勢! 進化を……さらなる進化を!!」
死縛将軍『ドラゴン=チェイン』
「すでに捨てた命!! 捧げた命!!」
死縛将軍『ドラゴン=チェイン』
「我が拳に進化を!! このままでは……っ」
死想将軍『ザゼン=フォートレス』
「……ゼン! ……ゼン!」
まるで岩の塊のようなグレムリン!!
しかし、その鈍重さゆえにうまく動けていないようだ
死想将軍『ザゼン=フォートレス』
「…… …… ゼン!! ゼン! ゼン! ゼン!」
死想将軍『ザゼン=フォートレス』
「……くっ……はぁっ……まだだ」
死想将軍『ザゼン=フォートレス』
「サトリ、それこそ、進化の向こう側に!!」
死想将軍『ザゼン=フォートレス』
「代表! なぜ、進化を承認せず!!」
死想将軍『ザゼン=フォートレス』
「……このままでは……ッ ゼン!!」
死空将軍『エアリアル=タイド』
「はっーーーーー!!! 早えーーーーーっ!!!」
流線形のグレムリンが空中を高速移動している!
しかし、数に囲まれては思うように機動できない!
死空将軍『エアリアル=タイド』
「どけどけえーーーーー!!! おれはぁ、まだ……ッ!!!」
死空将軍『エアリアル=タイド』
「進化させてくれ!!! エアリアル=タイドは覚悟を貫く!!」
死空将軍『エアリアル=タイド』
「進化しなければ、貫けねぇ!! 代表!!」
死血将軍『クリムゾン=フィアー』
「撃!! 撤退……? 否!!」
真紅のグレムリン……まさに、地獄の悪魔のシルエット!!
しかし、その機体は被弾でボロボロである
死血将軍『クリムゾン=フィアー』
「……斬!! 我、進化所望!!」
真紅のブレードの光も弱弱しい
死血将軍『クリムゾン=フィアー』
「我、覚悟……了!! 何故、何故……」
死竜将軍『レックス=ロイヤルファング』
「西部戦線、儚く散り行く……? どうして」
巨大な肉食恐竜を象った山のようなグレムリン!!
その戦力はいまだ温存しているようだ
死竜将軍『レックス=ロイヤルファング』
「わらわの力……届くこと能わず」
死竜将軍『レックス=ロイヤルファング』
「代表……進化を。ご決断を。さもなくば我らの夢は、儚く散る夢」
死獣将軍『ハーミット=ビースト』
「ぐるるるああああああああっ!!」
死獣将軍『ハーミット=ビースト』
「おおおおおおおっ!!」
死獣将軍『ハーミット=ビースト』
「があああああああっ!!! ぐおおおおおおおああああああッ!!!」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「代表……いまこそ、進化を」
ジャンク財団代表
「時々、背筋が凍る思いがする」
ジャンク財団代表
「我々は目的のために、あらゆるものをなげうってきた」
ジャンク財団代表
「その結果、惨めな敗北を噛む」
ジャンク財団代表
「そんな悪夢を、よく見るんだ」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「…………」
ジャンク財団代表
「私は、君たちを、いや、皆を踏み台にして」
ジャンク財団代表
「届かない場所にある果実を取ろうとしている」
ジャンク財団代表
「届こうとする瞬間、私は落下する」
ジャンク財団代表
「もし、あと少しで届くというのなら」
ジャンク財団代表
「君たちの力を……借りたい」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「……我が身はすでに、代表に捧げた身」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「将軍全員が、同じ思いです」
ジャンク財団代表
「……2段進化、承認」
死黒将軍『グリード=アビス』
「あぐっ……ぐあああっ、し、進化承認確認!!」
死黒将軍『グリード=アビス』
「があああっ!! 目、目が……目が……!!」
死縛将軍『ドラゴン=チェイン』
「おおおおおっ!!! 進化承認確認!!!」
死縛将軍『ドラゴン=チェイン』
「ああああああっ!!! て、手が……裂ける!!!」
死想将軍『ザゼン=フォートレス』
「……我が身、悟りへと! 進化承認確認!」
死想将軍『ザゼン=フォートレス』
「ゼ……ゼン……か、身体が膨れ……ごぼぉ」
死空将軍『エアリアル=タイド』
「ぎぇひぇひぇーーーーー!!! 進化承認確認ーーーーーっ!!!」
死空将軍『エアリアル=タイド』
「ひゃはははーーーーーぁ!!! 俺の身体が、ほどけてーーーーーっ!!!」
死血将軍『クリムゾン=フィアー』
「撃!! 進化承認、確認!!」
死血将軍『クリムゾン=フィアー』
「ぐふっ!! 全身噴血、無問題!!」
死竜将軍『レックス=ロイヤルファング』
「我が生き様……儚き夢。進化承認確認」
死竜将軍『レックス=ロイヤルファング』
「角……牙、鱗。これが代償……」
死獣将軍『ハーミット=ビースト』
「ぐるるるああああああああっ!!」
死獣将軍『ハーミット=ビースト』
「おおおおおおおっ!!」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「……進化承認確認」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「2段進化、完全制御」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「俺以外は、全員……変異進化か」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「進化……か」
ジャンク財団代表
「……恐ろしいものだな」
ジャンク財団代表
「ベルコ。3段進化は承認しないぞ」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「……必要ない。今のところはな」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「我々は、勝利のために、全てを捧げている」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「ヴォイドテイマー、貴様は何を捧げた?」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「何を犠牲にした?」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「そして、何を失った?」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「財団の皆は、奪われた者、犠牲を強いられたもの、失ったものばかりだ」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「だから俺たちは奪う。犠牲にする。そして、すべてを破壊する」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「俺たちには、強くなる権利と……妥当性がある」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「ヴォイドテイマー、お前が……もし、俺たちを凌駕するのなら」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「俺たちとお前にはどんな差があって、何処から道を違えて、そして……」
死鬼将軍『ベルコ=ウル』
「お前には……何の権利があるんだ?」
グレイフロッグ『ジェト』
「ザザーッ……ザザッ……権利も、妥当性も……ザザーッ」
グレイフロッグ『ジェト』
「主張したら、貰えるのか?」
グレイフロッグ『ジェト』
「俺たちはいつだって、そういう全部を
掴み取ってきたんじゃないか?」
グレイフロッグ『ジェト』
「俺たちはこの虚空の海で……分かるだろう、お前も
この腐った海に浮かぶ木の葉ならば」
グレイフロッグ『ジェト』
「手を伸ばせ
思念を研ぎ澄ませ
想いを到達させろ」
グレイフロッグ『ジェト』
「悪鬼は応えるだろう
俺の……そしてお前の、思念のままに!!」
ここは巨人の島。あらゆる生き物が規格外にデカい
巨人少女『アカネ』
「やーーーん、小さなお客さんたち」
巨人少女『アカネ』
「恐竜倒してね~~~」
山のように大きな少女が砂浜で足をちゃぷちゃぷしている
S.Owenは塞式ガードナーエンジンを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
S.Owenはマッチボックスを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
S.Owenはノイズジェネレータを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
S.Owenは塞式ガードナーエンジンを手に入れた!!(フラグメンツ-1)
異錆呼びαは反射漏出ファントムハート素材で強化された!!(素材消費)
異錆呼びαは反射破壊ナパーム砲素材で強化された!!(素材消費)
異錆呼びαは耐久式術導縛鎖陣素材で強化された!!(素材消費)
◆アセンブル
【頭部】に鉄の仮面を装備した
【腕部】にレジスタントアームを装備した
【操縦棺】にマッチボックスを装備した
【脚部】に005-LEG《REX》を装備した
【エンジン】に塞式ガードナーエンジンを装備した
【エンジン】に塞式ガードナーエンジンを装備した
【索敵】に異錆呼びαを装備した
【索敵】に試作誘導レーダーを装備した
【主兵装】にアヴァランテを装備した
【背部兵装】に広域レーダーL型を装備した
◆僚機と合言葉
移動
あなたはその場に留まった
ユニオン活動
ニコの南方工廠の活動記録
「こちら第十二番工廠、ニコ……ああ、アルフレッドか。早かったね……」
「オレ?見ての通り……はあ、フヌちゃん不足で力が出ないよ……」
「言っただろ?どっかの誰かがフヌちゃんの音声を正常に戻してくれたら、たちまち元気になるんだけどなー。……掛け合ってくれた?訳ないか……
もー、いつもさらっと流すけど死活問題なんだってば。病は気から、死は精神からって言うじゃん。言わない?でも思い当たる節あるでしょ?」
「で、昨日の今日で連絡を寄越したって事は……どうだった?Owen墜とせた?」
「……ダメ?返り討ち?さっすがオレのグレムリン、試作段階でも戦えるなら安心だ!
心配してたけど杞憂だったみたいだね、帰って来たらピカピカに磨いて褒めてあげないと――じゃなくて……」
「……気を悪くしないで欲しいんだけど、何となくそんな気はしてたな。
Owenの相手をしたテイマーの腕前とか相性もあると思うけど……ああいや、弱いって言いたい訳じゃなくて、別のベクトルでさ」
「アイツに搭載されてる脳、腐っても『Elijah』だから――、と、ゴメン、アンタの前では名前は禁句か。失礼。
え?声に出てた?あー……うん、分かってる。ややこしいね、お互いに」
「多分本人は……というかあの脳は自覚がないだろうけど、見た感じ動作の間の隙が大きかった。
何て言えばいいのかな、読み込み待ち、フリーズ?戦闘中に起きたら命取りになりかねないくらいの隙がね。多分そこを肉体が補ってるんだろうけど……逆に肉体の干渉が影響してるのかもしれない」
「そんな状態で、不愛想で、肉体を完全に支配下に置けてなくて――それでも戦闘だけなら何とかこなせちゃうんだろ。そういう存在だから」
「愛想は関係ない?バレたか。でもそれアンタには言われたくないなー、なーんて」
「――おっと、噂をすれば。Owenから通信だけど、どうする?」
「……了解。後でかけ直すから気にしなくていいよ」
「オレの工廠にいる間に潰しとけって……無理言わないでよ~。
買い被ってくれてるのか知らないけど、オレ、ただの整備士だからね?直接戦闘能力は皆無だし、体格でも全然敵わないし。……いや、そこはそういう事にしといてよ」
「……あのね。被弾からの撃墜ならまだしも、グレムリンが整備不良で墜ちたら整備士の沽券に関わるわけ。
オレが整備を担当した以上は、どんな機体だって万全の状態で送り出す……これ、オレのポリシーね。
「もっと言うなら、どんな機体にも墜ちてほしくない。オレはグレムリンを愛してるから整備士になったわけで。戦闘利用が主流だからフレームが傷付くのは仕方ないけど、再起不能になるまで破壊された機体を見るのは未だに辛くなる事があるんだよ。
だから……無茶な事言うけど、機体には優しくしてやってくれない?コクピットだけ射出させれば後はまあ、好きにしていいから」
「まあね。手心加えてる間に墜とされるってのはそうだけど……気になるなら万一に備えて機械体や新生体への換装をお勧めするよ。死ななければ儲けものだよ、生身だと一回壊れたら終わりだし」
「や~~だよ。オレを動かしたいならもっといい条件を提示しな。
例えばそうだな、こう……わくわくするような、あっと驚くような……美しいグレムリンが傷付かなくて、フヌちゃんがもう泣かずに済む世界とかさ。
オレは納得するもののためなら協力は惜しまないけど、今のアンタや財団が見てるのはその手のものじゃなさそうだから」
「……丁度いい?何が――」
「……何、今の?いや、外から何か聞こえてさ。地鳴りみたいな……」
「オレ?南の島にいるけど。第十二番工廠は空母船団とは違って移動には適さないし、ここにはハターカ少年もいるからね。
え?代表が声明を出したの?聞きそびれたな、後で……」
「………………は?」
「ちょっと待ってよ、つまりその『死獣将軍』が近くまで来てるって事!?そういう事は最初に言ってくれない!?
まさかさっきの地鳴りは咆哮――こら!勝手に無事を祈って通信を切るな!」
「勘弁してよ、巻き込むならオレだけにしてって言ったのに!ああもう、工廠の皆と少年は逃がさないと……!」
「オレ?見ての通り……はあ、フヌちゃん不足で力が出ないよ……」
「言っただろ?どっかの誰かがフヌちゃんの音声を正常に戻してくれたら、たちまち元気になるんだけどなー。……掛け合ってくれた?訳ないか……
もー、いつもさらっと流すけど死活問題なんだってば。病は気から、死は精神からって言うじゃん。言わない?でも思い当たる節あるでしょ?」
「で、昨日の今日で連絡を寄越したって事は……どうだった?Owen墜とせた?」
「……ダメ?返り討ち?さっすがオレのグレムリン、試作段階でも戦えるなら安心だ!
心配してたけど杞憂だったみたいだね、帰って来たらピカピカに磨いて褒めてあげないと――じゃなくて……」
「……気を悪くしないで欲しいんだけど、何となくそんな気はしてたな。
Owenの相手をしたテイマーの腕前とか相性もあると思うけど……ああいや、弱いって言いたい訳じゃなくて、別のベクトルでさ」
「アイツに搭載されてる脳、腐っても『Elijah』だから――、と、ゴメン、アンタの前では名前は禁句か。失礼。
え?声に出てた?あー……うん、分かってる。ややこしいね、お互いに」
「多分本人は……というかあの脳は自覚がないだろうけど、見た感じ動作の間の隙が大きかった。
何て言えばいいのかな、読み込み待ち、フリーズ?戦闘中に起きたら命取りになりかねないくらいの隙がね。多分そこを肉体が補ってるんだろうけど……逆に肉体の干渉が影響してるのかもしれない」
「そんな状態で、不愛想で、肉体を完全に支配下に置けてなくて――それでも戦闘だけなら何とかこなせちゃうんだろ。そういう存在だから」
「愛想は関係ない?バレたか。でもそれアンタには言われたくないなー、なーんて」
「――おっと、噂をすれば。Owenから通信だけど、どうする?」
「……了解。後でかけ直すから気にしなくていいよ」
「オレの工廠にいる間に潰しとけって……無理言わないでよ~。
買い被ってくれてるのか知らないけど、オレ、ただの整備士だからね?直接戦闘能力は皆無だし、体格でも全然敵わないし。……いや、そこはそういう事にしといてよ」
「……あのね。被弾からの撃墜ならまだしも、グレムリンが整備不良で墜ちたら整備士の沽券に関わるわけ。
オレが整備を担当した以上は、どんな機体だって万全の状態で送り出す……これ、オレのポリシーね。
「もっと言うなら、どんな機体にも墜ちてほしくない。オレはグレムリンを愛してるから整備士になったわけで。戦闘利用が主流だからフレームが傷付くのは仕方ないけど、再起不能になるまで破壊された機体を見るのは未だに辛くなる事があるんだよ。
だから……無茶な事言うけど、機体には優しくしてやってくれない?コクピットだけ射出させれば後はまあ、好きにしていいから」
「まあね。手心加えてる間に墜とされるってのはそうだけど……気になるなら万一に備えて機械体や新生体への換装をお勧めするよ。死ななければ儲けものだよ、生身だと一回壊れたら終わりだし」
「や~~だよ。オレを動かしたいならもっといい条件を提示しな。
例えばそうだな、こう……わくわくするような、あっと驚くような……美しいグレムリンが傷付かなくて、フヌちゃんがもう泣かずに済む世界とかさ。
オレは納得するもののためなら協力は惜しまないけど、今のアンタや財団が見てるのはその手のものじゃなさそうだから」
「……丁度いい?何が――」
「……何、今の?いや、外から何か聞こえてさ。地鳴りみたいな……」
「オレ?南の島にいるけど。第十二番工廠は空母船団とは違って移動には適さないし、ここにはハターカ少年もいるからね。
え?代表が声明を出したの?聞きそびれたな、後で……」
「………………は?」
「ちょっと待ってよ、つまりその『死獣将軍』が近くまで来てるって事!?そういう事は最初に言ってくれない!?
まさかさっきの地鳴りは咆哮――こら!勝手に無事を祈って通信を切るな!」
「勘弁してよ、巻き込むならオレだけにしてって言ったのに!ああもう、工廠の皆と少年は逃がさないと……!」
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
◆友軍からの通信
南南東海域【巨人の島】の戦果通信
>>友軍の戦闘結果アダム低速【覚醒】【バーサーク】
「アダム・ライソン、無事帰還しました。
友軍の皆さんは無事でしたか?」
>>友軍の戦闘結果
ブレイン:
「こちらENo.0111、グラーベルだ。
敵を全機撃破した。任務完了だ。
(なぜか背後で軽快な音楽が鳴っている)」
>>友軍の戦闘結果
いちでぇ超音速【覚醒】
「調子いいね~。さすが、クレーエ!」
>>友軍の戦闘結果
ジェリィ【ティタン】
「さーてと、また機体換装したけど
ちゃんと動くかねェ」
精算
報酬 30
経費 -4
フラグメンツ獲得 26
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 7発 入手しました
経費 -4
フラグメンツ獲得 26
【!】弾薬獲得 あなたは弾薬を 7発 入手しました
あなたはフラグメンツと交換ではいっちゃだめを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換ではいっちゃだめを手に入れた……
あなたはフラグメンツと交換で巨大獣カピモスの卵を手に入れた……
【物資入手】夜空に翻る影……何かが落下してくる!!
あなたは未開封コンテナを手に入れた……(コンテナ入手率 22.18%)
タワー近海【漂着の海】の仲間がこのコンテナを求めている。頼んだぞ
キャラデータ
__0__1__2__3__4__5
__6__7__8__9_10_11
_12_13_14_15_16_17
_18_19_20_21_22_23
所持品リスト
塞式ガードナーエンジン
種別:モーンエンジン [ミストエンジン]
《広域DLパーツ:アト・クラウレイ(Eno172)からのDL》術導重機関砲
種別:術導重機関砲 [連射聖魔射撃火器]
未開封コンテナ
種別:未開封コンテナ [コンテナ]
鉄の仮面
種別:鉄面頭部 [頭部]
《広域DLパーツ:藍珠(Eno34)からのDL》異錆呼びα
種別:誘導レーダー [レーダー]
大猩猩
種別:ゴリラ [腕部]
《広域DLパーツ:不退転の大盾ゴットハルト(Eno131)からのDL》レジスタントアーム
種別:巨大腕部 [腕部]
マッチボックス
種別:圧壁操縦棺 [操縦棺]
《広域DLパーツ:レイジー・サム(Eno113)からのDL》ノイズジェネレータ
種別:広域レーダー [レーダー]
《広域DLパーツ:フランメル(Eno85)からのDL》超重装ハイパレーダー
種別:ハイパレーダー [レーダー]
試作誘導レーダー
種別:誘導レーダー [レーダー]
広域レーダーL型
種別:広域レーダー [レーダー]
《広域DLパーツ:レッカ・レイト(Eno73)からのDL》011-RADAR《YAMATSUMI》
種別:ヤマツミ [レーダー]
《広域DLパーツ:死喰い鳥のザミエル(Eno13)からのDL》未開封コンテナ
種別:未開封コンテナ [コンテナ]
機密データ
種別:機密データ [FCS]
急出力エンジン+5
種別:急出力エンジン [ミストエンジン]
《広域DLパーツ:MEDICINE BAD DREAM(Eno107)からのDL》ジャミングバード
種別:リコンキトゥン [レーダー]
《広域DLパーツ:藍の羽(Eno3)からのDL》検眼
種別:リコンキトゥン [レーダー]
《広域DLパーツ:リト・Е・ドレエヴニエフ(Eno151)からのDL》005-LEG《REX》
種別:レックス [逆関節]
《広域DLパーツ:死喰い鳥のザミエル(Eno13)からのDL》パンプキンヘッド
種別:パンプキンヘッド [頭部]
塞式ガードナーエンジン
種別:モーンエンジン [ミストエンジン]
《広域DLパーツ:アト・クラウレイ(Eno172)からのDL》DS_YDdraigGoch
種別:ドレイクスカル [頭部]
《広域DLパーツ:ペリュトン・ペリュトン(Eno65)からのDL》アヴァランテ
種別:パンツァークリンゲ [物理格闘火器]
《広域DLパーツ:ネーヴェ(Eno45)からのDL》097-COFFIN《CENTRAL》
種別:セントラル [操縦棺]
《広域DLパーツ:ポストマン(Eno97)からのDL》未開封コンテナ
種別:未開封コンテナ [コンテナ]
フレイムランチャー
種別:拡散火球砲 [連射火炎射撃火器]
《広域DLパーツ:オズワルド・エコール(Eno138)からのDL》おおば(広域レーダー電波撃高耐久)
種別:広域レーダー [レーダー]
《広域DLパーツ:(Eno94)からのDL》クーラーボックス
種別:クーラーボックス [素材]
肉の缶詰
種別:肉の缶詰 [素材]
錆びた弾帯
種別:錆びた弾帯 [素材]
肉の缶詰
種別:肉の缶詰 [素材]
象の目
種別:象の目 [素材]
冷えたビール
種別:冷えたビール [素材]
髑髏のヘルメット
種別:髑髏のヘルメット [素材]
うに
種別:うに [素材]
象の目
種別:象の目 [素材]
冷えたビール
種別:冷えたビール [素材]
ドラム缶
種別:ドラム缶 [素材]
冷えたビール
種別:冷えたビール [素材]
錆びた弾帯
種別:錆びた弾帯 [素材]
肉の缶詰
種別:肉の缶詰 [素材]
髑髏のヘルメット
種別:髑髏のヘルメット [素材]
錆びた弾帯
種別:錆びた弾帯 [素材]
ドラム缶
種別:ドラム缶 [素材]
葉巻
種別:葉巻 [素材]
葉巻
種別:葉巻 [素材]
ドラム缶
種別:ドラム缶 [素材]
髑髏のヘルメット
種別:髑髏のヘルメット [素材]
ドラム缶
種別:ドラム缶 [素材]
獅子の咆哮
種別:獅子の咆哮 [素材]
獅子の咆哮
種別:獅子の咆哮 [素材]
死んだセミ
種別:死んだセミ [素材]
突進するセミ
種別:突進するセミ [素材]
獅子の咆哮
種別:獅子の咆哮 [素材]
突進するセミ
種別:突進するセミ [素材]
アイドル衣装
種別:アイドル衣装 [素材]
インドラの端子
種別:インドラの端子 [素材]
落雷予報
種別:落雷予報 [素材]
落雷予報
種別:落雷予報 [素材]
落雷予報
種別:落雷予報 [素材]
インドラの端子
種別:インドラの端子 [素材]
キラキラマイク
種別:キラキラマイク [素材]
今日のコーデ
種別:今日のコーデ [素材]
波紋の化石
種別:波紋の化石 [素材]
今日のコーデ
種別:今日のコーデ [素材]
はいっちゃだめ
種別:はいっちゃだめ [素材]
はいっちゃだめ
種別:はいっちゃだめ [素材]
巨大獣カピモスの卵
種別:巨大獣カピモスの卵 [素材]