◆メカニック

◆◆未識別機動体設定◆◆

前線偵察機《シュヴァルベ》
 物理射撃『オートガン』装備
HP 700 零力 400 耐久 800
【対抗】2回 【飛行】 【索敵可能】 速射砲発動
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かつて存在した哨戒機。流線型の浮遊機体であり、翼のついた飛行船に似ている。 多数の行方不明者を出した欠陥機とされるが、真相は不明である
黒いツバメは、今も――空を冒険し続ける
装甲戦車《センザンコウ》
 物理射撃 戦車砲『ラット』装備
HP 2400 零力 800 耐久 1200
【対抗】3回 【迎撃性能】3倍 【加速不可】 速射砲:低速重装タンク発動
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時代遅れのホバータンク。草履型のシルエットに、旋回砲塔がついている。 火炎放射船の餌食となり、多数の焼死者を出した。その戦車砲は船を沈めるには弱すぎたのだ
冥土より蘇った戦車は、いま、容易く船を沈める。その機体は陽炎のように熱を帯びていた
『エイプリル・ストーン級駆逐艦』
 火炎格闘 熱放射衝角『ゼニス』装備
HP 1200 零力 600 耐久 1500
【対抗】1回 【迎撃性能】1倍 【索敵可能】 【速攻】 【幻影】 四輪駆動輪:暴露操縦棺:ヒートストリング発動
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装甲装輪車型のウォーハイドラを駆る暴走ライダーの名を冠する駆逐艦
彼女の堅実な資産運用法のテキスト群は後にマニュアル化されて後世に受け継がれた
『ドライグ級レーダー駆逐艦』
 連射電子射撃 電磁アンテナ『ファング』装備
HP 800 零力 900 耐久 1200
【対抗】0回 【迎撃性能】1倍 【索敵可能】 【巡航】 電磁アンテナ:小型粒子銃:疾走二脚発動
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軽快に動き、レーダー索敵をする小型の駆逐艦
西方の小国『ドレッジ船団』で開発され、同国の支配領域を護り続ける
小柄な船体ながらも、出力の高い電子射撃を可能としている
ドライグ級は5隻建造され、30年前に退役した
『如月級重巡洋艦』
 聖魔射撃 重霊投射砲『梵天』装備
HP 3000 零力 3400 耐久 3500
【対抗】5回 【迎撃性能】4倍 【重装甲】 【高火力】 術導砲:術導砲:重圧エンジン
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耐久性と火力を備えた大型重巡洋艦
雨音列島の小国『アキヅ国』で開発され、周辺の船団を震え上がらせた
戦艦に匹敵する装甲と火力でもって、退役するまで無敵を誇る
如月級は3隻建造され、25年前に退役した
『マーテル・ヤシャゴ級軽巡洋艦』
 連射粒子射撃 速射パルス砲『スラッシュ』装備
HP 3000 零力 2400 耐久 1500
【対抗】2回 【迎撃性能】2倍 【遅延撃】 【超回避】 速パル砲:パルス砲:スツルムブースター
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軽快な動きと高い耐久性を目指した軽巡洋艦
南の島の小国『ハサ船団』で開発され、大きな戦果を上げた
特に大容量粒子ジェネレーターによる強力な粒子攻撃は当時の最先端だった
マーテル・ヤシャゴ級は10隻建造され、40年前に退役した
『ラクタヴィージャ級巡洋艦』
 連射物理射撃 蹂躙回転機関砲『セツナ』装備
HP 3000 零力 2600 耐久 2300
【対抗】10回 【迎撃性能】4倍 【重装甲】 【超回避】 【高火力】 重機関砲:機関砲:大型盾
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回転銃身砲で近寄る船舶や航空機を破砕する殺意の高い巡洋艦
北の小国『シズル船団』で開発され、海戦で幾度となく名を上げた
ハリネズミのように突き刺さる弾幕で、近寄ることは不可能
ラクタヴィージャ級は8隻建造され、20年前に退役した
『ナインヘッド級レーダー駆逐艦』
 聖魔射撃 超常鼓動現象『ファントムアイズ』装備
HP 1500 零力 2700 耐久 2100
【対抗】4回 【迎撃性能】1倍 【索敵可能】 【弱敵スキャン】 【幻影】 ポルターガイスト:呪符式術導銃:高機動逆関節
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9つのレドームがまるで頭のように見えることから、伝説にあやかった名前を冠する
西の小国『フィアナ船団』で開発され、その活躍ぶりは西海域に広く知れ渡る
冗長性のある強力な索敵・同時迎撃能力により、敵脆弱部を的確に追尾、撃破する
ナインヘッド級は9隻が建造され、全艦が最前線に投入されたが、ただ1隻の戦没艦を出すことなく、10年前に最後の歴戦艦が退役した
『セティア=ラムサス級駆逐艦』
 物理射撃 速射砲『ペリカン』装備
HP 1800 零力 2900 耐久 1900
【対抗】1回 【迎撃性能】1倍 【速攻】 【巡航】 速射砲:パルス砲:大型ボイラー
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堅実かつ確かな性能を持つ高速駆逐艦
西の小国『トロイ船団』で開発され、長く海を守り続けた
ボイラーを回転させ出力を増していき、放置すると巡洋艦すら屠る
セティア=ラムサス級は12隻建造され、30年前に退役した
『カヴネル・レビン級悪鬼巡洋艦』
 電子格闘 放電格闘機『ライトニング』配備
HP 3000 零力 3000 耐久 2500
【艦載機HP】800 【対抗】5回 【迎撃性能】1倍 【巡航】 【高火力】 ショックブラスト:電磁アンテナ:追加装甲
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小型の二脚格闘機を搭載した悪鬼巡洋艦
西の小国『トロイ船団』で開発され、活躍をつづけた
艦載機との連携攻撃は強力で、双方の破壊が求められる
カヴネル・レビン級は4隻建造され、35年前に退役した
『バルトロイ=クルーガー級駆逐艦』
 聖魔射撃 霊魂追跡砲『レイヴン』装備
HP 800 零力 3600 耐久 3400
【対抗】0回 【迎撃性能】1倍 【追撃】 【高火力】 【速攻】 術導砲:騎士操縦棺:ブシドー
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船体に穴が開こうとも喰らいつき撃破する、恐ろしき追撃駆逐艦
北の小国『ゼラド船団』で開発され、恐怖を刻んだ
素早く撃破せねば、手の付けられない火力を発揮し続ける
バルトロイ=クルーガー級は1隻のみ建造され、その製法は失われている
『ストラフ・クェーサー級戦艦』
 物理射撃 重徹甲長射程砲『バルキリー』装備
HP 5000 零力 4000 耐久 4000
【対抗】10回 【迎撃性能】6倍 【重装甲】 【高火力】 放電コイル:低速重装タンク:低速重装タンク
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強力な火力と厚い装甲に護られた重戦艦
南の小国『オールト船団』で開発され、旗艦となった
余りにも資金と資源を投入したため、破産寸前になったという
ストラフ・クェーサー級は1隻のみ建造され、20年前に退役した
『レトログラード級複層空母』
 【艦載機】連射物理射撃 自律射撃機『フェイロン』配備
HP 4000 零力 5000 耐久 2000
【艦載機HP】1600 【対抗】0回 【迎撃性能】1倍 【重装甲】 高速培養槽:戦呼腕部
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自律型二脚射撃機『フェイロン』を20機運用する重空母
東の小国『フラッグ船団』で開発され、旗艦となった
デッキが複層構造になっており、同時に多数の艦載機を出撃できる
レトログラード級は1隻のみ建造され、30年前に紛争で轟沈する
『ジュネリア級重巡洋艦』
 電子射撃 電子拡散砲『カレイドスコープ』装備
HP 4000 零力 3000 耐久 5500
【対抗】0回 【迎撃性能】4倍 【重装甲】 【高火力】 放電コイル:放電コイル:放電コイル
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チャージによる打撃力を強化した重巡洋艦
西の小国『幽鬼船団ガリス』で開発され、多くの船を沈めた
攻撃を受けつつ溜めていくチャージが強力で、放たれる前に倒さなくてはならない
ジュネリア級は4隻建造され、45年前に退役した
『ネヴァン級燐光潜水艦』
 粒子射撃 粒子魚雷『マカレル』装備
HP 700 零力 3000 耐久 500
【対抗】0回 【迎撃性能】1倍 【潜航可能】 【加速不可】 重粒子魚雷:低圧エンジン:出力低下誘発
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海面下に潜航して攻撃できる試作潜水艦
西の小国『幽鬼船団ガリス』で開発され、人知れず戦果を上げていた
深く潜られると攻撃が届かないため、タイミングが重要になる
ネヴァン級は6隻建造され、65年前に退役した
『ティルカ級灯火駆逐艦』
 火炎格闘 火炎灯火『タイガ』装備
HP 1200 零力 2500 耐久 2500
【対抗】0回 【迎撃性能】1倍 【索敵可能】 【巡航】 【速攻】 フォックステイル:リコンユニット:リコンユニット
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素早く敵陣に切り込み、大型トーチで切り裂く高速機動駆逐艦
西の小国『トロイ船団』で開発され、多くの戦果を上げた
鬼火のようにきらめくトーチの炎は大型艦であろうとも容易く装甲を切り裂く
ティルカ級は15隻が建造され、全艦が最前線に投入され、6隻の戦没艦を出しつつも、45年前に最後の歴戦艦が退役した
『ヤストレブ級殲滅潜水艦』
 ミサイル物理射撃 殲滅ミサイル『ルサルカ』装備
HP 400 零力 3500 耐久 1000
【ミサイル搭載数】6基 【対抗】0回 【迎撃性能】1倍 【潜航可能】 【大型ミサイル】 【高火力】 【剣の聖句】 重圧エンジン:重圧エンジン:重圧エンジン
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大型ミサイルによる対艦攻撃を目的に開発された殲滅潜水艦
西の小国『幽鬼船団ガリス』で開発され、多くの船を沈める
ミサイルを撃ち、潜水するため、発見や駆逐が非常に困難であり、殲滅潜水艦の名を知らしめた
ヤストレブ級は6隻が建造され、5隻が最前線に投入され、1隻の戦没艦を出しつつも、23年前に最後の歴戦艦が退役した
『ジル・スチュアート級軽巡洋艦』
 火炎射撃 焦熱火球砲『ヒドラジン』装備
HP 3000 零力 3800 耐久 3800
【ミサイル搭載数】4基 【対抗】4回 【迎撃性能】2倍 【速攻】 【速防】 【追風】 速射砲:ナパーム砲:ナパーム砲
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高い火力と機動性を追い求めたミサイル巡洋艦
南の島の小国『ハサ船団』で開発され、主力艦船となった
ミサイルを撃ち、火を放ち、高速で離脱するスタイルは南海の脅威となった
ジル・スチュアート級は8隻が建造され、全艦が最前線に投入され、1隻の戦没艦を出しつつも、15年前に最後の歴戦艦が退役した
『リックス・サイカット級巡洋艦』
 電子射撃 放電コイル『テスラ』装備
HP 4000 零力 4800 耐久 4800
【ミサイル搭載数】6基 【対抗】12回 【迎撃性能】3倍 【重装甲】 【高火力】 【重敵スキャン】 放電コイル:放電コイル:ジャガーノート:ウェポンラック
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高い対抗能力を備えた高火力ミサイル巡洋艦
北の小国『ジェスカ船団』で開発され、主力艦船となった
敵の攻撃に対する対応能力に優れ、高火力で迎撃できる
リックス・サイカット級は6隻が建造され、全艦が最前線に投入され、2隻の戦没艦を出しつつも、24年前に最後の歴戦艦が退役した
『ニーユ=ニヒト級重巡洋艦』
 連射聖魔射撃火器 幽鬼蹂躙領域『ダンスマカブル』装備
HP 4500 零力 1000 耐久 3400
【ミサイル搭載数】8基 【迎撃性能】6倍 【高火力】 【幻影】 サイコスウォーム:術導機関砲:高速推進飛行
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圧倒的な制圧力を秘めた高火力ミサイル重巡洋艦
北の軍事国家『モゴス蹂躙船団』で開発され、旗艦となった
巨体ながらもステルス性を備えており、そのポテンシャルは高い
ニーユ=ニヒト級は2隻のみが建造され、全艦が最前線に投入され、1隻の戦没艦を出しつつも、16年前に最後の歴戦艦が退役した
『ヒースハイデ級レーダー駆逐艦』
 火炎射撃火器 徹甲重熱狙撃砲『モルゲンステルン』装備
HP 1200 零力 2400 耐久 1400
【ミサイル搭載数】3基 【迎撃性能】1倍 【索敵可能】 【先制攻撃】 【幻影】 狙撃砲:ナパーム砲:ナパーム砲:コアトル
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敵視界外からの一方的な観測・狙撃を得意とする長射程ミサイル駆逐艦
北の小国『ゼラド船団』で開発され、戦果を上げた記録が残っている
全く予知できない方面から狙撃、観測を行うため、その姿を捉えたものはいない
ヒースハイデ級レーダー駆逐艦は極秘のうちに運用され、何らかの理由で16年前を最後に姿を消している
『ルフ・イクス級軽巡洋艦』
 物理格闘火器 千刃投射砲『ドゥーム・ブレイド』装備
HP 1500 零力 3400 耐久 1800
【対抗】4回 【迎撃性能】1倍 【索敵可能】 【索敵スキャン】 【追風】 硬質ダガー:硬質ダガー:硬質ダガー:大型ボイラー:大型ボイラー:大型ボイラー:大型ボイラー:大型ボイラー
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敵視界外からの一方的な観測・狙撃を得意とする長射程ミサイル駆逐艦
北の小国『ゼラド船団』で開発され、戦果を上げた記録が残っている
全く予知できない方面から狙撃、観測を行うため、その姿を捉えたものはいない
ヒースハイデ級レーダー駆逐艦は極秘のうちに運用され、何らかの理由で16年前を最後に姿を消している

◆◆一般兵器設定◆◆

◆戦闘ヘリ
・攻撃方法……ロケット
・攻撃属性……物理射撃火器
戦闘ヘリコプターです。ロケット砲で武装しており、地上や艦艇に向かって無数のロケットを発射し、打撃を与えます
低空を滑るように飛行します。あまり高度を上げると、霊障によって不具合が引き起こされ、墜落するからです
安全圏内の高さはおよそ300メートルと言われています
高度に機械化され、操縦・攻撃・通信を一人で行えます
他の乗員を乗せることはできません。いわば、人間を操縦コンピュータにしたドローンです
非常に安価であり、水素エンジンによるローター駆動に加え、使い捨ての短距離ロケットブースターを備えています
防弾性能はそれなりにある頑強な作りで、簡易な対空機銃では動きを止められません
乗員が降りることは想定されておらず、最後は目標や艦艇に突進して目的を達します

【開発経緯】
粉塵による出生率の低下や乳児死亡率の増加の中でも、人類はその数を増やそうとしていた
しかしながら、残念なことに、虚空領域の資源は彼らを全員生きながらえさせるほどのキャパシティがなく
どうにかして「間引く」か課題となっていた
そこで、安価な攻撃兵器でもって消費することで、最大の戦果と最小のリソース消費を実現しようとした
操作は単純で、10代の若者に使用させることを想定している

◆ドローン
・攻撃方法……ドローンマシンガン
・攻撃属性……連射物理射撃火器
無人飛行ロボットです。専用の小型マシンガンで武装しています。主に対人掃討を任務とします
地上からおよそ20メートルの低空を高速で飛来し、敵対する人間を容赦なく攻撃します
対グレムリン戦闘にも耐えられる装甲と機動性を持ち合わせています
操作は無線操縦や全自動で行われます
非常に安価であり、小型ジェットエンジンによる高速移動や、折り畳みジャイロによる省エネルギー滞空が可能です
安全で効果的な戦力のため、各陣営が大量に生産し、前線へ送り込んでいます

【開発経緯】
教育を受けた優秀な人材は貴重であり、このようなエリートはわざわざ前線で命を懸けることはなかった
戦場ではもっぱら無人機や劣悪な有人兵器が跋扈し、選ばれた指揮官は後方から射撃をするのみである
戦争は変わり、死ぬ必要もない人間は死ぬ必要がなくなったのだ
あの、発掘兵器が実用化されるまでは。
ドローンの攻撃を弾き、後方の艦隊まで瞬時に肉薄する悪鬼
グレムリンが現れるまでは……

◆海上トーチカ
・攻撃方法……パルスキャノン
・攻撃属性……粒子射撃火器
装甲を施した大型のブイです。パルスキャノンの砲塔が搭載されています。主に海上防衛を任務としています
海の上で停留し、通りかかる敵性の船や機体を砲撃し、防衛します
古来より使われている海上要塞です
常に5~6人の乗組員が滞在しています。ある程度の生活ができる作りになっています
それなりにコストがかかる設備ですが、長持ちする頑強さがあるので、無数に生産され海を護ります
移動能力は皆無です

【開発経緯】
領海防衛に際して、船舶はあまりにも高コストであり、そして新造するのは困難だった
そこで、海上に漂う小型要塞としての海上トーチカが開発された
船舶に比べ移動性能は無いに等しいが、十分な防衛能力を持っていたので問題はなかった
浮島となり浮かび、植物を育て鳥と語り、平和な時代を過ごしていた
七月戦役で、その大部分が海に消えるまでは……

◆パルス対空砲台
・攻撃方法……対空パルス砲
・攻撃属性……連射粒子射撃火器
小型砲塔を1基搭載した水雷艇です。連射性能の高いパルス砲が搭載されています。主に対空攻撃と船舶護衛を任務とします
水雷艇は魚雷でもって艦船にダメージを与える船ですが、これは対空に特化したもので魚雷搭載能力はありません
もはや対空にしか役にたたないため、砲台扱いになっています
2~3人の乗組員で操縦・攻撃を行います。時には、自ら盾となり魚雷を受け止めます
速射性能の高いパルス砲はそれなりの火力であり、近づく飛行兵器に弾幕を浴びせます
砲台とありますが船なのでそこそこ早く移動できます

【開発経緯】
高コストな船舶を護るために、そしてドローンやヘリと言った安く攻撃力の高い兵器に対策は必須であった
そこで、水雷艇を完全に対空砲台として設計・運用することが進められた
対空パルス砲は群れて発射するとすさまじい弾幕となり、並の低空飛行兵器では近づけなかった
そのため、先に魚雷を無数に打ち込んで群れている水雷艇を破壊する必要があった
いわば、時間稼ぎの盾そのものであった

◆ボルトタンク
・攻撃方法……放電
・攻撃属性……電子射撃火器
放電コイルを装備した大型ホバータンクです。海やタワー内部を滑るように移動します
旋回砲塔の他には対人用のマシンガンと電子殺傷銃が装備されており
歩兵にとっては脅威となります。近づくだけでも電気を浴びて黒焦げになるでしょう
3~4人の乗組員で操縦され、仕様上随伴兵はいないので、
他の機動兵器と共に運用されます
ボルトタンクは長らく戦場の主流でしたが、
ヘリやドローンの進化、グレムリンの登場で第一線を退きつつあります

【開発経緯】
虚空領域千年の歴史の中でも、やはり歩兵の力は強かった
そのため、歩兵を完全に殲滅するための兵器として
考え出されたのがボルトタンクだった
ロケットの有効射程内に入ると、どんな兵器でも歩兵に破壊されるリスクを伴うが
このボルトタンクは300メートルの放電距離を持っているため、
ほぼ一方的に攻撃することができた
一度放電が始まると、半径300メートルは激しい落雷を受けたかのように
破壊されてしまうだろう

◆電気柵
・攻撃方法……電磁アンテナ
・攻撃属性……連射電子射撃火器
電磁アンテナを張り巡らせた、境界防衛用の水上浮遊柵です
かつては海を封鎖する際は機雷を敷きましたが、
水上ホバーや、ドローンなどの飛行機械の普及で無力化されました
そのため、チェーンで連結したブイを張り巡らせる電気柵が生まれました
高圧電流発生装置の連結した電磁ネットが水上にあり、
その上には電磁アンテナがあります
これで水上や軽い上空を飛行する全てを、自動的に撃墜、進行不能にさせます
ブイにはスクリューがあり、ある程度位置を微調整できます

【開発経緯】
開発コードネーム「テニスネット」と呼ばれていたもの
古来より境界防衛のために長く海上を区切り、各勢力の縄張りを決めていた
しかし、七月戦役の混沌の中、多くの電気柵が断裂し、海の秩序は破壊されている
いまは生き残った電気柵でグレムリン防衛のために稼働しているが、
力不足なところは否めない

◆◆装置◆◆

◆重粒子イオン=パルス駆動
heavy-particle-ion=pulse-drive(HPI=PD)
交流電線2本に追加で、パルス線というワイヤーを追加した3本線の電源を持つ機関
主にグレムリンのボディパーツに使用される駆動系である
これによって、まるで磁石のように関節が吸いつき、自由に可動する
また、浮遊力を発生させることができ、海面や地上を滑るように移動できる
消費電力は従来の兵器に比べ圧倒的に少ないが、
パルスの生成が非常に困難であり、かつ、電流と密接にリンクしているため
専用のエンジンかバッテリーを必要とする